第71回富士登山競走山頂コース 日本一過酷な山岳レース 完走しました!2018年7月

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日本一過酷な山岳レースと言われる「富士登山競争」の山頂コースに出場してきました。

制限時間は4時間30分。例年の完走率は50%と、日本一過酷を呼ぶにふさわしいレースです。

昨年の五合目コースで山頂コース挑戦権を獲得。山頂は今年が初チャレンジでしたが、なんとか完走することができました。

タイムは4時間15分44秒。平凡ではありますが、完走は完走! やりました!!

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スタート前

前日は昨年と同じ宿に宿泊。夕食は道中の藍屋で、ざるうどん二枚と、ピリ辛肉味噌丼を食べました。

朝は4時過ぎに起床。コンビニで買ったカップ味噌汁と、おにぎりを2つ食べました。

1日前から便秘気味で、トイレがなかなか出ず、焦りました。出発直前になんとか済ませましたが、まだ本体がいる感じ。

5時に出発。知り合いに現地に直接送迎してもらい、5時40分くらいには、スタート地点の富士吉田市役所に到着。

身支度をして、おにぎり一つと小さいアンパンを一つを食べました。

五合目と北麓公園への荷物を預けました。五合目にはアンパンの残りと、水、スマホ、タオル、ウィンドを預けました。

ウエストポーチには、SAVASのジェルを3本と、ショッツのカプチーノを一つ。メダリストを4つ。塩熱サプリを6個。

五百円玉を1つと百円玉を4つ。あと千円札。エントリーで送られてきたポンチョも入れました。

6時頃からトイレに並ぶも大行列。6時20分過ぎに入れて、しっかり大をすることができました。これで一安心。

6時半からの整列に向かったら、なぜかBゾーンの前の方に陣取れました。

最高齢78歳の方の選手宣誓にじんと来ました。「富士山頂を夢見て1年間練習をしてきました」昨年の五合目からのレースやキツイ坂練を思い出しました。

山頂の天気は快晴。スタート地点は涼しい。言い訳できない絶好の条件です。

今日山頂登らずしていつ登る!

宮下さんの勝ちどきで、一気にボルテージが上がりました。

7:00ジャスト。富士登山競走がスタートしました。

富士登山競走は馬返しまでで決まる! スタート-馬返し

中央通りから国道139号線へ。ここから山頂まで永遠と続く坂道が始まります。

雲が切れて、日差しが出てきました。暑い!

139号線はキロ4分台をキープしたいところ。試走では全然でしたが、4分台で走れてる!2kgの水を背負ってないと、体が軽い。

浅間神社のタイムは14’06。5’02/km。順調です。水を3杯給水しました。脱水を防止するため、序盤から積極的に給水すると決めてました。

坂の斜度が、少し上がります。中の茶屋まではキロ5分台を目安に走ります。知り合いのサプライズ応援を受け、あっという間に中の茶屋へ。38’30くらいに到着。

給水は2杯。各コップに並々注いでくれてあるので、ここからは2杯取るようにしました。

中の茶屋までの区間は5’25/km。ここも順調にクリアできました。

馬返しまでもあっという間に到達。レースは周りに引っ張ってもらえるため、楽です。

タイムは1:02’41。目標の1時間5分をクリアできました。

積極的に前へ 馬返しから五合目関門

十分給水して、トレイルへ。

タイムはそこそこ速いはずなのですが、ランナーが多い!スピードが上がりません。五合目レースよりも参加人数が多いですし、出場権を獲得できるタイムも5分繰り上がっているので、ランナー全体のレベルも上がっているのでしょう。

通称「落とし穴」と呼ばれる浸透桝は両端を通過できたので、ダッシュ。その勢いで、前のランナーを抜くことを繰り返しました。前にスペースがあれば、積極的に前に出ました。

二合目くらいで、右足ふくらはぎが「ピク」っと痙攣しました。いつものやつです。昨年の五合目レースでも、試走でも必ずこの辺りで痙攣が来ます。五合目を過ぎれば、使う筋肉が変わるので、いずれ収まります。心配ないです。試走で確認済み。

二合五勺の給水所では、バナナを2つもらいました。登りはエネルギーを使うため、ガンガン食べます。

五合目関門は今年から佐藤小屋ではなく、去年までの五合目コースのゴール地点。タイムは1:58’10。五合目レースより6分遅れ。OKではありますが、もう少し早く通過したかったです。

ランナーが多くてスピードが出ませんした。とはいえ、今回のレースのゴールは山頂。五合目まではある意味ウォーミングアップのようなものです。パワーウォークで休んで体力を温存できたので、結果的には良かったと思います。

五合目-六合目 呼吸とペースを整える

五合目のエイドでもバナナを2つもらいました。走りながら食べてたら、なかなか飲み込めない。ちょうど知り合いが応援に来ていて、お水を貰って流し込みました。助かった!

