良いアイデアは、オフィスでは生まれない

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iPhone Camera
iPhone Camera / Nico Kaiser

この秋に、人生初のスマートフォン「iPhone4S」を購入しました。なぜこのタイミングなのかというと、ワークデータや家族の画像、動画データをすべてクラウド上に保存・管理する体制が整い、出先でこれらのデータにアクセスできることに、メリットを感じるようになったからです。

クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する

アイデアが浮かんだ一番熱い時に、メモを取ったり、関連するデータにアクセスして思考を進めることができるようになりました。アイデアは仕事場ではなく、旅行先などで思いつくことが多いです。いつどこでも仕事ができる環境が、ほぼ揃ったといえるでしょう。

P1060284.JPG

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スマフォとクラウドはお互いを補完し、最強のコンビとなった

スマートフォンは、「クラウド」という概念と密接に結びついている。

クラウドとの連携がなければ、スマートフォンは単なる携帯電話に過ぎない。

スマートフォンは、クラウドの「入り口」「出口」としての機能を果たすのだ。

via: P56

スマートフォンの強みは、閲覧性の高さにあります。指一本でタップ、ドラッグしたり、ピンチと呼ばれる、画面を拡大する操作は、感覚的でわかりやすいです。当初はインターネットを閲覧する程度でした。最近はクラウドサービスのスマートフォン対応がデフォルトになり、スマフォ×クラウドは最強のコンビとなりました。

ワークファイルや、スケジュール、過去の資料をすべてクラウド上に保存して管理することで、いつ、どこからでも手持ちのスマートフォンから閲覧したり、執筆を行えるようになりました。クラウド上のファイルを操作することで、メインPCとスマフォでファイルの内容が異なってしまうという、モバイルワーキング最大の懸念は払拭されました。


iPhone 4 / superstrikertwo

豚組のグレイスがオフィスを引き払って、コワーキングスペースで仕事をするようになったのも、スマホとクラウドで多くのことが済むため、物理的なスペースが必要なくなったことが大きいはずです。

どこでも仕事に取り掛かれることは、文章を書いたり、プログラムを組んだり、企画を練る人には素晴らしいことです。というのは、こうした仕事は、まず一行を書くというところが大きな壁になるからです。出先でも、ふと思いついたことを書き留めておくことで、最初の障壁をグッと下げることにつながります。


iPhone testing 2 / miss_hg

捨てずに保存しておく利点

捨てるのは快感である。

これは、間違いない事実だ(だから、「捨ててすっきり」という類の本がベストセラーになるのだ)。

しかし、保存には意味がある場合も多い。特に情報の場合はそうだ。

人類は情報を保存することによって進化してきたのである。

via: P167

超整理法といえば、ワークファイルや資料を、とにかく時間順に並べて整理することが基本です。しかし、時代は変わりました。PCファイルの他にも、紙の資料もスキャナで取り込んで、Evernoteに突っ込んでおけば、強力なOCR機能によって、後から検索で探せます。もちろん時間軸でも探せます。大容量の保存スペースが格安、無料で手に入る今なら、電子ファイルの場合、何を捨てるかを迷うくらいなら、全部保存しておいたほうが効率的です。情報に断捨離は必要ないのです。

「あれはなんだっけ?」というときは、自分のアーカイブ内を探したほうが早い場合があります。Google検索はランキングが上下動しますので、常に同じ情報を提供してくれるわけではありません。私はブログやツイート、ブクマしたページなど、自分のフィルターを通った情報は、ほぼすべてエバーノートに保存しています。自分専用のGoogleを一生かけて作っていこうと考えています。


I Can Has iPhone! / cogdogblog

スマフォとウォーキングと睡眠でアイデアを醸造

当たり前のことだが、知的作業の本質は「考える」ことである。「考えて考えて、考え抜く」ことだ。

ビジネスにおいても、重要なのはアイディアである。効率化ではない。

知識は商品にならないが、アイディアは商品になる。

via: P184

現代社会において、競争力の源泉は効率化ではなく、アイデア勝負になってきています。一つのアイデアだけでなくて、アイデアを生み続けることが必要です。クラウドは業務の効率化だけにとどまらず、「降ってきたアイデアを確実に受け止める」ためのツールとしても秀逸です。

