営業マンのスキルは、ブログに通じる

渋谷

小林一光さんの世界最高位のトップセールスマンが教える 営業でいちばん大切なことを、3年ぶりに復読しました。

読んで改めて感じたことは、営業マンのスキルのほとんどがブログ更新にも通じるということです。

ポイントをまとめました。

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嫌われることを恐れない

ブログを更新していると、コメントを貰えることがあります。そして、中には否定的な意見だったり、誹謗中傷的な内容のものもあります。コメントが怖くてブログをやめてしまう人も多いです。

世界中の全員に好かれることは不可能です。なぜなら「『みんなから好かれる人』が嫌いな人」もいるからです。あの福山雅治を嫌う人さえ世の中には居るのです。

営業マンはお客さんに働きかける商売です。営業というだけで嫌な顔をされても、働きかけ続けなければ始まりません。

ブログも記事を公開する以上、不特定多数の読者に働きかけることになります。ブログを続けるには、嫌われようと何されようと、記事をポストし続けるしかないのです。

幸いにも、ブログでは本名とは別のハンドルネームで活動することが多いです。何か文句を言われても、自分ではなくハンドルネームの別人格が言われていると思えば、気分は軽くなります。

読んでくれるかどうかは相手が決めること

ブログを頑張って更新しても、読者がなかなか増えないとなげく人は多いでしょう。これだけはどうしようもないです。

なぜなら、ブログ記事を読むかどうかを決めるのは、読者さんだからです。我々にはコントロールできないのです。

できる営業マンは、買ってくれるお客さんは黙っていても買ってくれるし、買わないお客さんは何を言っても買ってくれないことを知っています。なるべく見込み客を増やして、ベルトコンベアーに乗せることに徹するのです。

ブログも無理に売り込む必要はありません。売り込むと読者は逃げていきます。

ブログ記事を読むかどうかは、他人の課題です。こちらで制御できないことを嘆いても仕方がありません。少しでも役立つ記事、面白い記事をポストすることに専念しましょう。

最近はツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが普及しています。ソーシャルメディアに記事を流して、人の目に触れる機会を増やしていきましょう。チャンスは必ず来ます。

鯉の口 くちこみ

口コミで紹介してもらえることが大事

自分のブログを、自分で「俺のブログは面白い、すごい」と叫んでも、誰も共感してくれません。自画自賛ほど痛い姿はありませんよね。

知り合いから「このブログ面白いよ、すごいよ」と聞くと、「読んでみようかな」という気になります。第三者からの口コミは強力です。紹介する方も、自分の信用に関わるわけですから、本当に良いものしか紹介しないからです。

優秀な営業マンは自分から売り込むことはなく、知り合いからの紹介で商談が始まることが多いそうです。信用・信頼されることが利益の源泉なのです。

結局、最大の商品は「自分」なのです。読者に信頼されて、安心して口コミしてもらえるようなブログ運営を心がけましょう。

聞き役に徹する

前述したように、最近はツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアが普及しています。ブログの読者さんと気軽に交流することができます。

無記名・匿名のコメントフォームとは違い、アカウントが個人と紐付けされているため、なまなましい誹謗中傷などが少ないため、交流がしやすいです。

交流するときも「自分が俺が」ではなくて、相手の意見を尊重して、引き出すようにしましょう。聞き役に徹するのです。

自分と違う意見があるのは当然です。素直に受け入れ、自分の成長につなげましょう。新しいブログ記事のヒントも貰えます。

優秀な営業マンは、自ら売り込まず、聞き役に徹して、まずお客さんからニーズを引き出します。お客さんに欲しいものを言わせるのです。

言葉使いも大切です。なるべく丁寧で優しい言葉で、角が立たないような表現を心がけましょう。

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自分が商品であることを知る

読者はつねに良い情報を探しています。そして同時に、自分と性格や趣味、ライフスタイルが似ていて参考になるブロガーを探しているのです。

ブロガーは良い記事を提供することを通じて、「自分」を売り込んでいるのです。自分が商品なのです。

優秀な営業マンは、自分が一番の商品であることを理解しています。「信頼できる人」になるために、常に自己研鑚を続けています。

いくらメッキで固めても、無意識レベルの行動は変えられません。人は、言動や身なりからの端々から、相手を判断するのです。

しっかりとした理念を持ち、社会人としての最低限のマナーを守る。言葉使いやメールの体裁、しっかりお礼が言えるなど、当たり前のことを当たり前にできるようになることが、ブロガーの資質としても重要です。

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情報を記事にして提供するだけでは、他の人に真似をされてしまいます。情報に「自分」をプラスすることで、オリジナルな記事、そして世界にたった一つのブログになれるのです。

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