ぐだぐだ言ってないでコード書けよ、ハゲ – Webサービスのつくり方

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スーパーギークのゆーすけべーさんの著書を読みました。男性向けのサービスをたくさん作っておられる方で、以前からすごいなと思っていました。

Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ

Webサービスの作り方を、心構えから下準備、企画、設計、開発、運用、プロモーションまで、ゆーすけべーさんの考え方が一通り紹介されています。技術的に難しい部分もあって、すべて理解することは出来なかったのですが、開発の精神や流れを学ぶことができました。

本書を読みながら考えたことメモ。

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実際に形にできた人が偉い

Shut the fuck up and write some code

ぐだぐだ言ってないでコード書けよ、ハゲ

もし、髪の毛のことを気にしている人がいたらごめんなさい(苦笑)。

でもこの言葉は優秀なハッカーは当然のごとく、だけれども真剣に「肝に銘じている」ものです。

via: P2

実際に形にできた人、表現できた人が一番偉いと思うのです。何にでも言える事です。自分が作ったものを世の中に公開して、色々な意見を貰うことで、自分は成長できるのです。

その過程では、辛辣な批評が来るかもしれません。問題の解決に対する意見と、誹謗中傷を冷静に判別して、前者に関しては真摯に受け止めて自分の成長の糧にすればよし。

後者に関しては「ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ」と心の中で叫びましょう。

PerlかPHPか?

このようなPHPとPerlの特徴を「プラモデルとレゴのようだ」と言った方がいます。

要は、たくさんの関数が用意されていてそれをチョイスしてプログラムを構成していくのがプラモデル的PHPであり、最小限の関数を組み合わせてプログラムを組んでいいくのがレゴ的Perlだというのです。

これは非常に言い得て妙だと思います。

via: P32

私はPHPとJavascriptでウェブサービスを作ってます。Perlは良く知らないです。PHPは多くの関数があって、何かを実装したい場合は対応する関数を探せば多くのケースは解決することが多いです。初心者にも使いやすいと思います。WordPressもPHPで動いてます。

Webサービスを使うお客さんにとっては、サービスがPerlで動いているかPHPで動いているかは分らないので、どちらでも良いのでは?と思ってます。

PerlはCPANというライブラリが充実しているので、ライブラリを駆使すればシンプルに楽しくコードを組めそうだなと思ってます。Perlは憧れますね。将来的にはPerlも挑戦したいです。

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ブログの効用

Webサービスを公開するからには、多くの人に使ってもらいたいです。マネタイズのチャンスも広がります。プロモーションには、プレスリリースなどを利用する方法もありますが、自分のブログが一番効果的です。私もヨメレバカエレバといったWebサービスを運営しています。ブログ上でしかプロモーションしていませんが、そこそこ利用されています。

Webサービスは競争が激しくて、時間が経つと多くのサービスは衰退していきます。Webサービス運営で食っていこうとするのであれば、新しいサービスを作り続ける必要があります。しかし、そう毎回ヒットが生まれるわけではありません。

Webサービス開発者は、ブログを運営すべきだと思います。Webサービスを公開する際に、サービスと一緒に開発者自身もアピールするのです。受け皿としてブログを利用します。サービス開発のエピソードなどは、サービス利用者は興味があるでしょう。

サービスが衰退しても、ブログに読者が付いてくれていれば、次のサービスを公開する時のアドバンテージなります。新しいサービスを、ソーシャルメディアを通して紹介してくれることもあるでしょう。Webサービス開発は、セルフブランディングに繋げないと、もったいない気がします。

勉強会の参加・開催

何かの分野で成長したいと思ったら、その分野のコミュニティに参加するのが一番成長が早いと思います。書籍やネットで情報を集めることも重要ですが、本当に大切な情報は、人づてにしか入ってきません。目標にしたい人物、ライバルといった知り合いも増えて、モチベーションも上がります。

勉強会を自分で主宰してしまうのも面白いです。私も静岡ライフハック研究会という勉強会を仲間と開催しています。勉強会の運営は苦労も多いですが、知り合いも増えます。プレゼンスキルも上がります。

変わらないURL

最近無料ブログ問題が話題になっています。ブログ記事のURLはパーマリンクと呼ばれていて、決して変わってはいけないものです。WordPressなどのCMSをレンサバにインストールして自分で管理すべきものだと思います。Webサービスでも考え方は同じで、将来的にURLが変わらないようにすべきです。

本書にあるように、ページの拡張子を「 http://sample.jp/entries.php 」にしてしまうと、言語をPHPからPerlに変更したときに困ってしまいますよね。理想的には拡張子のない「 http://sample.jp/entries 」にするとあらゆる形式に対応できるので、理想です。.html でさえずっと続くとは限りません。これから作るサービスは拡張子なしが良いと思いました。

CSS Frameworkが便利そう

本書ではMVCやWAFといった、フレームを活用して効率的にWebサービスを作ることを勧めています。私が運営しているサービスのコードはスパゲッティプログラムになってしまっているので、フレームを意識して分りやすいコードを書きたいと思いました。

見た目のデザインもプログラムコードと同じくらい大切だと思っています。しかし、デザインを一から作るのは大変です。本書ではCSS Frameworkというものが紹介されていました。段組みとかのデザインを簡単に組めるFrameworkです。bluetripはかなり便利そうです。

便利な仕組みを利用していかに楽をするか。ハッカーの精神ですね。

今日のわかった

私はプログラミングを独学で覚えました。一番安く買えるショップを探せるサービスを作りたくて、色々な書籍やサイトを読んで少しずつ勉強して、約一年かけて「楽や」というサービスを2006年に作りました。今も動いています。

しかし、中身のコードはひどいものです。修正する時にはいつも苦労しています。Webプログラミングコードをもっとシンプルにわかりやすく書けて、効率的に管理したいなと常々思っていました。

本書を参考に、フレームワークなどを積極的に取り入れていこうと思いました。

読書2012
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