カラダの重さは心の重さ ダイエットは人生を大きく変える

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ダイエットとは「生活習慣を変えること」です。人生とは習慣の塊です。つまり、ダイエットとは「人生を変えること」でもあるのです。

やせる「仕組み」で人生が劇的に変わるiPhoneダイエット

ダイエットといえば孤独で苦しいものでした。しかし、最近はiPhoneをはじめとする最新のテクノロジーの助けを借りながら、余計な手間をかけずに、仲間と励まし合いながらダイエットに取り組めるようになりました。

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走ってもカロリー消費量は意外と少ない

摂取カロリーよりも消費カロリーが多い状態をつくる。

そしてベースとなる基礎代謝を上げるために筋力をアップさせていく。

この原則を知った時は衝撃的でした。

via: P48

ダイエット方程式はシンプルです。摂取カロリーが消費カロリーを下回れば体重が減ります。

あとは各々の考え方や状況に応じて、一番やりやすい方法で「摂取カロリー < 消費カロリー」の状況を維持すれば良いだけです。一番やりやすいのは、緩やかな食事制限と、軽い運動を取り入れる方法です。片方でダイエットを目指すと無理が生じやすい。

70kgの人が5km30分で走っても消費カロリーは350Kcal程度。ちょっと大きめのお茶碗一杯分のご飯と同じカロリーです。一時間10km走っても、ご飯二杯分にしかなりません。実は運動をしても、多くのカロリーを消費できないのです。

ご飯を少し減らしつつ、軽い運動を取り入れることが、一番無理のない方法です。

ダイエットとは生活習慣を変えること

僕ら人間が「太っている」状態を維持しているということは、その状態で生活習慣が安定しているのです。

また、体重が継続的に増加しているならば、体重が増加する生活習慣が維持されているわけです。

だから、体重を減らしたいならば、体重が減りつづける仕組みをつくり、その生活習慣を維持すれば良いわけです。

via: P71

ダイエットはどんな方法で行っても構いません。しかし、成功するには一つだけ条件があります。それは、「そのダイエット方法を、今後一生続けられるかどうか」です。

例えば、毎食こんにゃくラーメンを食べ続ければ、摂取カロリーが減るので、しばらく続ければ体重は落ちるでしょう。しかし、その方法だと、これから一生こんにゃくラーメンを食べ続けなければなりません。こんにゃくラーメンを食べることを止めたら、体重は元に戻ってしまいます。

ダイエット商品を利用すれば、一時的に体重を落とすことは可能です。問題は、ダイエット商品を一生使い続ける覚悟があるかどうかなのです。

ダイエットとは、これからの生活を変えていくこと。つまり、生活習慣を変えることです。ダイエットを計画したら、始める前に自分に質問してみてください。「そのダイエット、一生続ける覚悟がありますか?」と。

最新テクノロジーを使い倒す

しかし、そんな僕にも味方が現れました。

それが、iPhoneをはじめとするデジタル機器です。

体重が減りにくくなる40代目前の時期に、僕のダイエットは、iPhoneの有効性に気づき、そのテクノロジーの力を徹底的に借りたことが勝敗を分けたと思っています。

via: P68

ダイエットでは「測定と記録」が効果的です。毎日体重を計って記録を続けることで、自分の状態を数値的に客観視することができます。体重が増加傾向にあれば、「今日のランチは控えめにしておこう」と自制することができます。

ところが、体重を測定して記録するのは、意外と手間がかかります。手書きでグラフをつけたり、パソコンを立ち上げてエクセルに入力したりと面倒です。ちょっとでも気を抜くと、三日坊主になってしまいます。

最近はテクノロジーが発達していて、体重を計るだけで、自動的にネット上にデータが記録されて、ツイッターで体重をつぶやいてくれる体重計も存在します。

iPhoneを持って走るだけで、走った距離と時間、消費カロリーを自動的にネット上に記録してくれるアプリ&サービスもあります。

ダイエットは修行ではありません。便利なツールを積極的に活用して、手間を徹底的に省いてハードルをできるだけ低くしておくことが、ダイエットを続けるコツです。

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仲間と楽しく続ける

しかし、僕が最後にダイエットに成功した時には、ブログがあり、Twitterがあり、Facebookがありました。

iPhoneからも気軽にTwitterやFacebookに投稿したり、友達の投稿を読む事ができます。

これは、ダイエットの世界の大きな変化でした。

そう、同じ目標を持つ、多くの仲間と繋がって、一緒に頑張ることができるようになったのです。

via: P195

私がジョギングを続けられるのも、仲間の存在が大きいです。地元のランナーの方々とは、ジョグノートというジョギングSNSで繋がっています。他の人の日々のトレーニングを見ることができるので、刺激になります。

ダイエットやジョギングは、テニスの試合のように相手と勝ち負けがあるわけではありません。各々が自分の目標に向かって努力するものです。敵は自分自身です。よって、仲間と励まし合ったり、応援し合えるのです。

自分に自信が持てる

「自分はどうせ何をやってもダメだ」という諦めが、「自分は25kgのダイエットを成功させた人間だ。きっと今回もうまくいく!」という確信を持てるようになりました。

via: P216

著者の立花さんとは何度もお会いしたことがあります。物腰が柔らかくて、聡明でお話も上手い。エネルギッシュで自信に満ちあふれた方です。しかし、ダイエットをする前は、自分に自信が持てなくて、周りに対して高圧的な態度をする人間だったと本書で述懐されています。過去の立花さんを知らない私には、とても信じられません。

「ダイエットで自信がつく」ことは、とても共感できます。私も10年以上吸っていたタバコを禁煙し、禁煙前に比べて10kg増えてしまった体重を、立花さんと同じように趣味のジョギングに緩やかな食事制限を加えて禁煙前の体重67kgに戻した経験があります。私は身長174cmなので、67kgはほぼベスト体重です。

禁煙の時に考えたことは「喫煙習慣のメカニズムを理解して、合理的な方法で無理なく禁煙する」ことでした。ニコチンパッチを利用して、2週間かけて禁煙しました。

ダイエットも、「体重増加のメカニズムを理解して、合理的に無理なく体重を減らす方法」を考えました。結論は軽い運動とご飯を減らすことを組み合わせる方法であり、無理なく10kg減量することができました。

二つの経験は、私にとって大きな自信になっています。何事もやみくもに手を出すのではなくて、じっくり考えた上で、最適な方法を選択すれば、大抵の事はうまくいくと考えられるようになりました。「自分の考え、行動に自信が持てる」ようになったのです。

そもそも喫煙なんてする必要がなかったし、もともと太る必要もなかったと言われればそれまでですが…。現在、自分が置かれている状況が悪いものだったとしても、克服することで得られるものは必ずあります。

ピンチはチャンスと捉えて、一つ一つマイナスを克服することが、人間的な成長につながると考えています。

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「カラダの重さは心の重さ」

本書を読んで印象に残った言葉です。自分を身軽にして、積極的な人生を手に入れましょう!

本書は著者の立花さんから献本して頂きました。ありがとうございました。

今日のわかった

とはいえ「食事を減らしたらお腹が空いちゃうよ」と言う人は多いと思います。実は、食事をたくさんすればするほど、空腹感は強くなるのです。

逆に食事量を減らすと、空腹感は弱まります。

これは本当です。まさか?という方は、ぜひ一度確認してみてください。

読書2012
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