まさかの五合目打ち切り 第72回富士登山競走2019

今年も富士登山競走に出場しました。

レース直前に、まさかの「五合目打ち切り」のアナウンス。モチベーション激下がりのレースになりました。

しかし、猛者たちが集う山頂コースの五合目レースは、熾烈を極めました。

タイムは1時間59分48秒。最後は執念でサブ2を死守しました。

事前のレース戦略

目標は「完走」。当初はサブ4を狙ってみようかと思いましたが、今の実力では4時間半の完走が限界です。

昨年に引き続き完走して、富士登山競走はしばらくお休みする予定ですが、果たしてどうなるか。

戦略は昨年の走りを踏襲します。

【参考】

目標ラップ

馬返しまでのロードはできるだけ頑張って、1時間2分くらい。五合目で2時間を切れれば、完走が見えてきます。

速すぎるとバテますが、遅すぎると渋滞にハマるので。前のランナーについていくのではなく、スペースがあれば追い抜きをするメンタルが重要です。

0:15 北口本宮冨士浅間神社給水所
0:40 中茶屋給水所
1:05 馬返給水所
1:28 二合五勺給水所
2:00 五合目給水所
2:15 六合目給水所(安全指導センター)
2:40 七合目給水所(花小屋)
3:15 八合目給水所(太子館)
3:28 八合目給水所(白雲荘)
3:50 八合目関門(富士屋ホテル)
4:00 八合五勺給水所(御来光館)
4:15 九合鳥居

補給計画

SAVASのジェルを3つ。ショッツカプチーノジェルを1つ。メダリストを4つ。塩熱サプリを6つ。

二合五勺と五合目バナナを食べて、あとは給水所ごとにジェルを摂取。メダリストは、1時間ごと(馬返し、五合目、太子館、御来光館)に摂取。

給水は気持ち多めに取るようにしますが、気温が下がっていくので、様子を見ながら調整します。

朝食

宿ではおにぎり2つとお味噌汁。スタート地点で、おにぎりとアンパンを食べる予定です。

エネルギー切れを起こさいないよう、しっかり食べます。

トレーニング

近所の320m10%坂道ダッシュを約50本。小さな山の石段200mを4kg背負ってダッシュ12本。

そして、富士登山道での試走を2回(市役所-六合目、馬返し-山頂)行いました。

梅雨が明けず、坂道が湿って走りにくかったですが、良いトレーニングができました。

まさかの五合目打ち切り スタートまで

朝は4時に起床。昨年と同様におにぎり2つとお味噌汁。

トイレは出ず。スタート地点のトイレに賭けることに。

今回は五合目に荷物を送るだけで、下山先(今年は市民文化会館)には送らず。

Tシャツとタオルを入れました。しかし、レース後は汗びっしょりで寒かったです。パンツなど着替え一式を送ってしまったほうが、快適でした。

5時ちょっと前に宿を出発し、5時10分くらいに鐘山駐車場に到着。バスはすぐ来て、5時半過ぎにはスタート地点へ。

目の前にあったトイレに並ぶも、草むらにブヨがいて、あっと言う間に両足の数箇所刺され、テンションさがる。長袖長ズボンのTシャツを着ていった方が良いかもです。

荷物を預けて、もう一度トイレに並ぶ。その時に、五合目打ち切りのアナウンスを聞く。

テンションダダ下がり。いっそうのことファンランにしてしまおうかと、スタート直前まで悩みました。

しかし、スタート直前。毎年恒例の宮下さんの話を聞き入ってしまいました。

「歳を重ねる毎に、練習は量より質。休養が必要。若い頃に練習でためた貯金と、経験値を活かす」

年齢的に限界を感じている私にとって、沁み入る内容でした。

おそらくこれからは、きついトレーニングをしても、パフォーマンス向上に結びつきにくくなっていきます。

しかし、これまでの貯金と経験を活かすことで、なにかまだ達成できることがあるかもしれない。

そんな思いを新たにしました。

まずは、目の前のこのレース。自分の今の場所を確かめるためにも、全力でいこう。そう決心しました。

7:00ちょうどに、吉田市役所前をスタート!

