なぜか挨拶だけで売れてしまう営業法

技術系出身の私は、営業と聞くと尻込みしてました。営業トークなんて無理!みたいな。

そんな私でも、本書「37カ月連続トップ営業が極めたなぜか挨拶だけで売れてしまう営業法」を読んだ後は「営業をしてみたい!」と思えるようになりました。

「営業の本質とは何か?」に迫った、会心の一冊でした。

初めて会ったお客様に、いきなり仕事に関する話しや商品に関する話しをしても、なかなかきちんと聞こうとはしてくれません。
なぜ、こうなるのかというと、お客様は「営業マンから売りつけられたくない」と思っているからです。
「何だかんだいいながら、結局は私に売りつけようとしているんじゃないか?」
じつは、お客様がこのように警戒心をもっているときに何を話すかで、「売れる営業」と「売れない営業」に分かれてしまうのです。

その通り!と私も思いました。

会社員時代は、よく営業マンが押しかけてきました。初対面の営業マンの相手って、面倒くさいんですよね。

結局、なじみの営業マンに頼んでしまうことが多かったです。

本書では、上記のようなお客さんの心理を踏まえたうえで、お客さんに売り込みをせず、まずは「自分」を知ってもらうことだけに重点においた、営業方法を提案しています。

具体的には、「あなたレター」というダイレクトメールをお客さんに配布する方法です。仕事の「売り」については一切に載せない、自分という人間をアピールするためだけのメールです。

雛形が用意されているので、学生時代の穴埋めテストのように、空欄を埋めていけば、誰にも「あなたレター」を作れるようになっています。

私が教材販売のときには意識していたのは、「どんな教材を売っているのか?」ということではなく、「どんな人がこの教材を勧めているのか?」を伝えることでした。
そのため、実際の営業トークでは、「これはいい教材ですよ」といった、「商品の話し」ではなく、「この教材をお奨めする仕事をやろうと思ったのは、私が中学生のとき、母親から買ってもらった教材のことがキッカケでして」という具合に、私という「人の話」を中心に話すことを心がけていました。

「どんな商品を売っているかではなくて、どんな『人』が商品を売っているか」

重要なのは、「誰が売っているか」なんですよね。営業の本質はここにあると思いました。

あなたレターの作り方を知りたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

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ブログも売り厳禁!

本書を読んでいるうちに、「ブログも同じだな」と思いました。

初めて会う人とでも、事前にブログを読んでおくと、前から知っているような気になるんですよね。

ただし、売り込み色が強いブログは読む気が失せますし、書き手に良い印象は持てないですね。

私が以前から主張していることと、すごく被るのです。ブログの主役は紹介する商品ではなくて、あくまで自分が主役なのだと。

アフィリエイトを利用してお金を得たい人は、ブログでは書籍の紹介くらいにとどめて、アフィリエイト用の情報サイトを別に作って、そっちへ送客する形の方が良いと思います。

知らないと損をする「スピンアウト情報サイト戦術」

個人ブログ上では売りは厳禁だと、改めて強く考えさせられた本でした。

「あなたレター」と同じで、ブログは「自分」を知ってもらう場所にしたいです。

今日のわかった

そういえば、営業職の知り合いに「営業のコツは、営業っぽく営業しないこと」って聞いたことがあります。営業トークはお客さんからするとつまらないですからね。

読書2010
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