人生とは暇つぶしである – ニートの歩き方

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自分と同様にネットビジネスで暮らしている方の本ということで、興味深く読みました。共感できる部分が多い本でした。

ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法

ネットの恵みを得ることで、自分が好きなことをしながら暮らせる仕組みが出来上がりつつあります。これまでは表立って言えなかった商売ですが、最近のプロブロガーブームで、社会的にも認知されつつあります。

ネットの森で栗拾いをして生活する方法があることを知れば、人生のアイデアがさらに広がるはずです。

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人生は暇つぶしであること

人生で一番苦痛なことは「暇」だと思います。一時的な暇は心身をリラックスさせますが、長期の暇は苦痛です。お金をかけずに暇を過ごせる方法があれば、大金を稼がなくても生きていけます。究極的には仕事とは「暇つぶし」なのではないでしょうか?

暇をつぶすなら、楽しくて熱中できるものが良いですよね。人生プランを考える上で「暇つぶし」をベースにおいて考えると、うまく力が抜けた人生が送れるでしょう。

ネット上の豊かな恵みで生きる

感覚としては、人を相手に商売をしているのではなく、山に入って栗でも拾って来ているような感じだった。サイトを作って広告を貼ったら毎日ちょっとずつお金が入ってくるのは、川に罠を仕掛けて放置して、一日一回見に行くと魚が何匹か入っているようなものだ。

via: P73

森に入れば、山菜や木の実。海に糸をたらせば、魚を釣ることができます。そうした自然の恵みを得るのと同じように、ネット上にも恵みは豊富にあります。

道具は、ブログ、ソーシャルメディア、プログラム技術などです。どれも無料で手に入り、だれでも技術を身につけることが可能です。手作りで竿や仕掛けを作って、魚を穫ることと似ています。

生きる糧を得るためには、自分の一番好きで得意な方法で獲物を穫ることが効率的です。自分が一番得意で熱中できることに賛同してくれる人は、身の回りに数人しか居なくても、全国、全世界ならば1万人くらい居るかもしれません。

その人たちに自分の好きなことをサービスすれば、一家族くらい養える分の収入が得られる可能性は十分あります。ネットは豊かな海なのです

ネットで生きるには都市が有利

都会だったら好き勝手なことをやっていても家族は親戚とか近所とかに咎められたりしないし、全体の人口が多いせいでどんなにすごくマニアックな趣味でも、数千人くらいの仲間が集まって一定のコミュニティを作っていたりする。

無職だってニートだって引きこもりだった何十万人という単位でいるし、ネットで声をかければ東京ならば自分と似たような人にすぐに会うことができる。

via: P103

ネットは世界中のどこにいても、繋がることができます。地方からでも、東京の人とつながれます。とはいえ、ネット上だけで生きていくのは限界があって、ネット上でのつながりをリアルに持ち込んで、人脈を強化する必要があります。その点については、東京に住んでいた方がチャンスが多い点で、圧倒的に有利です。

地方に住んでいる人は、かなりエッジを効かせた方法で存在感を出していかないと厳しいでしょう。逆に考えれば、うまくリミッターが外れて都会よりもやりやすい面もあります。ネットで影響力を高めて、定期的に東京に上京してコネクションを増やしていきましょう。

 

前向きさは必要

ニート的な生き方といっても、何にもする気になれなくて、日々ボーっとしていては、暇の苦痛に押しつぶされます。何かしら自分が好きなことを突き詰めていく「前向きさ」は必要でしょう。

何かに夢中になって一日が過ぎれば、それは素晴らしい人生の過ごし方です。フロー状態の時に発揮した力は、何よりも勝ると聞きます。

自分が熱中していることを、インターネットを利用して世の中にアピールしていきましょう。先にも述べたように、自分だけのこだわりを認めてくれるひとが、身近には少なくても、全国では大勢居るはずです。

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好きなことで食える時代が来たことを知る

そういった、自分の中から湧いてくる自発的は行動こそが本来人間がするべきことだし、つらいのを我慢して無理に何かをする必要はないのだ。

良い仕事というものは、自発的に本人が楽しみながらやるようなところから生まれてくるもので、無理にこらえて頑張って成し遂げられたものではないことが多いし。

via: P142

人生の成功は、自分の好きなことを他人のために頑張れるかにかかっています。熱中できる好きなことがあれば、生きて行ける時代になったのです。そう考えるだけで、気持ちが楽になりませんか?

もちろんネット上でもそれなりの競争はあります。しかし、ネット上には物理的な限界が無いに等しいです。限られたパイの奪い合いではなく、共に協力し合いながらパイを増やしていける世界です。ソーシャルメディアを利用して自分と趣味が似ている人と繋がることで、自分の好きな話題に囲まれて生きていけるのです。

アフィリエイトはちょっとの努力で儲かる

ネット上の恵みを得るための有効な道具は「アフィリエイト」です。アフィリエイトは海や河に仕込む「はえ縄」のようなもので、一度設置しておけば、定期収入が見込めます。ブログという水路に海の水を引き込んで、そこに釣り糸をたらすようなイメージです。

収益化を意識しなくても、ブログのPV数を増やして行けば、比例して収入も増えます。自分の好きなことを頑張ることが、収益に繋がるという、新しい生き方・稼ぎ方を経済的に支えてくれるすばらしい道具、それがアフィリエイトです。

私もネット起業して10年目。節目ごとに甘いも酸いも経験してきました。本書の著者さんの生き方に賛同できることは多いです。そして、私から見えている新しい生き方の方法のようなものも、これからは当ブログで紹介していこうと考えています。

今日のわかった

こうしたアフィリエイトがらみの話は、以前はあまり表立って出てこなかった話題です。人々はネットで稼ぐことに嫌悪感を持っている感がありました。

しかし、プロブロガー本や、本書が出版されたことで、ネットで稼ぐことが次第に世の中に認知されていくでしょう。

当ブログでも、収益化については、ブログの舞台裏の話であまりしてこかなかったのですが、これからは少しずつ語っていこうと考えています。

読書2012
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