アキレス腱断裂 手術の記録

実は一週間前に、フットサル中にアキレス腱を切断しました。二泊三日で入院して手術をしました。

当分スポーツは禁止。ていうかそもそも歩けません。秋のマラソンレースはすべてキャンセル。ジョギング再開も正月明けくらいからになりそうです。とほほ。でも、必ず復活します! “I shall return!”

アキレス腱断裂は最近増えているらしいです。これからケガをしてしまう人も出てくるでしょう。私が体験談を書くことによって、もしかしたら役立つかもしれない。

今後定期的にポストしていくことにしました。

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ケガ当日

「パン!」と切れた

2016/9/3(土)の21時ころ、フットサルのゲーム中に、左足のアキレス腱のあたりを後ろから蹴られたような感覚がありました。「え?」っと後ろ振り返っても誰もいません。その後、立てなくなって、ペタっと座ってしまいました。

周りのプレーヤーいわく「パン!と切れたような音がした」ということです。左足のアキレス腱をさわるとプニュプニュしてます。足首を伸ばすことはできても、曲げることができません。「ああ、アキレス腱切れたのかな」と理解しました。

日赤病院へ

そのまま車に乗せてもらって、整形外科の夜間当番医の静岡日赤病院へ。先生に診てもらい「切れてますねー」とのこと。手術でつなぐか、そのまま固定して保存する方法もあると言われました。その時は「手術でお願いします」と即答。2日後の午後に手術室を予約しました。

「今から入院してしまいますか?」と聞かれました。少なくとも次の日の午後から入院しなくてはいけません。この日は既に23時過ぎ。帰宅してもすぐに病院に帰ってくることになります。とはいえ、病院で三泊はキツイなと思い、この日は採血と心電図をとっただけで帰宅。翌日出直すことにしました。

その日はなんとかシャワーを浴びて、ビール飲んで就寝。

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ケガ2日目 入院初日

病室まで

朝から身支度を整え始めました。しかし、左足にギブスしているため、思うように進みません。頼りの妻は車のハッチバックに頭をぶつけたとかで、ダウンしてしまいました。結局、長男に色々持ってきてもらいました。

14:00から入院ということで家族と病院へ。いっこうに呼ばれる気配がなく、15:00ころようやく病棟へ。身長と体重を測って病室に案内されました。5人部屋です。

看護師さんが説明に来るとのことでしたが、なかなか現れず。二人の子供たちは完全に飽きてしまったため、帰ってしまいました。その直後に看護師さんが現れて、入院と手術についてのレクチャー。時間が無いのは分かるんだけど、こういう必要だけど誰が説明しても良いような業務は、人工知能に置き換わって欲しいと思いました。

なんと発熱38.8℃

後は明日の午後の手術まで自由。疲れを感じて、ベッドに横になりました。すると、寝しなにまた看護師さんが。血圧と体温を測るとのこと。血圧は130。ん?いつもより高いなと思いました。そして、体温を図ってみると「38.8℃」。あれ?っと思いもう一度測ってみても同じでした。

看護師さんが「どうしましょう〜」と慌てはじめました。氷枕を3つ持ってきてくれて、まずはこれで冷やしてくださいとのこと。首筋と両脇を冷やしながらしばし寝ました。

そういえば一昨日はものすごい暑さの中ゴルフ、昨日は汗ビチョビチョのまま病院へ行ったので、ちょっと冷えた感がありました。そして今回の一件。昨晩は良く眠れなかった。疲労が溜まっていたのかもしれません。

熱が下がらないと手術ができないということで、無理せずひたすら寝ていました。夕食後に採血を2本取り、解熱剤の座薬を2本投入。後は朝熱が下がっていることを祈るばかり。

朝6時に起床して、体温を測ってみると37.5℃。看護師さんがちょっと安心した表情を見せたので、手術は行われるのでしょう。10時までの間にOS1を1l飲むように言われました。点滴代わりだそうです。

ケガ3日目 手術日

手術は特に問題なし

前の晩は、持ってきた麦茶かなり飲んでいたのもあって、トイレの回数が多かったです。その都度松葉杖で移動するため、かなり疲労しました。実はこの松葉杖には、後日問題があることが判明しました。改めて記事にします。