六合目までは、トレイルの延長のような感じ。道幅が狭いので、追い抜きはほとんどできません。歩いて呼吸を整え、脚の力を温存しました。

六合目の安全指導センターに到着。2:12’26。ここまでは順調に来ています。アミノバイタルのジェルをもらい、給水。

ここまではあっという間でした。時間を感じないレースは、上手く走れているということです。

六合目-七合目はキツイ砂礫

ここからは、歩きにくい砂礫が始まります。踏み固められたコースを選んで、歩幅を小さくして進みます。インコースが比較的歩きやすいです。

20回以上のつづら折りは、キツイです。歩きにくいですし。それでも、周りのランナーが引っ張ってくれるので、ガンガン登りました。

この区間は天気が良く、雲海と青空がきれいに見えました。

キツイときは、頂上ではなく、下界を見ろと聞いていたので、下を見てみました。あんな下から自力で登ってきたと思うと、少し元気になります。

七合目の花小屋へは2:36’03に到着。給水はワンカップ酒のコップで共用!でもありがたい!ジェルを補給しました。

七合目-八合目 意外と楽な岩場

ここから岩場が始まります。実はこの区間、使う筋肉がガラリと変わるので、楽になります。

斜度も最大40度と言われますが、手も使って四つん這いで登っていきます。腕の力を使えるので、効率よく高度を稼げます。

ランナーは相変わらず多いです。他のランナーたちと別コースを選ぶと、追い抜きができます。キツイ時は、他のランナーの後ろについて休みます。

魔の八合目

八合目の大子館に到着。タイムは3:06’58。ジェルを補給しました。

順調ですが、富士登山競走の本当にキツイのはここからです。試走でも八合目から足がパッタリ止まりました。

何がキツイかというと、岩場が終わって、再び砂礫に戻ることです。しかも斜度は七合目までより更にきつくなる。とにかく滑る。

しかし、この日はスタミナが残っていました。試走で八合目からきつくなることはわかっていたので、無意識に余力を残してきたところがあります。

歩幅をさらに狭くして、滑らないように確実に登りました。他のランナーに抜かれることも多かったですが、失速したランナーを抜くことも多かった。

イーブンペースで登れていると、自分に言い聞かせながら進みました。

このあたりから、雲の中へ。急に気温が下がりました。風も強くなってきました。

八合目白雲荘へ3:23’51に到着。給水をもらい、再びジェルを補給。エネルギー切れだけは絶対に避けたかったので。

焦らず確実に八合目関門を目指しました。

胸突き八丁からゴール

八合目関門を3:39’10で通過。八合目関門から頂上までは35分くらいと聞いていたので、一安心。

ですが、体力は限界に近づいてきています。砂礫道はさらにきつくなってきます。この辺からは、ももに手を当てて、腕でももを押すように登りました。

八号五勺の御来光館へ3:48’31に到着。しっかり給水して、最後のジェル「ショッツカプチーノ」を飲みました。2日カフェイン断ちしていて、久々のコーヒーの香り。元気が出ました。

最後のひと踏ん張り。まさに胸突き八丁の真っ只中。体が動かなくなってきました。九合目の鳥居を4:00’52に通過。あともうすぐ!

実は試走で、頂上手前には岩場があることを確認していました。岩場は腕を使えるので楽になるのです。

眼の前に岩場が現れて、「助かった!」と思いました。

一般の登山客も入り乱れて、かなり混雑していましたが、コース取りを工夫して、登りました。

真上を見ると、霧の向こうにゴールの鳥居が見えています。

応援に来ていた知り合いに声をかけてもらい、元気もらいました。

最後のコーナーを曲がれば、あとはゴールまで一直線の石段。足はパンパンでしたが、最後出し切ろうと思い、階段ダッシュ。

鳥居をくぐって、あれまだゴールじゃないの?左折して、石段を何段か登った先にゴールがありました。

最後は無我夢中でゴール!

