第76回富士登山競走山頂コース2023 五合目関門ギリギリ通過も山登りで失速

2023年7月28日に開催された、富士登山競走山頂コースに出場しました。

昨年、前半で脱水してしまったので、前半はペースを落として、後半の山登りのパワーを貯める戦略で走りました。

ところが、ペースが遅すぎて、五合目関門をギリギリ通過。その後はペースが上がらず、八合目関門を通過できませんでした。

今後のために、失敗した原因を詳しく分析しておくことにします。

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今年も富士登山競走に出場!

今年も2023年7月28日に、富士登山競走が開催されます。

私も山頂コースにエントリーしてしまいました。山頂コースは3度目のエントリーです。

勢いでエントリーしてしまい、かなり後悔しています。でも、出場するからには、なんとか完走したいです。

富士登山競走は走力だけでなく、事前の計画と準備が大きくものをいうレースですので。しっかり準備をしたいと思います。

事前のレース戦略

2018年に、山頂コースを完走しています。昨年2022年は出場しましたが、完走できませんでした。その時の経験を元に考えました。

目標ラップ

今回の目標も「完走」です。以前のような走力は持ち合わせていないので、4時間29分59秒ギリギリでゴールに滑り込むようなプランで走ります。

基本は、過去のレース分析から

  • 馬返し 1時間3分以内
  • 五合目 2時間以内
  • 八合目関門 3時間50分以内

で走れるが理想ですが、無理してペースを上げると消耗するため、多少の遅れはOKとします。

細かい目標タイムはこちら。

0:15 北口本宮冨士浅間神社給水所
0:40 中茶屋給水所
1:05 馬返給水所
1:28 二合五勺給水所
2:00 五合目給水所
2:15 六合目給水所(安全指導センター)
2:40 七合目(花小屋)
3:15 八合目給水所(太子館)
3:28 八合目給水所(白雲荘)
3:50 八合目関門(富士屋ホテル)
4:00 八合五勺給水所(御来光館)
4:15 九合鳥居

水分補給

前回の失敗は「補給」でした。まずは水分補給。

①スタート会場給水ポイント、②北口本宮冨士浅間神社給水所、③中ノ茶屋給水所、④馬返給水所、
⑤三合目給水所(吉田口登山道二合五勺地点と細尾野林道との交差)、⑥五合目給水所、
⑦六合目給水所(安全指導センター)、⑧七合目給水所(花小屋)、⑨八合目給水所(太子館)、
⑩八合目給水所(白雲荘)、⑪八合五勺給水所(御来光館)、⑫山頂給水所(扇屋)

安全にレースを楽しむために

給水箇所はこれまでと同じです。六合目と七合目の給水が復活しています。

ただし、前回からマイカップ持参になっています。

前回は、焦って水の補給が十分できず、五合目の時点で脱水してしまいました。

今回は、空のペットボトルを持って行って、給水所でしっかりペットボトルに水分を入れて、走りながら補給しようと思っています。

前回は、プロテインのシェイカーを持っていったのですが、口が大きすぎて、飲みづらかった。

給水タンクの蛇口がやっかいで、一番右まで回さないと、水が出てきません。前回はそれがよく分からなくて、水が出てこなかったのです。

確か、100ccくらいの小さなスポーツドリンクが置いてあるエイドもありました。見つけたら積極的に飲むようにします。

【追記】情報出ました。給水は以前のような、プラコップ並列方式に戻すそうです。

第76回富士登山競走給水所について

エネルギー補給

こちらについては、全く情報がありませんでした。前回もエネルギー補給できるエイドは、見かけませんでした。

大会本部に問い合わせをしていますが、ジェルを十分持っていったほうが良さそうです。

【追記】情報でました。以前の形に戻すそうです。

・浅間神社:水
・中の茶屋:水、タブレット、レモン
・馬返し :水、タブレット、レモン
・三合目 :水、バナナ、レモン
・五合目 :水、タブレット、バナナ、レモン、パン
  
・六合目(安全指導センター):水
・七合目(花小屋):水
・八合目(太子館):水
・八合目(白雲荘):水
・八合五勺(御来光館):水
・山頂ゴール:水

第76回富士登山競走給水所について

朝食

コース上でのエイドが期待できないため、事前にエネルギーを十分補給していこうと思っています。

宿ではおにぎり2つとお味噌汁。そしてお餅を3切れ。

スタート地点で、アンパンを食べる予定です。

トレーニング

7/18時点で、15%400m坂道ダッシュを43本。石段ダッシュを17本実施しました。
その他、草薙激走会やパークラン、月例にも参加し、前回よりもトレーニング量は多いです。

