Movabletype⇒WordPress移管で、パーマリンクを変えない方法

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MobvabletypeからWordPressへの移管の際、SEOの観点から、各ページのパーマリンクは同一にしたいです。今回行った方法を紹介します。

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各記事のパーマリンク

最低でも記事エントリーのパーマリンクだけでも再現しましょう。検索エンジンからのアクセスが激減してしまいます。

先日紹介した移行用テンプレートを使うと、<wp:post_name></wp:post_name>タグで<$MTEntryBasename$>データを移行しています。このデータはMovabletypeの各記事のファイル名で、WordPress上では各記事の「スラッグ」に入力されます。スラッグは各記事のパーマリンクを指定する文字列になります。

WordPress管理画面の、「設定 >> パーマリンク設定 >> 共通設定 >> カスタム構造」にて、/%postname%.htmlと入力します。%postname%の部分にはスラッグの文字列に置き換わるので、元のパーマリンクを再現することができます。

しかし、この方法には面倒な点があって、記事を書く毎にスラッグを指定しないと、記事のタイトルがそのままスラッグに入力されてしまうのです。このような格好悪いパーマリンクになってしまいます。

この作業は結構忘れるので、プラグインで対策をしました。

スラッグを自動的にPostIDに置き換えるプラグインを入れておくことで、長々とした日本語のタイトルがパーマリンクになることを避けます。

カテゴリーページ・月別ページ

当ブログの場合、Movabletypeの頃はカテゴリーページはcat_<$MTCategorryID>.html、月別ページは%Y_%m.htmlのようなファイル名を指定していました。WordPressではアーカイブはカテゴリーであり、/cat1/cat2、/2012/05 のような形になり、.htmlの拡張子をつけることができません。

よって、301リダイレクトで対応しました。


RewriteEngine on

#カテゴリーページ


RewriteRule ^cat_<$MTCategoryID$>.html$ <$MTBlogURL$>cat-<$MTCategoryID$>/cat-<$MTCategoryID$> [R=301,L]

#月別ページ



RewriteRule <$MTArchiveDate format="%Y_%m"$>.html$ <$MTBlogURL$><$MTArchiveDate format="%Y/%m"$> [R=301,L]


こんなMTテンプレートを利用して、必要なリダイレクト文を全て書き出して、トップカテゴリの/.htaccessファイルにコピペしました。力技です。

携帯ページ

Movabletypeの頃は/m/カテゴリー以下に携帯用ページを書き出していました。WordPressの場合はktai-stypeで書き出すことにして、PC用と携帯用のページは同じURLなります。

/m/カテゴリに.htaccessファイルを置き、上記と同じ内容リダイレクト文をコピペしました。こちらも力技で。

フィード

フィードのURLは/feedとなります。Movabletype時代の/index.xmlを/feedにリライトしたかったのですが、どうもうまく行かないので、301リダイレクトしました。

Redirect 301 /atom.xml https://www.wakatta-blog.com/feed
Redirect 301 /index.xml https://www.wakatta-blog.com/feed

▼▼▼▼

とりあえず.htaccessファイルへの直接記述という力技で対応しておいて、検索エンジンのインデックスが完全に入れ替わったら、消去します。管理はシンプルなほうがよいですからね。

今日のわかった

しっかり対策すれば、SEO資産を完璧に移行することが可能です。

特にMovabletypeで長年更新して膨大な記事数になってしまった方は、しっかりSEO対策をしないと、これまでの苦労をドブに捨てることになってしまうので、ぜひ本記事を参考にしてください。

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