タイムは4:15’44。

平凡なタイムではありますが、完走は完走。やってやりました!

ゴール後

ゴール後は一緒に参加した知人たちを探すも見つからず。寒くなってしまい、持ってきたポンチョを着ました。

山頂は雲の中で、眺望は全くありませんでした。でも、そんなことは、ランナーにとってはどうでも良いことです。

腹筋や腸腰筋のあたりにずしりと重さを感じ、しばらくベンチでうずくまってました。

すると、後ろから人だかりが。ハブサービスの羽生君でした。走ってたんだ!

4時間28分台で完走したそうです。泣いてました。

最後のガッツポーズの撮影は、私も参加させていただきました。まさに大の大人たちがパーリーピーポー。テレビ映るかな?

下山でトラブル

下山道で下ったのですが、大勢のランナーが砂煙を上げて降りていく中を進んだら、ハードコンタクトレンズの私は、あっという間に砂が両目に入って悶絶。しばらく目が開けられませんでした。

サングラスはかけていたのですが、あまりの砂煙で、隙間から砂が入ってきてしまうのです。想定外でした。

よって、その後は目をつぶり、時々薄目で道を確認しながらゆっくり降りてきました。

五合目の荷物受け取りまで2時間以上かかりました。

靴は下りでボロボロになってしまいました。

難易度が上っている?

今回の完走率は43.4%だったそうです。かなり難易度が上がっていますね。

「富士登山競走」ランナー4000人が健脚競う | NHKニュース

山頂コース挑戦権を得られる時間制限が繰り上がったことで、参加ランナーのレベルは確実に上がっています。

そして、富士登山をする外国人観光客が増えていて、平日でも登山道に人が多いです。私のタイムでは、五合目以降の渋滞は軽微でしたが、後ろのランナーほど渋滞が多かったようです。

連日の猛暑で、砂礫が乾燥して、踏み込みにくかったことも、ランナーを消耗させたようです。確かに歩きづらかった。

昨年まで完走していた方が、今年は関門で引っかかったという話をいくつか聞きました。

一夜明けて

レースが終わった直後は、きつすぎてもう二度と出場しないと思っていました。しかし、一夜明けて振り返ると、もっと頑張れたのではという思いが芽生えてきました。

少なくとも言えるのは、しばらくは坂道を走らなくても良いということです。すごく嬉しい。

そして、富士登山競走完走の感動は、何事にも代えがたいものだということです。

大会関係者、ボランティアの皆さん、声援を送ってくれた方々、そして、共に富士山頂を目指した全てのランナーに感謝します。

やったぜ!

コースでもある富士浅間神社のお守りを身に着けて走りました。パワーもらえました。

ラップ

浅間神社 14’06
中の茶屋 38:30くらい
馬返し 1:02’41
二合五勺 1:24’50
五合目関門 1:58’10
六合目 2:12’26
七合目花小屋 2:36’03
八合目大子館 3:06’58
八合目白雲荘 3:23’51
八合目関門 3:39’12
八号五勺御来光館 3:48’31
九合目鳥居 4:00’52
ゴール 4:15’44

メモ

給水所配置物 給水所配置物についてより

浅間神社  水・アクエリアス
中の茶屋  水・アクエリアス・食塩・レモン
馬返し   水・アクエリアス・食塩・レモン・梅干
三合目   水・アクエリアス・食塩・レモン・梅干・バナナ・氷砂糖
五合目   水・アクエリアス・食塩・レモン・梅干・バナナ・氷砂糖
六合目以上 水のみ

六合目で、アミノバイタルのジェル配布あり。

【参考】
レースのリザルトを分析して、山頂コース完走の傾向と対策を練ってみました。
富士登山競走山頂コース 馬返し・五合目関門タイム、ゼッケン番号と完走率の相関

これまでポストしてきた記事をまとめて、コンプリートガイドを公開しました。
富士登山競走 山頂コース完走コンプリートガイド

今日のわかった

今回はとにかく完走することが目的でした。八合目からは少しセーフティーになってしまったところがあり、もっとやれたのではという思いあります。

とにかくしばらくは、完走の喜びに浸りながら、休みたいと思います。

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