地に足のついた「食えるノマド」になるための考え方

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モバイル機器の性能が向上した現代では、ネットに繋がったパソコンと電話があれば完結する仕事なら、理論的にはどこでも仕事ができる、つまり「ノマドワーク」が可能です。

自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術

ノマドワークはできる業種と出来ない業種が存在するため、「2010年代風の自由な生き方 = ノマド」とひとくくりにしてしまうと、違和感を感じる人は多いでしょう。

ライター業的なノマドワークが可能な人が「ノマドワーク最高、他の働き方は考えられない」みたいな事を言えば、反論する人も出てくるのはもっともです。

ノマドワークとは、モバイル機器の発達によって生まれた一つの働き方にすぎないと、理解することから始めましょう。

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ノマドワークは目指すものではない

自分の仕事に取り組む中で、ノマドワークで処理できる業務量を増やしていくことから始めましょう。次の取引先へ向かう途中の時間調整に、駅前のカフェで報告書を書ければ、時間を有効に使えます。

そして、外注などを利用して、ネットとパソコンがあれば仕事が回るようなビジネスモデルを作り上げることができれば、独立すればノマドワーカーになれます。

ノマドは目的ではなく、手段です。ノマドワークをしたいために、ノマドで完結するライター業などの限定された職業を目指すというのは、ちょっと違う気がします。まずは自分の仕事の中でノマドによる効率化ができることを考えてみましょう。

ノマドとは「スタイル」

ノマドというのは、自由な生き方、働き方の2010年代型スタイルの代名詞なのかもしれません

via: P33

過去にも、脱サラ、フリーターや派遣社員、フリーランスといった「会社に縛られない自由な生き方のラベル」が時代ごとに発生し、ノマドも2010年代型のラベルであると、本書では述べられています。腑に落ちました。

ところが、ノマドワークは業種が限定されてしまうため、過去のラベルと同じように使ってしまうと、論争の火種になりやすいのです。パソコンで完結しない仕事は古い!とか言われたら、怒る人が出て来るのは無理ないです。みんな誇りを持って仕事をしているわけですから。

「ノマド」という言葉の使い方には十分注意が必要です。

仕事と顧客は確保しておく

ライター業などでノマドワークを目指したいのであれば、会社を辞めてから動き出すのではなくて、会社員の時から、ブログの執筆など、ノマドワークに繋がる活動を始めるべきです。世の中に自分の考えを発信し続けていれば、何かしら反応を得ることができるでしょう。

現在、ノマドワーカーとして活動している人の多くは、会社を辞めてノマドワーカーを目指してきたのではなくて、会社員として働きながら個人的な活動を続けて、実績と人脈を形成して、結果的に「ノマドワーカー」になった人がほとんどです。ノマドで食えている人は順番が逆なのです。

まずは目の前の仕事をしっかりやり遂げ、仕事力を身につけて、仕事を効率よくこなして、時間を確保することです。その上で自分が本当にやりたいことを目指す活動を始めましょう。

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セルフブランディングは真摯なプロフィールから

まっとうなセルフブランディングを行うためには、「何をしてきた人なのか(経歴)」「何ができる人なのか(能力)」「何を考えている人なのか(価値観)」を明記したプロフィールをつくるといいでしょう。

via: P185

ノマドワーカーは評判や口コミが重要になります。自分の事を知ってもらうことは、とても大切です。共通の話題があると一緒に仕事をしやすいです。趣味や生まれ故郷とか、出身校などが一緒だと、親近感が湧きます。

出来もしないことや、嘘の経歴をアピールしても何もなりません。メッキはすぐにはがれます。過去の実績こそが、もっとも重要な「信用」の源泉です。

相手も自分を知ろうとしています。自分のプロフィールを名刺やSNS、ブログ等に掲載しておくことは大切です。過去の仕事の実績、趣味、経歴などを、正確にしっかりまとめておきましょう。

生活水準を上げない

ノマドワーカーの収入は会社勤めの時より不安定です。良い仕事に巡り会えて、収入が一気に上がっても、生活水準をなるべく上げないようにすることです。ご褒美の旅行やディナーくらいにしておきましょう。

会社員であれば、自分は赤字でも、他の社員の黒字でバックアップしてくれます。しかし、ノマドワーカーは仕事が無くなったら収益はゼロです。

余剰資金ができたら、生活水準を上げるために使うのではなく、投資をしましょう。自分に投資してもよいですし、金融資産に投資しても良いでしょう。

自分の実力が上がれば、キャッシュフローが増えます。また、お金がお金を生んでくれるようになって、利子や配当金だけで生活できれば、初めてお金の心配から脱却できます。再投資をしてドンドン自分の価値を高めていきましょう。

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本書は出版社から送って頂きました。実際のビジネス・仕事に役立つ話題が多く、不安定な将来への準備を考えている方にとって参考になる本です。ありがとうございました!

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今日のわかった

私も2005年に独立してから、ネットとパソコンだけで商売してきたので、ノマドワーカーと言えるでしょう。

でもノマドを目指していたわけではなく、得意なホームページ作成を頑張っていたら結果的にそうなったという話です。

「ノマドワーカーを目指す」という人がいるのであれば、ちょっと違うかな?と思います。

読書2013
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