特に私は悪筆なので、手書きのメモだと読めないことが^^; なるべくiPhoneでメモしてエバーノートに送っています。フリック入力も様になってきました。ジョギングのタイムはiPhoneで測定しているので、ジョグ中にアイデアが浮かんだときは、迷わずiPhoneから入力します。アイデアはあっという間に消えてしまうので、思いついたらすぐにメモが鉄則です。

そこで、朝、公園を歩いてアイディアを収集する。

ただし、歩く前に頭の中を問題意識で一杯にしておく必要がある。

頭が空っぽの状態で散歩しても、ただ歩いただけで終わってしまう。

だから、散歩の前に、無理してでもPCに向かって書く時間をとり、その後散歩に出る。

via: P187

歩くとアイデアがまとまることは、本当です。午後の眠気にガマンできないときは、ウォーキングに出てしまうと良いでしょう。歩くことで脳に血が回って、頭が冴えてきます。

同じことが寝る前にも言えます。色々考え事をして寝てしまうと、明け方目が覚めた時に、改めて考え直すと、スッキリまとまることが良くあります。起床した直後のまどろみ、最高に頭が冴えているので、しばらく考え事をするのも良いでしょう。


iPhone 3GS. / MJ/TR (´・ω・)

クラウドに預けたほうが安全

個人情報を扱う場合には漏洩が大きな問題だが、これに完全な対策を講じるのは非常に難しい。

ソニーですら失敗した。

個人情報について完全なシステムを独自に作るのは、ほとんど不可能なことだ。

via: P248

クラウドにデータを預けてしまうことに対する不安が、日本では根強いです。セキュリティへの不安のようです。しかし、プロの担当者が監視しているクラウドサービスと、素人が管理するPCのどちらが安全でしょうか?自分で管理するPCがウィルスでハックされたり、操作を間違えて情報が流出する可能の方が圧倒的に高いはずです。

PC故障によるデータ消失は致命的です。我が家は震災以来、データの徹底的なクラウド化を進めました。いまや地震や津波があっても、着の身着のままで逃げて、命だけ助かれば、ネットが繋がる場所でビジネスを再開できます。クラウドの恩恵を受けないことは、墜落が怖いから飛行機に乗らないようなものです。ちなみに、飛行機事故に会う確率は、自動車死亡事故より数十倍低いといわれています。


my iPhone family pile / blakespot

クラウド社会では、思考力が勝負

現在社会で必要な試験は、日常生活で利用可能な手段をすべて認めた上で、能力をテストできるようなものでなければならない。それは、ペーパーテストでも不可能ではない。

実際、私は「すべて持ち込み可」で期末試験を行ってきた。

PCも当然持ち込めるので、インターネットで外部にアクセスすることも可能だ。

しかし、私の問題は、ヤフー知恵袋では解けない。

via: P290

もはや、専門家という存在が、無くなりつつあると感じています。Googleで検索すれば、ありとあらゆる情報が手に入ります。専門外の素人と呼ばれる人が、曇りのない視点で情報を組み合わせて考えることで、新たな発想が生まれることもあるでしょう。むしろ、斬新なアイデアとは、素人の視点から出てくるものです。

学校の試験も知識量を問うのではなく、情報を組み合わせて「考える」ことにシフトしていくべきです。記憶はインターネットやクラウドに任せて、思考作業に脳のリソース振り分けて、脳を鍛えていかないと、時代に取り残されていくに違いありません。

今日のわかった

野口先生の超整理法は、第一弾からすべて読んでいます。来るところまで来てしまったって感じです。おそらく5年後くらいには、紙のメモがスマフォ&スタイラスペンに置き換わって、紙の手帳はほぼ消滅しているかもしれません。

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