私がこの「わかったブログ」を毎日更新をしながら考えていたのは「自分の活動のすべてをブログに落とし込む」ということです。
ウェブサービスを立ち上げたり、イベントを開催するのも、ただやって終わりではなくて、その過程や結果をブログで記事にして、ブログを読みに来てもらう。そして、ブログのリピーターになってもらうことを目標としました。
リピーターが増えればブログのアクセス数が安定します。次の活動の告知をしやすくなりますし、安定した広告収入も期待できます。
人生の母艦としてのブログを持っておくと、日々のフロー活動をストックに変換することができるのです。
ただやるだけでは、一生やり続けなければならない
世の中は競争社会です。人気商品は短期間で入れ替わります。ウェブサービスやアプリをつくってヒットしても、すぐにライバルが現れて、埋没してしまいます。本を出版しても、似たような本が次々と出版されます。ただ単に作り続けるだけでは、常に新しいものを作り続けないと、現状を維持できないのです。
リリースしたサービスが、時間の経過と共に廃れてしまうのはしょうがありません。この世は盛者必衰です。しかし、過去に人気のサービスを作ったという実績は残りますし、確実に残すべきです。ただ作って終わりではなく、実績はしっかり残していくことが重要です。
やるだけでは本当にもったいないです。自分の活動の受け皿としてのブログを意識することで、ブログのリピーターが少しずつでも増えてくれれば、ブログのアクセスは増えていきます。ブログアクセスが多ければ、次のサービスをリリースする際に、ブログを通じて多くの人に紹介することができますので、スムーズに利用者数を増やせるでしょう。
他にもイベントを告知したり、書籍を出版する際にも、自分のブログに読者がついていることは、大きな武器になります。また、ブログから広告収入を得ることができます。過去記事からの収入はストック収入になります。経済的に強い支えになってくれるでしょう。
すべてはブログ読者を増やすために
最近読んだちきりんさんの電子書籍に、ちきりんさんは「ブログの読者を増やすために書籍を出版した」と書いてありました。てっきり私はちきりんさんは、ブログを足がかりにして出版やセミナーなどのビジネスを目指していると思っていたのですが、まったく逆でした。
書籍だけで生活していくには、毎年それなりの部数が出る本を執筆し続けなければなりません。ただ書籍を出版するだけでは、生活できないのです。
ブログはある程度ほったらかしでも、それなりの収入が安定して得られます。リピーターが多いブログを持っていると、今回の電子書籍のような自分で出版する際には、自力で多くの人に告知できます。
ブログは自分の「母艦」のようなものなのです。ちきりんさんでもブログを最重要のものと考えているということを知って、改めてブログの強さを認識することができました。
穴の空いたバケツで水を汲みつづけるような人生だけは避けたい
ブログを遊びとか趣味の一種としか見れないのは本当にもったいないです。インターネットは、世界中の人々にメッセージを伝えられる強力なツールです。しかも低価格で使い放題。ブログはインターネットの力をフル活用できます。
つまり、個人でも情報を発信できる強力なメディアを作れるということです。その辺の本当の意味を理解できているかどうかです。
これからの時代は「え?」と思うことが仕事になるの記事で、アイスマン福留さんの話を紹介しましたが、本当にそういう時代が来てるのです。3年ほど前にソーシャルが来た際に面白いことができるようになったと感じ、わかったブログの毎日更新を始めました。幸運だったと思います。
自分の活動の拠点であり、すべての活動の受け皿であるブログを作っておくことは、これからの時代では重要だと考えています。でないと、やってもやっても自分に蓄積がされず、穴の空いたバケツで水を汲むことを永遠に続けるようなことになりかねません。
蓄積せずに、ただやりっぱなしの人生を送って、将来後悔しても遅いです。今からでも自分の活動を実績として記録しておける、人生の母艦としてのブログを運営することをお勧めします。