古河はなももマラソン2019 動画撮影しながらスマイルランのつもりが、突っこんで玉砕

2019/3/10に開催された、第7回古河ははなももマラソンに出場してきました。

過去に3回出場して、すべてのレースで3時間11分以内のタイムを出している高速レースです。

今年は、2週間前の静岡マラソンでサブスリーを達成。ダメージが残る中でのレースとなったため、かねてからやってみたかった「ビデオ撮影ラン」に初挑戦。

タイムは3時間7分54秒(グロス)、3時間7分39秒(ネット)

スピードを落として、スマイルランのつもりが、スタートから突っ込んでしまい玉砕。後半失速の厳しいレースとなってしまいました。

スポンサーリンク

ビデオ撮影ラン

静岡マラソン後、ダメージがなかなか癒えず。はなももへの参加のモチベーションが下がっていました。

一週間ほど前に、ふと「動画撮影をしてみよう」と思い立ち、アクションカムを購入しました。SonyのFDR-X3000です。

手ブレ補正機能が秀逸ということで決めました。ランニング中は、カメラがかなり揺れるので、高性能の手ぶれ補正機能が不可欠です。

色々検討した結果、帽子のつばにアクションカムを取り付ける方法が、一番楽に走れることを知り、準備を進めました。

装備

静岡マラソンと全く同じです。紺のノースリーブと短パン。ゲーター。シューズはヴェイパーフライ4%。

頭につけたビデオだけが異なります。

ジェルは、SAVASを2本にカプチーノショッツを1本。15、25、35kmで。

メダリストは3袋。10、20、30kmで。あと塩熱サプリを5粒ほど。

交換用のバッテリーを3つ持ちました。一つ25gなので、合計75g。アクションカムが114g(バッテリー込み)なので、約200gほど重くなっています。

ペース

3時間10分を切れれば良いかなと。沿道の応援に応えながら、楽しく走ろうと考えていました。

思えば、私はレースに出場しはじめてから約12年。ファンランというものをしたことがありません。

サブスリーも達成したことですし、今回は力を抜いて楽しく走りたいと思っていました。

スタートまで

例年通り、前日に大宮のホテルに宿泊。

当日は5時15分起床。コンビニで買っておいたおにぎり2つとお味噌汁を食べ、お餅を3つ湯煎。スタートまでに食べました。

ホテルを6:35に出発。6:55の始発に乗りました。電車は10分くらい前には入線するので、早めに行くと確実に座れます。

古河駅からはバス。駅から発着所まで意外と遠い。スタート会場には8時ころに到着。まずゴールの陸上競技場で参加賞を貰い、そのままコインロッカーのある場所へ。

とりあえず荷物をコインロッカーに入れて、トイレ(大)などを済ませました。

今回はBゾーンなので、スタートは焦らず。それでも9時頃には着替えや身支度を済ませて、コインロッカーを施錠。

暖かくなりそうなので、アームウォーマーと手袋やなしで。

トイレ(小)に寄って、準備運動をしながら、スタート地点へ。9:30から交通規制が開始。整列が始まったので、一番脇の縁石に座って待ちました。

2分前にビデオ電源ON。撮影開始。10時ピッタリにスタート!

動画をYouTubeにポストしました。編集する時間がなく、まずはノーカット版で!

0-15km

スタートは大混雑。しかし、去年までのCゾーンとはスピードが違う。周りが速いです。そう来なくっちゃ!

ペースはいきなり4’10/km。あまり遅いと、後ろのゾーンのランナーに迷惑がかかると思い、スタート後しばらくはスピードを上げました。

去年まで、「前のランナーが遅すぎる!」と、思っていたので。

1km過ぎて右折すると、大通りへ。ここからは周りとの間隔も開き、ゆとりをもって走れます。

スピードダウンと思ったのですが、カメラも思ったより気にならないので、このまま行けるところまで言ってみようと思いました。

初ビデオランナーでサブスリーみたいな欲が出てしまったんですよね。

走りの感覚は、静岡マラソンと同じ。ヴェイパーフライ4%が、前へ前へと引っ張ってくれる感じ。ただ、ちょっと暑いかなと感じました。

6.5kmの動画 7:14に登場します。

7km地点でようやく給水。貰えるだけ貰いました。3杯もらったかな。給水が間に合っていない感じでした。

風も常に向かい風のような感じ。こういうときは、風が弱いので、あまり気にしなくてOK。安心して走りました。

二回目のスライドで、トップ集団を見かける。静岡マラソンを走っていた、坂本さんともうひとり。同じレースの連戦に、勇気を貰えました。坂本さんは、そのまま優勝したとのことです。おめでとうございます。