7月 15%400mダッシュ10本 八幡山石段ダッシュ12本 久能山石段ダッシュ5本
6月 15%400mダッシュ25本
5月 15%400mダッシュ8本

ヘルメット

今年も「ヘルメット着用」が義務となっています。帽子のインナーに入れるタイプのものを六合目で貸し出ししてくれるそうですが、今回は完走ギリギリなので、事前に同じものを購入して、スタートからかぶっていくことにしました。

ヘルメット着用について

健康管理

健康チェックシートの提出が義務付けられています。一週間前の7/21からの記入が必要です。

健康チェックシート

その他

前回はポーチに色々入れすぎて、重くなってしまい走りにくかったです。

今回は、持ち物をダイエットしようと思っています。

悩ましいのが下山時用の水中メガネ。私はハードコンタクトレンズなので、乾燥時の砂埃は致命的です。

適度に雨が降っていれば良いのですが…。さてどうしましょう。事前の気候で判断します。

スタート前

自宅で夕食と入浴を済ませ、18時前に車で出発。東名高速と東富士五湖道路を経由して、富士吉田市へ。

サクッと前日受付を済ませて、宿へ。

途中のコンビニで翌朝の朝食のおにぎりを購入しようとしたら、売り切れていて焦りました。

何軒か寄ってやっと見つけたと思ったら、消費期限が翌朝の1時まで。背には替えられないので、購入。

結局、山中湖近くのセブンイレブンで、消費期限が翌朝7時までのおにぎりを見つけ、先に買ったおにぎりは食べませんでした。

宿泊は、富士マリオットホテル山中湖。知り合いランナーさんの勤め先の保養所だそうです。

綺麗なホテルでした。滞在時間が8時間ほど。もったいなかった。機会があれば、泊まりに行きたいです。

20時過ぎに到着。すぐにゼッケンや計測チップを取り付けました。同室ランナーさんたちと談笑して、22時前には就寝。

寝付きが悪く、寝たり起きたりを繰り返しながらでしたが、それなりに寝れました。3:45に起床。

着替えと朝食(おにぎり2つと味噌汁)を済ませ、4:45に出発。移動しながら、前日に湯煎しておいた切り餅を3切れ食べました。

5時過ぎに鐘山の駐車場に到着。まだ空いていたので、渋滞もなし。バスもスムーズに乗れました。

5時30分前にはスタート地点近くに到着。眼の前にあったセブンイレブンでトイレ。思うように出ず。スタート地点まで歩き、荷物を置いて、水分摂取。軽くジョギングしてそのままトイレへ。今度はしっかり出ました。

6時過ぎには、荷物を預け、最後のトイレに並びながら、スタートを待つことに。15分ほど並び、トイレを済ませてそのままスタート地点へ。整列がはじまったら、横の石段に座って待ちました。

今年も待っている段階から、かなり暑くなりました。計画通り、序盤は抑えめにいこうと思いました。

毎年恒例の、宮下さん演説。今年の「エイエイオー」は、なんと長女さんが行いました。和やかな感じで良かったです。

7:00丁度にスタート!