手術は15時からの予定でしたが、朝一で12時に変更になりました。9時ころ主治医の先生が様子を見に来てくれたときには、「12時はないよ、もっと後だよ」って言っていたのに、結局11:45に手術室に呼び出されました。慌てて手術用パジャマに着替え、右足にふくらはぎを締め付けるゲーターを履きました。血栓防止です。マラソンでも使えそうです。病院に向かっている妻とは会えず、手術室へ。

手術用のベッドに移り、点滴をつけました。手術はうつ伏せで行います。パンツ一丁でした。手術室はすごく冷えていて、布団乾燥機のような温風が出るチューブをはおりました。

麻酔科の先生から説明がありました。発熱がありますが、今回はケガで早く手術をしたほうが良いので、手術を行います。術後も発熱が続くことで、他の感染症などにかかる可能性もあることだけは、ご承知くださいということでした。ここまできたら、やるしかないっしょ。

麻酔は下半身のみ。背中の腰の当たりに注射のようなものをしてから、次第に両足がしびれてきました。膝を曲げられたりする感覚はあるので、これってメスで肉を切ったら痛みを感じるんじゃないか?と思いました。アキレス腱を引っ張る時がメチャクチャ痛いという情報もありましたが、私の場合は手術中の痛みはゼロでした。足元でなにかやっているなーという感じでした。

手術中の約1時間はずっとうつ伏せでした。この体勢が意外とキツイです。しかもあまり得意でない側を向いてしまいました。辛抱するしかないです。

麻酔が切れない!

13時10分くらいに手術が終わり、尿道にカテーテルが取り付けられました。チョコチョコっと作業して終わったので、簡易的なものかなと思ったら、ガッツリ膀胱まで入れるタイプのものでした。

温風機とカバーが取り外され、病室のベッドに仰向けに移し替えられました。寒い!!汗が冷えて、発熱もあったので、ガタガタ震えてしまいました。毛布をかけてもらい落ち着きました。

病室へ帰ると、妻はいませんでした。下半身の麻酔は3時間ほどで切れるとのこと。まったく動かないので、寝返りが打てません。この体勢で3時間はキツイなーと思いました。ゲーターをはいた右足には空気圧で動くマッサージ器がついてました。

30分ほどして妻が現れました。「先生から話があるというから、ラウンジで待っていたのだけど来ない!」と言ってました。看護師さんに問い合わせると、先生は帰ってしまったので、後でもう一度来てくれるとのこと。連絡が上手く行き届いてないようでした。こういうのも、人工知能でカバーして欲しい!

妻の相手ができる状況ではなかったので、寝てました。じきに先生がやってきて、手術の結果の話をしてくれました。特に問題なくできたようです。その後妻は帰宅。

手術直後は、看護師さんが頻繁に体温と血圧を測りにきました。指先には酸素計が付けられてました。時間が経つにつれ、測定の頻度も減ってきました。

16:00が過ぎました。麻酔が切れると言われていた時刻ですが、切れる様子がありません。僅かながら、左足の指先が動くくらいです。実は体勢が厳しかったので、看護師さんが良いよというので、ベッドの傾きを立てて、頭を高くしていました。もしかしたら、これが麻酔の抜けを遅くしているのでは??と思い、傾きをゼロにしました。腰が痛い……。

看護師さんが心配そうに声をかけてくれます。「寝返りします?」と言われて「するする!」と答えました。とりあえず右側に寝返りを。これだけですごい楽です。一眠りできました。

傷口と尿道に激痛

起きたら18:00頃。1時間くらい寝ていたようです。すると、両足の指がしびれながらも、明らかに動かせるようになっていました。太腿も動きます。お尻の感覚がまだ戻ってきていませんが、寝返りはできるようになりました。助かった!と思いました。

19:00くらいにはしびれが取れたので、看護師さんを呼びました。車いすに移動できるかのチェックをしました。これができると、尿道カテーテルを外すことができます。違和感を感じていたので、外してもらいました。右足のマッサージ器と指の酸素計も外されました。

点滴だけは継続なので、一人でトイレには行けません。看護師を呼んで車椅子か、尿瓶にするよう言われました。

元気になってきたタイミングで、周りは夕食が始まりました。私には夕食はないそうです。事前に言われてはいたのですが、ショックでした。美味しそうな香りが部屋中に漂っていて、発狂しそうになりました。とはいえ、麻酔が切れてほっとしまいた。

