【重版出来】人気ブロガー本出版に込めた本音

10/8から発売開始となった拙著ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座 は、約二週間重版決定となりました。やりました!

当初から重版を目標に執筆してきたので、感無量です。今回、多くの方からご支援、ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。

人気ブロガー本に込めた「本音」を、少し語らせてください。

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初心者向けではあるが、未経験者向けではない

拙著は初心者向けと書いてあります。しかし、「ブログとは何か?」「無料ブログのセッティング方法」といった、ブログ未経験者向けの情報は一切ありません。

ごく基本的な知識から知りたい方は、まずはもっと簡単な本を読んだ方が良いでしょう。いきなりブログの設定からつまづくようでは、先は長そうですが。

初心者でも、トップへ上り詰めるためのロードマップをあらかじめ知っておいて欲しいのです。そうすれば、最短距離でトップを目指せます。本書は、そういう意味での初心者向け本です。

とはいえ、設定が難しい必需ツールについては、利用方法を詳しく書きました。

「石の上にも三年」「お茶くみ三年」などは、ベテランが新人に向かってよく言う言葉です。でもそれは、後輩に追いつかれて自分の仕事が無くなるのを防いでいる面もある気がします。

時代はドンドン進んでいます。先輩と同じ道をたどる必要はありません。ゴルフだって、初心者でもいきなり最新モデルのドライバーを握ります。簡単でまっすぐ飛ぶからです。まずは10年前のクラブから練習して……、なんてことはしません。

最新の知識とツールを利用して、いきなりトップ集団で勝負すべきです。

古株ブロガーへの対抗心

私がブログに力を入れ始めた当時、ソーシャルメディアが盛り上がっていました。ブログ記事をソーシャルメディアに流すと、多くの読者が読んでくれるようになりました。短時間で多くの読者を集められるようになったのです。SEOでじっくり的な、牧歌的な時代は終わりを迎えてました。

しかし、古株ブロガーさんたちは新しいブロガーに、「石の上にも三年」のようなことを言っていました。自分たちが何年もかけて築き上げてきたものを、新参ブロガーがソーシャルメディアを利用して数ヶ月で達成していくところ目にして、焦ったのかもしれません。

当WADA-blogは今年12年目。書籍・雑誌などで紹介されたりするようになった歴史ははっきり言って菅家さんより長い。「私のほうがブログ歴長い」と言うことは簡単だが、ブログでもアフィリエイトでもなんでも、古いかどうかなんて関係ない。私は特に何も目指さず、単に「日記替わり」としてブログ更新をしてきた。

その間、人気ブログを目指し、試行錯誤し、多くの本を読み、事例を研究し、自分自身のブログと記事を徹底検証して、ライフスタイルそのものまで変えてきた菅家さんの知見は卓越しており、私の比ではない。

そんな意味では、ブログ歴が長い人ほど読む価値あると思う。
マンネリ化している自身のブログ運営について再考するいいきっかけにもなるはずなので。

via: WADA-Blog

WADA-Blogのわださんが、私の本音を代弁してくださっています。わださんは昔も今も変わらずブログを通じて新しいことにチャレンジしています。私がリスペクトしているブロガーの一人です。

将棋の世界では、将棋ソフトの性能が飛躍的に進化し、情報も整理されて、誰でもすぐに上達できるといわれています。知の高速道路が引かれているのです。

同様に、ブログの世界にも高速道路は完成しています。寄り道する必要はありません。3年とか言っていないで、一気にトップを目指すべきです。それができる時代なのですから。

そんな、古株ブロガーさんたちへの対抗心が、拙著の根底には横たわっています。

もちろん、時間は味方してくれます。時間は信用を築きます。しかしそれは、一つ上のステージに上がってからの話です。ステージごとにやるべきことは異なります。まずは自力で這い登らなければなりません。

ある程度の実力と運があれば、誰にでもチャンスはある。あとはやるかやらないか。拙著が、ブログ初心者の背中をひと押しする本になってくれたらいいなと思っています。

むこう5年くらい類書を出させない

過去に、プロ・ブロガー本とブログ飯本という素晴らしいブログ指南本が出版されています。今回の新著では、同じことを書いても意味がありません。両著が「ブログで生活していく」という方向でしたので、拙著では「承認欲求」にテーマを絞り、「人気ブロガー」を目指す本にしました。

マズローの欲求5段階説によれば、人は生活やお金といった、基本的な欲求が満たされると、さらに高次の欲求を持ちます。周りから認められたり、自己実現の欲求が芽生えます。拙著はそちらをカバーしています。

むこう5年くらい、ブログ関連の類書が出版できないくらいの勢いで書きました。その結果が255ページにびっちり文字が埋まった本になってしまいました。手に取った瞬間は、ちょっとひるむかもしれません^^

泥臭いマーケティング活動

今回は最初から「重版」を目標にしていました。というのは、実は10年以上前に商業出版をしたことがあるのですが、プロモーションを出版社に任せっきりにしていたら、まったく売れなかったという苦い経験(黒歴史)があるのです。

もし二度目の出版のチャンスがあれば、やれることは全部やろう、思いっきり売りに売りまくろうと考えていました。人前で話すの苦手なのに、出版時期とちょうど合っていたWordCamp Tokyoでのスピーチへの立候補、予約キャンペーン東京から神戸まで日本横断書店営業など、思いついたことはすべてやりきりました。

もしかしたら、放っておいても売れたのかもしれません。しかし、私はウェブマーケターです。人生で一度か二度しかない出版というチャンスを利用して、手作りのマーケティングを仕掛けました。もし売れなくても、得られものは必ずあると思っていました。

今回の経験を通して、新しいマーケティング力を身につけることができたと信じています。

そして奇跡は起きた

今回の出版の状況は決して良いものではありませんでした。明らかに逆境にありました。まったく読まれない可能性の方が大きかったと思います。

しかし、ピンチをうまくチャンスに変えれました。最高の滑り出しをすることができました。

「絶対に重版をする」と最初から決めていたからこそ、思い切った舵取りができました。出版だけを目標にしていたら、指をくわえて見ていただけだったでしょう。その辺の話は、改めて書くことにします。

目標だった重版はなんとか達成できました。ゴールではなく、新たなスタートだと考えています。こんなチャンスは二度とないかもしれないので。満足せず、引き続き二刷、三刷と多くの人に読んでもらえるように、引き続き頑張ります。

【追記】

今朝、素敵な書評をいただきました。読んでいて嬉しくなってしまいました。ありがとうございます!

今日のわかった

本をたくさん売るということは、本を買ってくれた人たちへの恩返しだと思っています。

自分が購入した本が、その後もたくさん売れていることを知れば、嬉しいと思うのです。買ったかいがあったなと。

多くの人に読んでもらえるように、引き続き仕掛けます!

商業出版
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