馬返しまで

抑えようと走り出しましたが、周りが引っ張ってくれたので、最初の国道139号線はキロ4分台で入れました。

浅間神社入り口で14:30くらい。まあまあでした。

給水は、ランナーが殺到していて、供給が足りてない感じ。なんとかカップ2つをゲットし、しっかり給水。

中ノ茶屋までは、暑さを感じました。今思うと、ペースを落としすぎました。もっと上げても良かった。中ノ茶屋には40分過ぎに到着。昨年より2分ほど遅い。

ここでは、水をカップ2杯と、レモンをもらいました。

馬返しまでの区間は、そこそこ走れたと思います。練習の成果が出ました。

五合目関門まで

馬返し到着は1:08:23。昨年より3分ほど遅い。やはり、中ノ茶屋までが遅かった。

ここでしっかりカップ2杯水。メダリストも摂取。

トレイルはそれなりに頑張りました。何箇所かで渋滞が起きましたが、一休みできると言い聞かせました。

ただ、やっぱり渋滞はタイムロスになります。ペースも崩れますし。

2.5合目の給水にはバナナがありました。去年は補給がなくて、エネルギー切れを起こしたので、今年はしっかり3切れ頂きました。

道中にいた応援の方から「このペースなら関門はOKですよ」と声をかけられました。「本当か?」と思いつつ、油断はできないと思いました。

なかなか道路に出れない。2:10の過ぎてようやく道路へ。これはまずい!そこから佐藤小屋下まではかなりスピードを上げました。

しかし、周りのランナーはかなりペースダウンしていて、なかなか前に進まない。

五合目関門まで残り200mは、ダッシュして通過しました。記録を見るとキロ4分台で走ってます。かなり焦っていましたね。

関門通過は2:14:26と、残り34秒ギリギリで通過。こんな経験は初めてでした。

八合目関門まで

五合目の給水所では、しっかり給水しました。バナナも3切れ頂いた。

眼下では、2時間15分の関門が迫っていて、ギリギリ通過できなかったランナー達の様子が見れました。

ということは、自分は通過できたランナーのほぼ最後尾。つまり後ろにはランナーはせいぜい10人くらいしかいないということです。急に寂しくなりました。

6合目までは、シングルトラック。前のランナーについて、歩きました。ところどころ渋滞が発生。

冷静に考えると、「八合目は無理ではないか?」という思いも。ですが、ペースを落としてきたこともあり、体は元気です。

六合目の案内所でリタイアも考えましたが、せっかくなので、八合目まで登ってみようと七合目を目指しました。

砂礫のつづら折りは、しっかり歩けました。自分を抜いていくランナーは、ほとんどいなかったです。

花小屋への到着は3:03。目標より23分も遅いです。このとき「あー、これは無理だ」と思いました。

体は元気でも、周りのランナーが少なく、引っ張ってもらえないため、ペースが上がらないのです。

七合目からの岩場は、例年だと使う筋肉が変わり、元気になるのですが、今年は全くダメでした。

ガスが出てきて、ちょっと寒さを感じました。体の動きが鈍くなってしまいました。

八合目の大志館に到着したのは3:42くらい。目標タイムより30分弱遅い。もう完全にアウトです。

周りのランナーとも、どこまで登ります? のような会話が始まります。来年につなげるために、八合目関門までは登ろうということに。

元気だった体も、低酸素にやられて、フラフラになってきてます。5年前に山頂まで完走し、去年もなんやかんや山頂までたどり着いた自分を褒めてあげたいです。

八合目からは砂礫に戻り、かなりキツくなります。けど、足の歩みだけは停めないように、動き続けました。

八合目の関門には4:20頃に到着。富士山ホテルで、カップラーメンを頂き、ポカリスエットを1本購入して、11時35分頃から、足早に下山を開始しました。

下山路

今年は下山路の砂礫がかなり乾燥していて、砂煙がすごかったです。

ハードコンタクトレンズをしている私は、砂煙は天敵なため、水泳用の水中メガネをして下山しました。

私は下山路が苦手です。慌てて怪我をするのは嫌だし、今年は八合目からの下りで、14時バスには間に合うだろうと、ゆっくり下山しました。

下山路を降りきって、6合目案内所へ向かう平坦な道で、何故か足を滑らして転倒。右膝を擦りむきました。軽傷で助かりました。

山での怪我は、下山し終わりかけが多いです。

バス停まで1時間57分かかりましたが、無事下山できました。

富士吉田の道の駅では、500円クーポンが使えたのですが、ものすごい混んでいたので、バス停へ。

鐘山駐車場へ戻り、積んでおいた水で、火山灰で汚れた手足を洗い、着替えて15時くらいに、帰路につきました。

レースの反省

昨年の経験をもとに、前半は抑えて後半の山登りに備えるプランで走ったのですが、あまりに遅すぎました。

馬返しまではある程度早くたどり着けないと、周りのランナーのスピードも遅いので、なかなかペースが上がりません。渋滞も発生し、タイムロスになります。

昨年は、五合目まである程度突っ込み、脱水してしまいましたが、制限時間には間に合いませんでしたが、頂上までたどり着けました。

やはり、完走できるレベルのランナーと一緒に登っていくことが、このレースの必勝法だと思いました。

走力の低下

あと、根本的に走力が低下していることも、今回の失敗の大きな原因です。

一年以上、フルマラソンに出場していません。体重も増えていて、怖くて体重計に乗れません。お酒の量も増えてます。

コロナ禍の3年で、体つきが変わってしまいました。

富士登山競走を再び完走するには、サブスリーを達成できるくらいの走力を取り戻す必要があると感じました。

今年はしまだ大井川マラソンにエントリーしていますし、来春は静岡マラソンも復活します。

レース出場を通して、走力を回復していくと共に、体重も少しづつ減らしていきたいなと考えています。

今後の展開

ということで、今回の大会をもって、私の富士登山競走へのチャレンジは、ひとまず終章とします。

来年以降は、フルマラソンレースへの出場を通して、山頂コースを登りきれる走力がついてきたなと感じたら、出場を考えようかなと。

今年も五合目は関門通過できています。よって、少なくとも向こう3年は山頂コースに出場できる権利を所持してます。

富士登山競走は唯一無二の大会。出場できるものなら、出場し続けたいですが、リスクもある大会です。

周りに迷惑をかけないように、それなりの実力を兼ね備えた上で、出場したいと思います。

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