人が集まる! 売れる! 売り場づくりから学ぶブログの作り方

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100円ショップを経営する知人から聞いた話では、100円ショップでは商品の陳列の仕方で、売り上げがまったく変わってくるそうです。商品を補充する従業員・パートさんの感性が、売り上げを左右するのです。

人が集まる! 売れる! 売り場づくり40の法則

本書はビジュアル・マーチャンダイジング(視覚的販売計画)。つまり、お店の陳列や表示を工夫して販売を促進する手法について書かれています。

インターネットで商売をする上での重要なヒントは、リアルの店舗にあることが多いです。マーケティングの本質は同じなのです。ブログに応用できるポイントを紹介します。

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リズムを破壊する

たとえば、書店で整然と背表紙が並んでいる棚の陳列のなかに、突然空間がお請けられ、そこに背表紙ではなく表紙が見えるように陳列された本とともに、手書きのPOPが設置されている。

いままでトン、トン、トンと同じリズムで続いていた陳列が、突然ドーンという大きな音でさえぎられる。

そんな感覚です。だから目が留るし、足が止まるんです。

via: P27

ほとんどのお客さんは、商品をただ眺めているだけ。そんな中でお客さんの注意を引くには、リズムを崩し秩序を乱すと有効だそうです。「おや?」と思ってもらえないことには、買ってもらえることはありえないのです。

ブログはタイトルが重要です。記事の内容を端的に表すタイトルであることは大前提です。しかし、それだけでは読者に振り向いてくれません。

例えば「ブログが7倍読まれやすくなる方法」というタイトル。このままでは普通です。

「あなたのブログが7倍読まれやすくなる方法」

と、冒頭に「あなたの」を加えることで、読み手は「ドキ!」っとします。

もちろん毎回同じことをしても飽きられてしまいます。リズムを保つ記事と、あえて崩しにいく記事を意識すると良いでしょう。メリハリをつけることが大切です。

商品をペアにする

「使われている姿」を見せると、どうして「欲しい」に直結するのかというと、簡単です。

それは「商品同士が説明し合う」からです。

via: P96

商品は単体で利用されることはなく、何か別のものと一緒に利用します。パートナーとなる商品と一緒に陳列すると、実際に使われているシーンをイメージしやすくなり、手に取ってもらいやすくなるのです。

ブログも同じ。関連する記事を合わせて紹介したり、たとえ話や実際の具体例を紹介することで、記事の主旨がより理解しやすくなります。特に自分の実体験は、感情を表現しやすいので、ブログの魅力に直結します。

ブログの質は、ブロガー自身の経験の多さ・深さの裏付けと比例するところはあると思います。やはり人生経験が深い人が更新しているブログは面白いです。

取りにくければ、試着もしてもらえない

たくさん陳列して、全部見せたいからといって、ハンガーラックがパンパンになるような分量を陳列していると、かなり危険です。

その状態では誰も手に取らなくなるからです。

【中略】

こんな商品があれば欲しい、という明確な目的を持っていない場合、わたしたちの接客を受けるよりも、まずはいろいろ見ていたい、というお客さまの割合が多いと言えます。

これは手に取るというアクションをすることで、私たちスタッフに声をかけられることを避けたいからです。

すると、必然的に手に取るという行動は控える傾向になります。

via: P148

商品をパンパンに陳列してしまうと、一目見ただけでは、どんな商品なのかがわかりません。

しかし、商品に手をかけると店員さんに声をかけられるかもしれない→結果商品を選べずお店を出てしまう……。ということになります。確かに経験があります。

商品点数を減らして、商品がよく見えるようにすることで、商品をよく選ぶことができて、結果的に手に取ってもらいやすくなるのです。

ブログでも、いくら良い文章を書いても、読みづらければ読んでもらえません。フォントの文字は最低でも12px以上。行間も適度に開けましょう。当ブログはフォントの大きさは15pxで、line-heightは1.7とっています。

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ランキングを表示する

POPの活用方法で、特におすすめなのは、やはりランキングです。

*売れ筋ランキング
*スタッフのおすすめランキング

などのように、品揃えの幅に合わせて5位から1位、3位から1位というようにランキングすると、じっくり見比べたり、人気の度合いとお客さま自身の好みを比較したりして、検討していただけます。

via: P31

有名なコピーライターの方が、最強のコピーは「今売れてます」これに敵うキャッチコピーはない。と言っていました。

「社会的証明」という心理学があります。人は周囲が良いと思うものに同調する性質を持っているのです。

お店に「売れ筋ランキング」があれば、お客さんは「みんなが買っているんだ」と参考にするはずです。

ブログでも、読まれている記事をページビューやブックマーク数でランキングを作って表示しておくと、面白い記事を探しやすくなります。

当ブログではサイドバーにブックマーク数のランキングを表示しています。

何はともあれ、入客数を増やさないと始まらない

売れないとき、「客単価を上げなければ」と、セット販売に思いが向かいがちですが、客単価を上げるにはまずお買い上げいただけるお客さまの客数を増やすこと。

買い上げ客数を増やしたければ、接客する客数を増やすこと。

そして接客したいのであれば、一人でも多くのお客さまにご入店いただくことが必要なんです。

via: P24

購入率や客単価は、お店の形態や商品のラインナップによってほぼ決まってしまいます。無理な接客をして、お客さんに不快感を与えてしまったら、本末転倒です。

売り上げを伸ばすには、入客数を増やすことが一番簡単で効果的なのです。

ブログも読者数が増えてこないと、口コミによる拡散が起きにくいですし、広告収入も増えないです。ブログへの入り口を徹底的に増やしましょう。

毎日更新して記事数を増やすとSEOが効いて検索エンジンからの流入が増えます。平行してソーシャルメディアに更新情報を流すことで、ソーシャル拡散も狙えます。

買ってくれる人は一定の確率で存在します。お客さんが増えれば、売り上げは比例します。何においても集客は力。まずはそれからです。

今日のわかった

最近はGoogleの高性能化により、小手先のSEOが効かなくなってきています。基本的な知識だめ学んでおけば十分です。

それよりも、リアル店舗でのマーケティングや、セールスのノウハウを学んだ方が良いと思います。

読書2013
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