ところが、20:00過ぎから次第に手術した左足が痛みが。メスで切ったんだから、痛みがあるのは当然ですよね。手術経験のある妻から、痛みは我慢せず、痛み止めを積極的に利用したほうが良いと言われていたので、看護師さんに痛み止めをお願いしました。座薬2本を入れてもらいました。

トイレに行きたくなりました。看護師さんを呼ぶのも面倒なので、尿瓶にチャレンジしてみました。でもなかなか出てこない。ようやく出るかなーと思ったら、今回の入院でマックスの痛みが!! 尿道が痛いんです。足より痛い。後で男性の看護師さんに聞いたら「そうなんです。カテーテル抜いた後ってすごい痛いんですよ」だとか。早く言ってよ!!

夜は眠れず。左足の痛みは引かず、ドンドン増してきます。薬が効いていないようです。23時くらいに見回りの看護師さんに「痛い」と告げました。痛み止めは4時間空けないと使えないそうです。1時間くらい我慢。

0:20くらいに看護師さんを呼んで、痛み止めを再投入してもらいました。これがすごい効いたようで、その後すぐに寝てしまいました。自衛隊の病院に入院している夢をみました。

ケガ4日目 退院

美味しい朝食

4:00に起床。痛みで起きました。次は5時以降と言われていたので、しばし我慢。5時過ぎに、錠剤の痛み止めを飲みました。その日は6時間おきに薬を飲みました。耐え難いほどの痛みは出なかったです。

6:40に採血と点滴の追加がありました。

そして……、8:00からようやく朝食!! 一昨日前の夕食以来なので、一日半ぶりです。揚げなすの香味酢あえと、オムレツとお味噌汁。野菜ジュース。すべてが美味しかったです。よく噛んで、味わいながら頂きました。

病院の外へ

9:00に点滴が外されて、ようやく自由の身に。松葉杖でトイレに行き、久々の大を。主治医も様子を見に来てくれました。診察は来週の月曜日とのこと。今後の装具についても相談させていただきました。

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10:00頃に妻が到着。車いすを借りて、退院しました。シャバの空気は美味しい。

発熱は結局5日目まで続き、6日目の朝に下がりました。

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手術と保存をどちらを選ぶか?という時に、手術による体力的な負荷と、時間的制約は考えた方が良いと思います。私の場合は二泊三日とミニマムな日程でしたが、病院によっては、一週間くらい入院が必要なところもあるようです。

私の体験談が、参考になれば幸いです。

【参考】

カテゴリー「アキレス腱断裂の治療」記事一覧 手術後から半年後の完治、その後の様子を更新中。

ジョグノート ケガ後毎日日記をつけてました。

今日のわかった

長編大作となってしまいました。退院してしまえば、なんてことないですが、入院中は自分の身を呪いました。早く退院したいの一心でした。

退院後も発熱は続き、入院生活の後遺症のような症状も発生しました。それについても、おいおい書いていきます。

入院は、予想以上に心身に負荷がかかります。

アキレス腱断裂の治療
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コメント

  1. 児島有理 より:

    かん吉さん、入院でしたか、大変でしたね。
    文の中でOS 1を飲むように指示されたとあったと思いますが、病院から支給されたのか、ご自分で販売機か売店から購入されたのか気になりました。OS 1は、私もダンスの先生から夏のレッスン時に飲むスポーツ飲料として、敢えて勧めるとしたらOS 1が身体の成分に近いとかそんな理由で、聞いたことがあります。以来、ポ◯リやア◯◯リ◯スよりも、OS 1を探すようになりました。
    また、松葉杖についての記事も読みたいと思います!

    • かん吉 より:

      OS1は病院から点滴代わりに飲むよう指示されました。OS1は吸収が速いんですよね。マラソンでもよく利用してます。自分で作ることもできますよ!

  2. タカマサ@ナマハゲ より:

    いつも更新を楽しみにしています。
    今回に限って、記事をじっくり読めませんでした。他人事とは思えない、実にリアルな内容でした。
    一日も早い回復を心より願っています。
    これまでの記事を参考にしてできる範囲で準備をしてきましたが、地元で行われるフルマラソンに初出場します。かん吉さんの分まで頑張ります(4時間30分が目標タイムです)。

    • かん吉 より:

      マラソン大会頑張ってください! 私はまず来年の春ころに、近所のレースでのファンランを目指します。

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