良い「コンセプト」がなければ、その努力は徒労に終わる

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ネットで商売をしていると「コンセプト」がいかに大切かを実感します。スジが良くないチャレンジは必ず失敗します。とにかくスジの良い「コンセプト」がないと、どんなに頑張っても、その努力が報われることはありません。

何よりコンセプトが大事。コンセプト!、コンセプト!!、コンセプトです!!!

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コンセプトとは?

ここで言うコンセプトとは「全体を貫く基本的な概念」です。ネット上では、パッと聞いた瞬間に「面白そうかどうか」で、コンセプトが評価されます。人々がネット上で情報を選別する時間は一秒ぐらいと言われているからです。

説明文をすべて読まないと理解できないようなコンセプトは、どんなに素晴らしい内容であっても、「スジの悪いコンセプト」として分類され、二度と振り返られることはありません。ネット上ではコンテンツが次から次へと流れています。とにかく人々の注意に引っかからないことには始まらないのです。

タイトル = コンセプト

ブログ記事は「タイトル」が重要だと、本ブログでも繰り返し紹介してきました。

その度に「いくらキャッチーなタイトルをつけても、内容が伴わなければ意味が無い」という意見を頂きました。

確かに間違いではありません。しかし、注意すべきことがあります。つまらないタイトルの記事は、幾ら内容が素晴らしくても、記事全体としては失格なのです。

タイトルとは、記事全体の魅力を余すこと無く伝える「コンセプト」である必要があります。逆に言えば、タイトルがつまらない記事は、コンセプトがつまらないということです。内容が素晴らしくても読み手に伝わりにくく、そもそも人々の目に止まるチャンスが少ないです。

正論はつまらない

それでも諦めきれない人は居るでしょう。「こんなに素晴らしい記事を書いているのに!」「素晴らしいサービスを運営しているのに!」。世の中は良いものを作れば良いわけでは無いのです。日本企業の高機能の携帯電話が海外では全く売れていないことは、皆さんもご存知のはずです。

「何でもある」は「何も無い」と同じ意味です。「どちらも正しい!」みたいにドヤ顔で正論を説かれても「当たり前だろ!」で終わりです。多少偏っていても人々の心に刺さる、わかりやすい「コンセプト」が、ネット社会に限らず、あらゆる場面で必要になっているのです。

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何度もチャレンジする

自分が提供している内容に本当に自信があるのであれば、コンセプトを見直して、別の切り口からアピールすることで価値が認められる可能性は十分あります。日本の携帯電話機も、「電話機能付きお財布」としてアピールした方が世界に受け入れられるかもしれません。

成功するコンセプトは、全体からみればごくわずかです。しかし、ネットであれば状況を見ながら、コンセプトを修正して、何度もチャレンジすることができます。逆に言えば、成功するアイデアは最初から生まれるのではなく、マーケットからの反応を見ながら、粘り強く修正を加えてチャレンジしていく方が、正解なのかもしれません。

ブログで新しい人生を掴みたい人へ

最近、ブログを足がかりに、新しい人生を創り出す的な流れが生まれつつあるように感じます。私も当ブログを更新することで、人生の方向が変わりつつあると感じてますし、ブログの有効性をアピールしてきた張本人の一人だと自負しているので、ムーブメントを否定することはしません。

いま一度、立ち止まって考えてみて欲しいのは「俺のコンセプト、果たして世の中的にイケてるの?」ということです。私も2005年に会社を辞めて脱サラしている身ですので、会社を辞めるなみたいな野暮なことを言うつもりはありません。

それでも、独立してフリーランスでやっていくには、玉石混淆の社会の中で、キラリと自分を光らせるコンセプトを無理矢理にでも作れる強い意志と根性が不可欠であることは、知っておいてほしいのです。

収益性も重要な指標です。収益は自分のコンセプトの有効性をある程度数値化したものと言えます。私は副業でネットでビジネスを始め、副業からの収入が会社からの収入を大きく超えた時点で独立を考えました。

経済的自立の目処が立ってから独立しても、遅くはないでしょう。大きく深呼吸をして、高ぶる感情を鎮めて、自分の「コンセプト」を見直してみてはいかがでしょうか?知人に意見を請うのも良いと思います。

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