タイトルとは「コンセプト」である

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ブログを更新する際、文章の内容と同じくらい「タイトル」が重要です。文章を書きながら、もっと良いタイトルは無いかを考えています。

なぜなら、タイトルは文章の「コンセプト」だからです。より良いタイトルを考えることで、文章が洗練されていくのです。

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良いタイトルが良い記事を育て、良い記事が良いタイトルを生む

記事の書き進め方には、2つのパターンがあります。

  • 良いタイトルを思いついてから、記事を書き始める
  • 良いネタを思いついて、記事を書きながら、最適なタイトルを決める

どちらの方法も優越は無いと思います。重要なのは良いタイトルが思いつくかどうかです。タイトルは内容と同じくらい重要だと考えています。

タイトルとは、記事のコンセプトそのものだからです。記事が最も伝えたいことを抽出したエキスです。

コンセプトが曖昧でブレていたら、読んで面白い文章にはなりません。逆にコンセプトが明確で面白ければ、内容は稚拙でも、メッセージが伝わる文章になります。

記事を書き進めていくうちに、良いタイトルを思いつくことがあります。記事のコンセプトがまとまって来たということです。コンセプトがまとまると、さらに記事が洗練されていきます。タイトルと記事を交互して、良い記事は生まれるのです。

タイトルが魅力的でないと、人は読んでもくれない

釣りタイトルをつけてはいけないという意見があります。文章の内容とは関係なく、ただ人目を集めるだけのタイトルはつけるべきではありません。そして、記事の内容さえ良ければ良いという話でもありません。タイトルが魅力的でないと読んでくれないからです。

ソーシャルメディアやRSSリーダー上で読む記事を探す際、人々はタイトルを一目して自分が読みたい記事かどうか判断します。新聞や雑誌でも同じです。見出しを見て判断します。タイトルが目に入る時間は一瞬です。ぱっと見のフィルターにかからなかったら、二度と記事が読まれることはありません。

タイトルに商品名を入れないという考え方

検索エンジン対策(SEO)のために、記事タイトルの中に商品名などの固有名詞を入れるブログが多いです。検索ランキングで上位になれば、商品について強い興味を持っている人が集められるので、広告収入につなげやすいからです。

商品名をタイトルに入れてしまうと、ソーシャルメディア等の集客が厳しくなります。記事タイトルが目に入っても、商品名に聞き覚えがなかったら

「なにそれ?し知らない」

と読んでくれないからです。

しかも、商品名によるSEOは激戦区です。ランキング上位が出来ないと、検索エンジンからの集客はゼロです。前述のようにソーシャルでは見向きもされません。せっかく書いた記事が存在しないのと同じになってしまいます。

そもそも、商品を紹介するということは、「商品を購入した先に待っている、便利で快適な生活」を紹介することです。それはまさに商品ではなく、「商品のコンセプト」です。

たとえば過去に私がポストした記事、超小型アンテナ&ワイヤレスレーザーマウス Logicool VX-Nという記事のタイトルを見かけて、読む気になる方は少ないと思います。

しかし、タイトルが「パソコンケーブルがグチャグチャになっているあなたへの朗報」だったら、読みたい人はかなり増えると思います。コンセプトが明確な記事のイメージができるかと思います。

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人に向かって記事を書く

検索エンジンから集客を狙って記事をポストすることのすべてを否定しませんが、検索エンジンを向いた努力は、いくら頑張っても蓄積されません。検索エンジンアルゴリズムの変動とライバルの登場で、苦労があっという間に水の泡になってしまうことも多いです。

最近の検索エンジンは、タイトルに頼らなくても、記事の内容を理解できるようになってきています。現在は有効なことが、数年後には逆に意味の無いことになってしまう可能性は十分にあるのです。

検索結果のタイトルをGoogleが激しく書き換える理由

「タイトルはコンセプト」を意識して、検索エンジンではなく「人」が読んでくれる記事をポストしていく本質的な活動こそが、これから将来もしっかり実績を蓄積して力を溜めていけるブログを作れるのです。

今日のわかった

検索エンジンの性能は完全ではなく、弱点があります。検索エンジンは弱点を修正しながら、「人」に近づいています。

弱点を突くような方法は、いずれ駆逐さえ逆にスパム扱いされることになります。

ランキング上位のためではなく、人に読んでもらうために記事をポストし続けて、信用を蓄積していけば、将来面白いことが起きると信じています。

この先生き残るための最新ブログ本。2020年3月発売。シリーズ累計10,000部突破。

コンセプトは「向こう5年、同ジャンルの本が出版できない本」12刷されているブログ指南本。

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