ブログの形態は、大きく分けて2つあると考えています。
- テーマを絞った「テーマ特化ブログ」
- テーマを絞らない「雑記ブログ」
実際には、お互いを程よくミックスしています。
なんとなくこの「雑記ブログ」というネーミングに違和感がありました。「雑記」と書くと、大雑把とか、雑な運営とか、マイナスなイメージがあるからです。
そこで提案なのですが、これからは「雑記ブログ」ではなく「個人ブログ」を目指しませんか?
日記ブログは本当につまらないのか?
個人ブログと書けば、個人的なブログということになります。
エッセイや日記的な文章、お気に入りの商品レビューなどを、ブロガー個人を軸としてポストできます。
よく「個人の日記なんて読まれない」と言われていましたが、どうでしょう? 個人の日記的なブログでも、面白いブログは多いです。
むしろ、ノウハウやレビュー記事ばかりのブログよりも、個人の日記的なブログの方が面白かったりします。
個性は、誰にでも備わっている「差別化」の武器
「正しい情報をしっかり伝える」 は、確かに大切なことです。
しかし、正しい情報というのは、簡単にコピーできてしまいます。よって、他のブログと同じような記事がずらりと並んでしまい、コモディティ化(一般化、似たり寄ったり)してしまうのです。
ブログに単に情報だけポストしていると、同じようなブログの一つになってしまいます。
そこで、差別化するために自分自身を、全面に押し出していくことが有効です。似たような人間は一人としていません。我々は一人ひとり個性があります。
個性を利用して、ブログを差別化していくのです。それが「個人ブログ」です。
人は「自分と似た人」を探す
私の妻は、クックパッドで似たような好みを持つ人を探して、メニューを追いかけるそうです。ブログも似たようなライフタイルや趣味を持つブログを読むとか。
特に女性は、自分と似た人のコンテンツを追いかけます。
個人ブログでは、日常を綴る日記のような記事をポストすることで、ブロガーの人なりや価値観、ライフスタイルを伝えられます。
同じ商品のレビュー記事でも、自分と似た人のブログ記事と、そうでないブログの記事とでは、信頼性は大きく変わってくるでしょう。
さあ「個人ブログ」を始めよう
テーマ特化ブログでないブログを目指すのであれば、雑記ブログではなく「個人ブログ」を目指すべきです。
単に呼び名の違いだけかもしれませんが、大きな差があると思います。
なんでもポストできる「雑記ブログ」に対して、自分自身を軸に、自分が興味を持ったり、面白いと感じたネタだけをポストする「個人ブログ」の方が、読む側にとってもわかりやすいです。
お笑い芸人さんのネタも、ほとんどが日常の生活の中の出来事です。我々の日常にも、面白いことはたくさんあります。
それらを、我々のフィルターを通して、独自の解釈や思考を付け加えて、ブログ記事としてポストしていく。
それだけで、十分面白いブログになるのではないか、と思うのは私だけでしょうか?