コロナで失われる、小学生のゴールデンエイジ教育

新型コロナウイルスにより、子どもたちの教育が蝕まれています。

運動会、社会科見学、修学旅行、夏合宿といったイベントは中止に。他の世代が子供時代に得てきた知識や経験、刺激を取得できません。

子どもたちの後々の成長に、大きく影響する可能性があります。

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ゴールデンエイジは戻ってこない

特に小学生の高学年時代は「ゴールデンエイジ」と呼ばれていて、多くのことを吸収できる時期です。

この大切な時期は二度と戻ってきません。

学校生活やクラブ活動を通じて得られるはずだった貴重な知識や経験、刺激を受けられないことは、大きな差になる可能性があります。

例えば、小学6年生は、最終学年なので、色々なイベントでリーダーシップを取って活動するはずでしたが、そういう機会も失われてしまいます。

スキル不足が尾を引く可能性

後で取り戻せるという意見もあるかもしれませんが、そう単純な話ではありません。

例えば、音楽家に必要な絶対音感は、幼少期のころに訓練しないと得られません。

サッカーの足元の技術は、ゴールデンエイジが最も成長します。トップレベルの高学年のゲームは、体が小さいだけで、やっていることは、プロの試合と変わりません。

「スキルがスキルを呼ぶ」という言葉があります。早くスキルを習得すれば、そのスキルを元に更に高度なスキルを習得しやすくなります。

しかし、現在はスキルの習得が不十分に。この時期の経験不足は、前後の世代より不利になるかもしれないのです。

これまでにはないスキルを身につける

ピンチはチャンスと言いますので、この状況を逆手にとって、これまでとは違ったスキルを身につけるという方法もあります。

自分で課題を見つけて、自主的に学習を進める習慣をつける。

これまでの教育では身に付けられないスキルを学ぶ。例えば、AIプログラミングや、イラスト・デザインの技術など。

学校の授業のスピードは遅いので、ある程度できる子は、余った時間で他のスキルを身につけることで、逆転を狙えるかもしれません。

コロナを経験した子どもたちが活躍する時代を作る

コロナの出現は人類の行き過ぎた経済活動への警笛のような気もしています。

経済活動が活発化し、地球の温度はどんどん上昇しています。今年の梅雨は、強烈な梅雨前線が各地に洪水被害をもたらしました。

昨年は巨大台風が発生して、各地に甚大な被害をもたらしています。今年はどうなってしまうのでしょう?

コロナにより、世界中の経済活動が一時停止しました。

世界中の工場が停止し、走る車の量が減れば、熱の発生が抑えられれば、地球規模で気候が変わるかもしれません。

実際に、今年の4-7月は例年に比べて、涼しかったような気がします。

元の経済に戻すだけでなく、持続可能な経済活動を模索していけば、コロナを経験した子どもたちが活躍する場も増えると信じています。

今日のわかった

コロナを完全に駆逐することはできないことは以前からわかっています。波を上手くいなしながら、共存していくしかありません。

あと半年もすれば、ワクチンが出回り、有効な治療方法も確立されていくことでしょう。

今はしっかり生活していくしかありません。

教育論
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