借金は1億も10億も一緒

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どんなに借金をしても、命をとられるようなことはありません。人の命はお金より大事です。

幸福の商社、不幸のデパート ~僕が3億円の借金地獄で見た景色~

借金で首が回らなくなったとき、どういう行動をすべきかは知っておいて損はないと思います。以前、「借金は1億も10億も変わらない」と知人が言っていました。その理由が分かった気がしました。

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3億の借金は帳消しにできる

本書の著者は、2000年代初頭のベンチャービジネスシーンで3億もの借金を背負い、負債を整理し、今はベストセラー作家として活躍されています。

3億円もの借金を抱えてしまったら、公衆の場に出ることは二度とできないような気がします。しかし、実際に著者は、こうして本を出版して、セミナーの講師などしています。これはどういう事なのでしょうか?

「水野君。世の中、知っているか知らないかで天と地ほどの差がでるよね」

via: P141

借金を合法的に帳消しにする方法は存在します。詳しい内容は本書に譲りますが、つまり、金融機関も融資をビジネスでやっているということです。回収の見込みがない債権は、さっさと整理して、損金として計上したほうが金融機関としては得なのです。

幸せとは何か?

しかし、なんでもいいから寝食を忘れて打ち込めることがあれば、それをやるべきだといまの僕は思う

via: P201

人の幸せとはなんだろうか?幸せの尺度は人それぞれで、これだという絶対的な定義はありません。それでも、「やりたいことをやれている」は、多くの人の幸せに当てはまると思います。

人生も仕事も結局「暇つぶし」なのかなと。人間は暇にしていることが苦痛です。朝から晩までやりたいことをぶっ通しでやり続けられるようなことがあれば、多くのお金も必要とせず、幸せに暮らせるはずです。

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運動の習慣は人生を豊かにする

ランニングには心と体の贅肉を燃やす効果がある。

via: P217

ジョギングをすると、頭が良くなるという話を聞いたことがあります。定期的に運動をすると頭が冴えて、生活に張りがでてきます。手足と脳は神経でつながっていて、体を動かすことで脳に刺激が伝わって、思考が活性化するのかもしれません。

散歩はアイデアを練るのにもってこいです。色々考えこんで、たくさんの情報を頭の中に詰め込んだ状態で30分くらい散歩に出ると、帰宅するころには頭の中が整理されて、新しいアイデア・コンセプトが生み出されていることがよくあります。

忙しいとどうしても運動は後回しになってしまいます。通勤で歩くなどして、できるだけ定期的に運動することで、心身を活性化していくことが有効です。

失敗の反対は成功ではない

僕はいつも思うんだけど、成功の反対は失敗ではない。

じゃあ、なんなのか? 成功の反対とはチャレンジしないことだよ。

確かに何もしなければ失敗もしない。でも失敗を恐れてチャレンジしできないのなら、いつまでたっても成功はない。

つまり、成功するためには失敗する必要があるとすら言えるんじゃないかな。

大事なことは失敗の底を知っておくことと、失敗したときの受け身の取り方だよ。

via: P150

失敗とは、なにかチャレンジをした結果であって、アクション自体は評価すべきことです。なぜなら、チャレンジをしない限り成功はありえないからです。

何もチャレンジしていない人が、失敗した人をあざ笑うような行為をしたとき、それは何かを勘違いしています。人として最低の行為だと思います。

知恵は、本を読んだだけでは身に付きません。そもそも本に載っている情報は、他の多くの人も読んでいるため、成功要因にはなりえません。実際に経験して皮膚感覚で感じたことだけが血肉となるのです。

今日のわかった

ちなみに、本書はビジネスのために正規の金融機関から融資を受けた時の話です。そうでない所から借金をした場合は、状況は変わってくると思います。

本書は著者の水野俊哉さんから献本頂きました。面白い本をありがとうございます!

読書2012
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