我が子をAIに仕事を奪われない人材に育てる方法を考える

AI(人工知能)が我々の生活に入り込んできています。単純な事務処理などはAIで行えるようになり、人々の多くの仕事が失われると言われています。

つまり、AI以上の能力がないと、報酬の高い知的生産系の仕事にはつけず、賃金の安い労働集約的な仕事しか残っていないことになります。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

子どもたちに、どのような能力をつけさせれば良いのでしょうか?

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読解力があれば、成長できる

まとめてしまうと「自ら考える能力」ということになるのでしょう。

しかし、考える能力というのは、一朝一夕に身につくものではありません。多くの知識を得て学び、理解することを繰り返して、養われていくものだと考えます。

知識を学ぶには、書籍を読むのが一番です。小学生であれば、教科書をしっかり読めれば、多くの知識を効率よく得ることができます。

ところが「教科書を読めていない」という子供は多いそうです。読解力がなければ、本を読んで知識を得ることができません。

読解力があるということは「学べば理解できる」状態です。よって、読解力のある子は、知識を吸収して、勝手に伸びていくということです。

読解力を養う方法とは

読解力をつけるためには、何をすればよいのでしょう?

絵本の読み聞かせや、読書習慣などが有効そうに感じますが、統計的には相関はないそうです。

唯一相関があったのが、就学補助率。要するに貧困は読解力に対しマイナスに働きます。学力全般にも言われてることなので、納得できます。

まずは「漢字」をしっかり学ぶことかなと。漢字が読めなければ、本を読んでも理解できません。

あとは、子供しての生活を全力で楽しく過ごすことなのかなと。

読解力は国語を頑張ったからって向上するものではないと思います。算数や理科、社会など他の好きな科目の勉強を頑張ることで、向上するかもしれません。

友達との遊びの中でのコミュニケーション、好きな漫画や、ゲーム、スポーツを通して身につくケースもありそうです。

AIの学力は有名私立大学レベル

東大合格を目指すAI「東ロボ君」のプロジェクトでは、受験生全体の上位20%くらいに入れるレベルまで、得点力が向上したそうです。このレベルは、MARCH(明治、青山、立教、中央大書く)という有名私立大学に入学できるレベルです。

乱暴な言い方をすれば、有名大学レベルの学力の人材は、AIに取って代わられてしまう可能性があるということです。

もちろん、AIは機械的に問題を処理するだけで、意味を理解できないので、人を超えることはできません。

しかし、会計の仕訳などは、人が機械的に判別していた作業で、AIが得意な分野です。機械的な仕分け作業しかできない人は、AIに仕事を奪われてしまいます。

ゴールデンエイジで運動能力と思考力を同時に鍛える

読解力とは、ロジカルシンキングに通じる部分があるように感じます。しかし、小学生の頃からロジックだ、ロジカルだと、型にハメてしまうのも、創造性の発達を阻害してしまいそうです。

しかし、自分の好きなこと。例えばサッカーならば、「次の試合で活躍するには何をしたらよいか」「リフティングをもっと安定させるにはどうすればよいか」など、好きな目標を立てて、考える癖をつけることは、脳の発達にも良いと思います。

小学生の高学年はゴールデンエイジと呼ばれ、脳神経が最も発達する時期です。この時期は運動能力だけでなく、思考能力もグンと伸びます。思考しながらスポーツをすれば、一石二鳥ですね。

過去の自分を振り返って

自分自身の子供時代を振り返ってみると、国語は苦手でした。他の教科のテストは9割前後なのに、国語は6割でした。

高校受験も国語で失敗しました。

しかし、大学受験では、センター試験で全科目中、最高点を取りました。

小学校の頃から、図書室で好きな本を借りてはよく読んでました。国語以外の教科は、理解できていました。

高校時代に何が変わったかというと、思考がロジカルになってきたことがあるのかなと。大学受験を成功させるために、何が必要かを考えるようになりました。

闇雲に勉強をするのではなく、ますは目標校を定め、問題の傾向を分析して、必要な勉強をリストアップしてから、勉強をしていました。

国語のセンター試験は「問題を読まなくても、選択肢だけ読めば、答えがわかる」という趣旨の参考書を読んで、感銘を受けました。

そこで初めて「答えは問題に書いてある」「聞かれた事に答える」ということに気がついたのかもしれません。

それまでは「自分の考え」を答案に書いていたような気がします。

今日のわかった

子供の頃を思い出すと、忙しかったなと思います。毎日友達と遊んでいました。野球もやったし、サッカーもやったし、ゲームも、マンガも、テレビも…。

息子たちは毎日サッカーやスイミング、そして宿題に追われてます。大変そうに見えますが、子供にとっては忙しすぎるくらいが丁度よいのかもしれません。

常に脳に刺激を与え続けることで、子供は育つのかもです。

子育て教育論読書2018
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