イチローインタビュー 「不惑」の生き方を学ぶ

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日経新聞2013/2/13の朝刊に「イチロー惑わず」という、特集記事がありました。40歳つまり、不惑を迎えるイチローへのインタビュー記事です。

イチロー言葉からは、世界の第一線で勝負を続ける中で得た、人生やビジネスにも応用できる普遍の真理のようなものが、滲み出ていると思いました。

記事の中から、特に印象に残った3つの言葉を、私が感じたこと合わせて紹介します。

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誰かを「思い」何かをする

「何かのために」は聞こえは良い。

でも時に思い上がっているようにも思える。

人間関係に置いても言えることだが、誰かの「ために」やろうとすると厄介な問題になることがある。

しかし、誰かを「思い」何かをすることには、見返りを求めることもなく、そこに愛情が存在しているから不幸な結果になることが少ないように思う。

「与えよ!さらば与えられん」という言葉があるように、何かを得ようとするのであれば、まずは自分から与えなければなりません。人間社会において、一番欲しいものは「信用」です。信用は全ての利益の源泉です。

人に与えるということは、無理してお金や時間を相手のために使うことではありません。イチローの言葉を借りれば、自分の好きなことを、他人を「思って」行うことが大切です。

「他人のため」だと、確かに見返りを求めているような感じがします。

努力に見えるが本人にとっては全くそうでない

努力すれば報われると本人が思っているとしたら残念だ。

それは自分以外の第三者が思うこと。

もっと言うなら本人が努力だと認識しているような努力ではなく、第三者が見ていると努力に見えるが本人にとっては全くそうでない、という状態になくてはならないのではないか

自分の好きなことを他人を思いながら続けることは、「努力している」というよりは、ただ楽しいからやっている状態です。

でも、第三者からは、周りに対して色々してくれている、努力してくれていると見える。そういうポジションを確立できれば、人生はもっと効果的で楽しいものになるでしょう。

好きなことに全力を尽くすことで、周りも幸せになり、信用と感謝を得て、もっと頑張れる。そんな循環ができると良いと思いました。

今までの僕は全て消されると思った

敬遠ならどんなに楽だろうと思った。

そんなふうに思ったことは初めてだ。

この打席で結果を出せなければ、今までの僕は全て消されると思った。

2009年の第二回ベースボールクラシックの決勝戦、延長12回表2死二三塁の大一番でバッターイチロー。私もリアルタイムでテレビで観戦していました。本当に息の詰まる一戦で、一球一球に力が入りました。

イチローほどのバッターでもプレッシャーで押しつぶされそうな大一番。極限まで研ぎ澄まされた反射神経でセンター前に打ち返したあの場面は、イチローが、そして日本という国が一つの壁を超えられたような感覚でした。

いつ観ても痺れますね。

イチローの一振りは、大きな感動を与えてくれました。日本国民が感謝しました。でも、イチローは好きな野球に対して真剣に取り組んでいるだけです。別に野球が世の中に存在しなくても、人々の生活は回ります。それでも、好きなことを続けることで、多くの人に感動を与えられる舞台があることは、幸せなことだと思いました。

もちろん好きな事とはいえ、受けるプレッシャーやストレスは大きいと本記事にもありました。でも好きなことだから困難も乗り越えられる。

私も40歳、不惑に突入しています。

四十にして惑わず。

周りに惑わされず、本当に自分がやりたいことにフォーカスして、やっていきたいと思いました。

日経新聞の電子版でも読めるようです。

イチロー、40歳にして惑わず ヤンキースでの決意

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