人生を10倍自由にする、インターディペンデントな生き方

勝間和代さんご自身が、ここ数年歩んできた道のりを分析して、「インディペンデント(自律)」から、「インターディペンデント(相互依存)」という新しいフレームに落とし込んでまとまれた本です。

人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ

勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」「目立つ力」とステップアップしてきて、たどり着いたのが「インタディ」。

ソーシャル時代で生き抜くための最新の人生フレームワークを学ぶことができます。そのココロは、「自立した個人が周りと連携することで、成長スピードを飛躍的に向上する」ことです。

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勝間さんといえば「フレームワーク」

私は2003年から「金持ちサラリーマンへの道」という、情報サイトを運営しています。

当時、私はまだサラリーマンでした。仕事を通して学んだ「仕事術」を中心に、「サラリーマンが成功するための3つのステップ」を提唱して、好評をいただきました。結果的には、出版社さんから声がかかって、サイトの内容を書籍化することもできました。

2007年ころから、「フレームワーク」という言葉を引っ提げた「勝間本」が、華麗にビジネス書界を席捲しました。初めて読んだときは、「なるほど」と思ったと同時に、「やられた!」と思いました。金サラの内容は、ずばり「フレームワーク」だったからです。わかりやすい、すばらしい表現だなと思いました。

人々が知りたい情報とは、突き詰めると「フレームワーク」だと思いました。新しいフレームワークを作り出せる力こそが、これからのソーシャル時代において、重要になってくるはずです

ちょうど、私自身がソーシャル時代に向けての行動を始めているタイミングでしたので、本書「人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド」に出会えたことは、とても幸せに思います。

スルー力と丈夫な心

ここ半年くらいの間、私が試みてきたことは「目立つ力」の内容そのままです。ブログを利用して、ネット上でできるだけ広く情報配信することを心がけてきました。

はてブトルネードを誘発させて、500件以上のはてブ、1,000件近くのリツイートがついて、いわゆる「炎上」した記事もありました。子育てに関する内容だったのですが、大小さまざまなニュースサイトも巻き込んで、延べ10万PVぐらいのアクセスがありました。

ポジティブ意見が大多数でしたが、ネガティブコメントも多くて、最初はかなり凹みました。その記事のように、ある程度エッジの効いた記事でないとネット上では目立たないことは頭ではわかっていても、つらかったですね。

あなたが前に進もうとすることを、あの手この手で妨害してくる可能性があります。あなたが目標とすることについても、「そんなことは無理に決まっている」とあなたの夢を壊しにかかります。

こういった人たちのことを、苫米地英人氏は「ドリームキラー」と名づけました。たいへん秀逸なネーミングだと思います。

とにかく、足を引っ張られるような意見をたくさんいただきました。話題的には、世間一般の常識と照らし合わせても、私の主張に分があったので、プロモーション的には「成功」だったと思ったのですが、本筋の議論とは外れたところを突っ込まれると、やるせない気持ちになりました。

怒りや妬みなどの「負のパワー」には、人を本気で動かす力があることを、皮膚感覚で学ぶことができました。

なぜ相手を批判したり、非難したりしなければならないかということ、自分に完全な自信がないため、相手を批判することで自分との違いを確認し、そして、そのことで不完全な自己愛を埋めようとするためです。もし、絶対的な自信があれば、比較さえする必要はないのです。

目立つことをすると、周りからのやっかみがあること、つまり「成功には影がある」を理解しました。これからは、華麗にスルーする力が必要だなと思いました。※この一件から、私はネガティブコメントを視界に一切入らないように工夫しています。

人気芸能人ランキングの上位者の多くが、嫌いな芸能人ランキングにも入っていますよね。良い意見だけ受けてとめて、ネガティブな意見をスルーできる力がないと、とてもやっていけないと思います。

プロフェッショナル・キャリアこそが、信頼を勝ち得る

ネット上での情報発信については、ある程度目処が立ってきました。私はどこを目指していけばよいのかなと考え始めています。

まずは、プロフェッショナルとしての自分を確立することから始めたいと思っています。自分の強みは何なのか?を、この年末年始に見つめなおしてみたいと。

わかりやすいプロの基準としては、「サービスを相手に供給したときに、直接時間一時間当たり1万円以上の報酬(あるいは利益)を人から気持ちよく払ってもらえるか」ということを考えてみるとよいと思います。営業でもコンサルティングでも、プロフェッショナルとしてのアドバイスでも、なんでもかまいません。

私のキャリアは「プラント設備開発」と「ウェブエンジニア」です。プラント技術者時代に手がけてきた、コストダウンや新技術開発から得た知識・スキルを、ウェブエンジニアの業務に組み込んで、自分のプロフェッショナルを構築してみたいと思っています。

自分の持てる強みを発揮して、周りをどんどん助けてあげられるようになれば、少しずつ信頼が得られていくと思います。

目的意識

本書によれば、自分がどんな人生を送りたいかを、はっきりさせておくことが必要だとあります。私は目標をキッチリ決めることは好きではなくて、むしろ「目の前の課題を全力で取り組む」ことを重視しています。目標はどんどん変わっていくものだと思うので。

目的がある人と無い人では、そもそも見えている風景が違います。目的がないと、現状維持が最大の人生の目的になってしまい、自分のことがどう評価されるかが、最大の関心事になってしまいます。それでは残念ながら、楽しい人生を送るのがむずかしいだけでなく、アイデアも生まれません。

けど、人生における基本的な理念のようなものはあります。それは、「面白いことを発信し続ける」ことです。日々の生活の中から、常にネタを探している状態です。

ずばり一言で言い表せる言葉はわかりませんが、「パブリッシャー(出版者)」という言葉が一番近いかなと思います。

ウェブサービスの開発や、ブログの更新などを通じて、世の中に発信し続けたいと思っています。

自分を高めるために、相手にとっての「価値」を意識する

自分が学んだことを、人に価値ある形で伝えるというのは、正直、それほど簡単ではない

相互依存における学びあいというのは、あくまで、相手の立場にたったときに、自分が何が付加価値があることを提供できるかどうかを意識できるかということに尽きます

最近マーケティングに興味があって、関連の書籍を読みまくっています。マーケティングの基本は、「相手のベネフィット(価値)を売る」です。自分ひとりよがりではダメで、相手の興味・関心を意識しながらアピールすると、反応が飛躍的に良くなることを、最近のブログ更新を通して知りました。

これからやってくるソーシャル時代は、ビジネスだけでなく、人間関係においても「マーケティング」の考え方を取り入れていくことかなと、個人的には考えています。

今日のわかった

来年からの新しい人生フレームワークを、この年末年始で考えて見ます。楽しみだなー。

読書2010
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コメント

  1. 524 より:

    今日の私のわかったw
    目標(夢)へのひらめきや行動が
    妥協で流され現状維持になっていた。
    次年度は年月週日単位の行動計画を見つめなおします。

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