最大のチャンスは降ってくるのではなく、自分で掴む! 東大8年生自分時間の歩き方

東京大学を休学して、外国で生活。メキシコのタコス屋台で働いていたことも。

8年かけて卒業した後、結婚して地元で寺子屋を開いたり、そして現在は遠藤航選手などの、海外でプレーする選手対する、語学や異文化生活のサポートを行う事業を行っている方の話です。

ブラジルのプロチーム「サントス」で仕事をした経験もあり、ネイマール選手が日本に来た時の通訳も受け持っているとのこと。

東大8年生 自分時間の歩き方

最近の東大生は、コンサルティングの職に就くことが多い印象があります。卒業に8年かかったことも含めて、異色の経歴の方です。

東大に合格できるくらいだから、なにをやってもできる方なのでは? と思う方は多いと思います。私もその一人です。本書を読みながら思った感想を書き留めておきます。

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行動を起こさなければ、何も起きない。始まらない

いくら能力が高くても、自ら行動しない限り、何も起きないということです。

為末大さんが「なにかあったらどうするんだ症候群」について、語っていたことを思い出しました。

なにかあったらどうするんだ症候群とその対処法

誰かが何かを始める際に、その行動を「否定」することは、誰にでもできます。何事も、全て完璧なプランは存在しません。リスクが高い部分を取り出して「これは失敗するリスクが高いのでは?」と否定すれば、プラン全てを否定できます。

プランを実行したい人は、周りからそういった細かい否定を、一つひとつ潰していく必要があるのです。まさに多勢に無勢。強い信念がないと、やり遂げることは難しいでしょう。

行動した者だけが、前に進める

しかし、多少のリスクを背負いながら、やりきった先に待っているのは、大いなる成功です。それに対して細かなリスクを指摘していた周囲の人は、何も得ることはありません。

「否定するという行為」は、論理的に正しいことが多いので、自己肯定や優越感を得やすいですが、結局なにも生み出しません。前に進めません。いわゆる「ドリームキラー」と呼ばれる人たちも、他人を否定することで、自分を存在たらしめているます。

もちろん、否定的な意見も、プランをブラッシュアップするためには必要です。しかし、否定を繰り返す人自身は、なにも進めません。

成功ストーリーから学ぶ

本書の著者の方も、色々周りから言われたと思います。しかし、自分の直感を信じて、行動を起こした。

ブラジルのサンパウロにある、サッカーチーム「サントス」へ、アポ無しで接触して、ウェブ事業の仕事を掴んだ。ほんの一瞬のチャンスを逃さなかったのです。

「それは東大生の彼だからできた」という意見もあるかもですが、こういった成功ストーリーは、結局のところ「やるか、やらないか」に集約されます。

重要なことは、著者の成功ストーリーから「我々が何を学ぶか」なのです。

今日のわかった

この本は、たまたま家族が読んでいて、机の上に置いてあったので、ふと読んでみました。自分が選んでいない本を読むのも良いですね。

読書感想文
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