無理なく「自分」を記録して、未来の自分につなげる方法

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私もライフログを取っています。何でもすべて記録しようとしているわけではなく、自動でログれるものと、ログを後で加工したり、読み返したりする明確な目的があるログを手動で取っています。

記録するだけでうまくいく

未来の自分は、過去の蓄積と現在の自分に滑らかにつながる線の延長にあると考えています。必要なログは確実に取って、未来の自分につなげていきたいです。

本書は、出版社より献本を頂きました。ありがとうございます!

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自動化する

ログを取る作業は、それなりに負荷がかかります。「あとで役に立つ日が来るだろう」では、続きません。可能な限り自動化してしまいましょう。

例えば、体重の場合、計るだけで自動的に記録してくれる体重計が販売されています。私が利用している体重計は、Wifi Body Scaleです。2万円弱と多少効果ですが、毎日確実に記録してくれる手間を考えれば、十分元が取れます。

ランニングはiPhoneアプリのNike+GPSジョグノートアプリを起動して走っています。自動的に距離とタイム、コースまで記録してくれます。さらに高精度で測定したければ、GARMIN Forerunner 405がお勧めです。

お金の出し入れについては、マネールックを利用して、家庭内全体の資産額を自動で収集して、増減をチェックしています。買い物ごとのログは取っていません。

睡眠時間を自動的に測定してくれるiPhoneアプリや、リストバンドもあるそうです。自分の位置情報を逐一記録してくれるツールなんてのもありそうですね。とにかく、ログはできる限り自動化してしまいましょう。

明確な目的が必要

手動で取るログは、明確な目的が必要です。私が意識的に手動でログを取っているものは、「外食」「お出かけ先」「読書」です。「外食」「お出かけ先」のログは、最終的にブログの「週記」にまとめて、アウトプットしています。読書記録は、感想文としてアウトプットしています

お金を節約したいという目的があれば、お金のログを詳しく取ればよいと思います。仕事をスピードアップさせたいのであれば、自分の仕事のログをとればよいと思います。私の場合、明確な目的がない手動のログは、続きませんでした。

記録をすることによって、自分の行動を客観的に把握できますし、行動一つ一つに意識が働くことで、目的に向かって好ましい行動ができるようになります。レコーディングダイエット」と同じ原理ですね。

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ログは心電図のようなもの

なんでも記録すれば良いわけではありません。自動でログが取れる場合は良いですが、手動でログを取る作業は少なからず負荷がかかります。ログはあれば便利ですが、使われないログは意味がありません。

例えばお金のログは、前述のように、私はマネールックを利用していて、日頃は我が家の総資産の増減だけをモニターしているだけです。缶ジュース一本のログはつけてません。急激な増減が起きて、家計を見直す必要が出てきた時点で、詳細なログを取ればよいと思います。

健康診断では、基本的な検査を定期的に行って、問題があった場合のみ精密検査を行います。毎回精密検査を行うのは、労力が多すぎます。

一度ログを取ってみる

本書では、ワークログを強く勧めています。人の時間感覚は支離滅裂だということが分かるとのこと。私は自宅で仕事をしているため、公私が激しく混合しています。毎日どれ位仕事に時間をかけているのか、詳しく把握していません。この記事を書くためにかかった時間すらも、把握できていない状況です。

「仕事」というのは、新しい価値を生み出す作業です。事前にかかる時間が正確に見積もれない場合がほとんど。それでも、ある期間のログを取って確認すれば、「これくらいの規模の仕事であれば、合計3時間で終わる」ぐらいの感覚は掴めるでしょう。事実を元に検討することが大切です。推測を元に議論すると、推論を元にした推論がおきてしまい、何が本当なのかがわからなくなってしまいます。

私はiPhoneアプリiライフログを利用して、自分の時間の利用を記録しはじめました。どんな結果になるか楽しみです。

私はいわば自由業ですので、数十秒刻み思いつきでどんどん別の作業に移ってしまうことが多かったのですが、その都度ログを取ると面倒なので、ある程度まとまった時間をかけて、一つの作業に取り組むようになりました。自分を律することができて、良い流れだと思います。

本書には、ログを取るテクニックが多数紹介されています。自分に合った方法を選んで、実践してみてはいかがでしょうか?

記録するだけでうまくいく

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今日のわかった

先日のプロブロガー本オフ会で、本書の著者の一人である、富さやかさんとばったりお会いしました。ちょうど本書を読み進めていた時だったので、まさか著者に会えるとは…。本当にびっくりしました^^

読書2012
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