一人はみんなのために、みんなは一人のために

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豊かなバディーシップ(お役立ち精神)を持って、いつも多くの人に囲まれている人を知っています。とはいえ、何でも他人を支援していたのでは、自分の仕事や生活が回らなくなってしまいます。バディーシップを効果的に発揮するためには、自分の「場」が必要なのです。

パーソナル・プラットフォーム戦略

相手を支援することで、自分が所属する場が盛り上がり、間接的に自分も利益を得る、もしくは、自分自身を「場=プラットフォーム」化して、周囲を巻き込んで盛り上げて、自分も高めていける状況つくることが、スペシャルな存在になる方法です。

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合コンの幹事が一番得

もしイケメン君や人気者の女性やお金持ちの友だちを誘うことができれば、多くの人が彼らや彼女たちを目当てにやって来るかもしれません。

すると、その合コンは大成功となり、再び今度はさらに多くの人がクチコミで「聞いたよ!次はぜひ参加したい」と話題になるかもしれないのです。

via: P46

合コンでは幹事が一番得をするという話は、誰でも納得できるでしょう。実際に会った回数が多いほど、信頼関係が深まることは、心理学で証明されています。幹事は相手グループと接触する機会が増えるため、結果的に交際相手を見つけるチャンスが多いのです。

この合コンこそが、自分の場(パーソナル・プラットフォーム)の一番分かりやすい例です。他人が主催する合コンに出席するだけでなくて、自らが合コンを主催して、参加者を支援をして盛り上げていくことが、結果的に自分のチャンスを増やすことに繋がるのです。ビジネスや社会活動に置き換えても、同じことが言えます。

準備は必要

ではどうしたらキーパーソンの協力が得られるか、つまりアライアンス(提携)が組めるかですが、たとえば友達のイケメン君に「今度の試験用のノートを貸すから参加してくれよ」と言ったらどうでしょう?

「それならOK」なんてことがあるかもしれません。

via: P48

しかし、いきなり合コンを企画しても、誰も参加してくれません。周囲とのフレンドシップを築きましょう。他人の合コンに参加して盛り上げることで、メンバーとのフレンドシップを築くことができます。

自分の売りを明確にする「セルフブランディング」も大切です。魅力的な人に周囲は引き寄せられます。相手に何を与えられるかを整理して、自分の魅力を最大限に伝えるための自己紹介、話題の内容を吟味していきましょう。

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ソーシャルメディアの活用

友だちが増える、または友だちとの関係が密接になる、つまり友だちも幸せになり自分も幸せになるという、新しいフレンドシップという概念が機軸になるのです。

via: P75

ソーシャルメディアが人々の生活の中に確実に食い込んできています。ソーシャルメディアを持つメリットは、ほぼコスト0で、相手を応援できることです。基本的にポチで終わりです。出し惜しみする必要がまったくありません。

「いいね」ボタンで「自分はあなたの活動を見てるよ」と意思表示することができます。自分のフォロアーに対して知人の活動を紹介して広めることもできます。多くのフォロアーが居る場合はそれなりに影響を与えることが可能です。

ソーシャルメディアの肝はリツイート・シェアです。情報元を応援できると同時に、面白い情報を広めた自分も評価されます。ソーシャルメディア上では、面白い情報は積極的に紹介したほうが得なのです。

勉強の最終目標は人間力をつけること

ざまざまな知識を身につけたうえで、最終的にそれを社会に役立てられる人が、いちばん評価されるのです。

そして、最終的に身につけるべきは、単なる知識や能力ではなく、人を惹きつける「人間力」なのだと思っています。

だからこそ、「人から学ぶ」ことこそが「プラットフォーム勉強術」の基盤になってくるのです。

via: P222

以前はたくさんの知識を持っている人は、尊敬されていました。今ではインターネットの発達により、誰でも多くの情報を瞬時に得ることができます。勉強の仕方が変わってきています。ただ知識を増やすだけではなくて、知識と知識をつなぎ合わせて、新たなアイデアを出せるかが勝負になってきます。

これだけ情報のスピードが早くなってくると、すべてを自分ひとりで勉強するよりも、人と話すことで自分と相手の知識を化学反応させたほうが、アイデアが出やすくなります。特に飲み会の席などでは、メチャクチャな話の流れから、ものすごいアイデアが生まれたりします。

人間力とは「魅力」とほぼ同じ意味です。能力は自分のためではなく、人のため、場のために使うことで開花します。まさに、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」です。場を盛り上げて、多くの人とコミュニケーションすることで、人脈が広がり、多くのアイデアを得るチャンスが広がります。人としての「魅力」「人間力」を支えくれます。

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プラットフォームとしてのブログ

ブログの機能である「コメント」「トラックバック」は、スパムの温床になってしまい、コミュニケーション用としては実質的に機能していない状態です。ところが、コミュニケーション機能をツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディアが補完することにより、ブログは人が集まる「場」として機能するようになりました。

当ブログも、Facebookページや、ツイッターには多くのフォロアーがいて、記事の感想などの書き込みがあり、ちょっとした場になっています。フォロアーさんの間での交流がもう少し盛んになれば、リアル交流の場を作れば参加してくれる方が居るかもしれません。

本書を読んで、プラットフォームとしてのブログの可能性を感じました。当ブログでも今後は意識してやっていきたいと考えています。

勇気を出して第一歩を踏み出す

しかしながら、その未来も「いま何をするか」という出発点がなければ始まりません。そのために必要なのが、いまのあなた自身を意識転換することです。

「自分に自信を持って、勇気を持って行動すること」

それがあなたのプラットフォーム化への第一歩です。

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今は昔のように、アメリカのやり方をコピーすれば良かった時代ではありません。始めてみないと分からないことは多いです。早く始めて、間違いに気がついたらすぐにやり直せる方が、良い結果が出るでしょう。

自分が本当にやりたいことは自分でも良くわからないものです。半年先には全然違っているかもしれません。こんな時代ですから、しょうがないことです。まずは一歩でも踏み出してみましょう。

今日のわかった

私も昨年「場」を作りました。静岡ライフハック研究会です。当ブログが間接的に起点になっています。

もはやスタッフ、参加者さん全員の場になっていて、ドンドン盛り上がっていて、私を引っ張ってくれています。これからもスタッフの一人として、大事に盛り上げていきたいです。

※明日(土曜日)はブログお休みです。理由はこちら

読書2012
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