0-5km 21’09 4’13/km
5-10km 21’02 4’12/km
10-15km 21’17 4’15/km

15km-中間点

次第に、ビデオの重さが気になってくる。つばが下がってきて、サングラスが支える感じに。鼻に重さがかかる。

どうも、ビデオだけでなく、帽子が汗で濡れて、重くなっている。つばも重くなっているみたい。ランニング用ではなくて、もともと重い帽子。

次第に重さが気になるようになってきました。

20km手前で、ビデオ撮影時間が1時間20分くらい。ゴールまでは持たないので、走りながらバッテリーを交換しました。

ところが、その際にトラブルが。ビデオの固定が緩んできたのが気になって、持っていた1円玉でネジを締めようとしたら、1円玉を落としてしまったのです。

拾いに戻って再び走り始めたのですが、ペースが落ちてしまいました。

ビデオの固定は、ノブなどで手動で締められるように、今後は改良します。

15-20km 21’39 4’19/km
中間点 1:29’47

中間点-32km

ハーフ通過は1:29’47。サブスリーペースで行けました。

ここからは、4分20秒台のキープがやっと。頭のビデオも重い。次第に下を向くことも多くなってきました。

25kmくらいからの下りでペースを掴み、30kmの最後の折返しまでは、スムーズに走れました。

しかし、残り10kmを切った辺りから、さらに疲労が強くなってきました。足が前に出ない。

初めてのビデオ撮影ですが、できれば3時間10分は切りたい! 4’30/kmで粘っていればチャンスはある。

沿道の応援から力を貰い、前に足を進めました。

20-25km 21’51 4’22/km
25-30km 22’21 4’28/km

32km-40km

ラスト10kmはマイルストーンが多い。

まず35km。次が残り5kmの37km。残り3kmの39km、40km、ラスト1kmの41km。3

35kmを過ぎると、マイルストーンの間隔が短くなっていくので、ゴールに近づいてくる実感が湧いてくる。

残り3kmになると、いつもの練習コースのあの辺くらいまで頑張ればゴールだ!と、自信が出てきます。

ゴールに近づくにつれて、応援も増えてきて、元気になっていきます。

30-35km 23’15 4’39/km
35-40km 24’43 4’56/km

39km地点。11:48に登場します。

40km-Goal

残り2km。競技場は見えていて、花火が上がりました。おそらく女子の1位がゴールしたのでしょう。

いつものように、脳がゴールを意識しはじめて、体が動き始めました。

そして、せっかくビデオ撮影しているのだから、もっと沿道の応援にこちらから声をかけたりすれば良かったと反省。スピードを上げすぎて、後半は失速して、余裕がありませんでした。

ラスト1kmからが長い。運動公園をぐるりと回って、最後は競技場1周。

なんとか3時間10分は切ってゴール!

40km-Goal 10’22 4’43/km

ゴール後

ゴール後は、体全体にずしりと疲れが。着替え中にも体幹の奥からズシリと鈍い痛みのようなものが。

富士登山競走のゴール後と症状が似ています。

おそらく、ビデオを装着したことにより、いつも以上にインナーマッスルに負荷がかかっていたのかなと。

ビデオを装着しても速く走るには、体幹をもっと鍛えないとです。

レース後は地元の同級生と落ち合って、反省会。

レースの反省

2週間前の静岡マラソンでサブスリーを達成。同時に市民ランナーグランドスラムも達成してしまいました。

いまいち、モチベーションが上がらなかったのですが、ビデオ撮影というアイデアが浮かび、新たな目標の中で走れました。

初めてだったので、バッテリー交換時にまごついたりしましたが、良い経験になりました。

チャンスがあれば、またチャレンジしてみたいです。

最後になりましたが、古河はなももマラソンに関わったすべての方に感謝します。なんとか走り切りました!

動画では、前半のサブスリーペースと、後半のタレの比較が見どころです(^^;;

ラップ

タイムは3時間7分54秒(グロス)、3時間7分39秒(ネット)

前半 1:29’47
後半 1:37’52

コメント

タイトルとURLをコピーしました