レースレポート

馬返しまで

スタートロスは36秒。しばらくは前が詰まって、なかなかスピードが上がりませんでした。

中央通りから国道139号線へ。少し暑さを感じましたが、速度は4分台。しっかり走れてます。

浅間神社のラップは14’26。去年より20秒ほど遅い!水を一杯もらう。

うまく走れてるとは思うのですが、周りのランナーが多くて詰まってしまうことが多かったです。

スタートロスも長かったし、みんな五合目までに出し切る覚悟でしょうから、ランナー密度が上がっています。

中ノ茶屋までは5分/km台をキープ。しっかり走れました。38分くらいで中ノ茶屋に到着。水を2杯補給。レモンもかじりました。

馬返しまでは、得意な区間。ここを走り切るために、きつい坂道ダッシュを続けてきました。坂を感じずに登ることができれば、良いレースになります。

馬返しの手前の急坂も走りきり、かなり順位を上げました。

馬返しのラップは、1:03’12。昨年より30秒遅いですが、給水や水かぶりをもらった後なので、ほぼ同じ。

しかし、ここまで結構頑張っているつもりなのに、思ったほどタイムが上がっていない。少し焦る。

5’21に映っています。

五合目まで

トレイルに突入。1合目まではほぼ走りました。隙きを見つけては、どんどん前へ。

ところが、1.5合目くらいで大渋滞。正確な時間はわかりませんが、2分以上ストップしました。V字型の登山道が極端に狭くなっていて、一人しか通れなくなっていました。

昨年も同じようなペースで、渋滞はありませんでした。

五合目打ち切りで、全体のペースが上がったこと。登山道の形状の変化などで、今年の方が渋滞が起きやすい状況になっていたようです。

来年からは、全ランナーが五合目2時間20分以上の持ちタイムとなり、更にレベルが上がります。

馬返しを1時間1分台だった知人は、多少減速はしたけど、渋滞はなかったとのこと。来年以降は馬返しを1時間1分台で通過しないと、渋滞でロスする可能性が高いです。

さすが山頂コース。全国から健脚自慢の猛者が集まる大会。年々レベルが上がっています。

渋滞のさなか、崖の上を走って渋滞を回避しようとするランナーが。コース外はいけません。他のランナーからの大ブーイング。最近はビデオや写真に撮られてしまうと、SNSやYoutubeで晒されて大炎上となります。悪いことはやめましょう。

流石にこの渋滞で、気持ちが一度切れてしまいました。

渋滞を抜けた後は、淡々と登り続けました。走れる区間は走る。チャンスがあれば、前のランナーを抜かしました。

二合五勺の給水所へ。1時間28分。去年より渋滞分遅れている感じ。しっかり給水。

しかし、次第に、歩く区間が長くなっていきました。周りのランナーも疲れています。三合目、四合目と登る区間は、少しダレたかも。

5合目手前で時計を見ると、1時間48分。あれ?これ2時間切れないかも。

去年山頂まで登ったレースですら、1時間58分で五合目関門を通過しています。今年のペースが遅いのか、自分自身の走力が落ちているのか、自問自答。結果的には渋滞分が遅れているだけだったのですが。

五合目ゾーンに突入。応援も増えて、少し元気になりました。脳がゴールを感知したのか、急に足が動き出す。

最後の階段もダッシュで登り、舗装路へ。再びトレイルに入り、時計を見ると、1時間58分台。あと2分!

再び舗装路へ。ゴールは200m先。知人の応援も受けて、全力で走りました。

なんとか、2時間以内は死守して、1時間59分48秒でゴール!

レースの反省

渋滞を加味すれば、ほぼ昨年と同じタイム。しかし、この状態から更に頂上へ登っていくことを想像すると、かなり厳しい行軍になりそうです。

昨年は五合目関門を通過しても、ピンピンしてました。多少疲れても、頂上を目指せる喜びで、テンションが一気に上がるのはあると思います。

あと昨年は二合目で足が攣りましたが、今年は攣りませんでした。

総合すると、昨年と比較して、

  • スピードはちょっと落ちたか、横ばい
  • 登りは多少強くなっている

一週間前の馬返しからの試走では、山頂まで3時間23分で到着しています。水を担いでの登山だったことを考えるとかなり良いタイム。

今回五合目まで2時間弱という結果と合わせれば、今年もギリギリ完走できていたのではと思うと、ちょっと悔しいです。天候にはかないません。

年齢的に、これ以上スピードを伸ばすことは難しい。ですが、登りの力を上げていくことはこれからもできそうです。

来年に向けて

今年で、富士登山競走は卒業と考えていたのですが、五合目打ち切りということで、なんとも中途半端な結果となってしまいました。

来年のことは、現時点では考えられません。とにかく今は、しばらく坂道練習をしなくて済むことに、ホッとしています。

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天候については残念でしたが、遭難やけが人が出ずに、毎年大会が続いていくことが一番です。

大会関係者、ボランティアの皆さん、声援を送ってくれた方々、そして、共にゴールを目指した全てのランナーに感謝します。

ラップ

馬返し 1:03’12
Finish 1:59’48

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