ランスマ ハブ君vs藤森くんガチンコ対決の分析

ハブ君(ハブサービス)と藤森君(オリエンタルラジオ)が、長野マラソンでサブ3.5を目指した様子が、マラソン番組「ランスマ(BS1)」で放映されました。

結果は、ハブ君が3時間30分26秒、藤森くんが3時間57分58秒(ともにネットタイム)と、ハブ君惜しかった!

私も2013年の東京マラソンで、3時間30分10秒(ネット)だったので、その悔しさたるや、すごい共感します。

金哲彦さんから、ハブ君は90%大丈夫と言われていたのに、達成できなかった理由と、次回サブ3.5を達成するための戦略を考えてみました。

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ネガティブスプリット

昨年2016年の長野マラソンは、ハブ君は前半抑えて後半スピードアップする「ネガティブスプリット」で臨みました。ところが、前半のスピードを落としすぎてしまって、後半も上手くスピードを上げられず、27kmで脚が攣ってしまいました。

その教訓からか、今年2017年は4’50/kmぐらいのイーブンペースを目指したようです。2km過ぎからペースアップしていました。しかし、去年と同じ27kmで脚が攣ってしまいました。

マラソンでは、足が攣ってしまうとレースは終わってしまいます。足が攣らないように走る。足が攣るにしても、なるべく遅らせるように走る必要があります。残り5kmくらいならなんとか粘れますが、足が攣って残り15kmはキツイです。

27kmで攣ってしまったということは、その日のコンディションではオーバーペース。5’00〜5’10/kmくらいで中間までは我慢して、十分脚が温まった状態からスピードを上げていった方が、安全です。

暑さ対策

この日の長野市は、スタートで14度、10時には20度まで気温が上昇しました。金さんも、帽子をかぶった方が良かったのでは?とコメントしていました。

サブ3.5を狙うくらいになると、下半身のコンプレッションタイツもやめたほうが良いと思いました。暑いだけです。

ふくらはぎ攣り対策

ハブ君はふくらはぎが攣るようです。私も過去にふくらはぎの攣りには散々悩まされてきました。最近はふくらはぎだけ攣ることはほとんどありません。

まずは、しっかりと水分補給ですね。塩分などの電解質も摂取したほうが良いです。ハブ君は今回はしっかり補給していたので問題ないと思います。

ふくらはぎが攣るのは、ふくらはぎの筋肉を使って走っているからです。足首で地面を蹴っているのかもしれません。Xテープで足首を固定すると、ふくらはぎの筋肉を使わないように走れます。

コンプレッションタイツの代わりに、ふくらはぎのゲーターもお勧めです。ふくらはぎを適度に締めることで、血流がよくなって、筋力を効率よく使えます。

あとは前述のネガティブスプリットですね。スピードを遅くすれば、その分攣りにくくなります。スタート直後からのスピードアップは、脚への負担が大きいです。しっかり暖気をしてから、ゆっくりスピードアップすると、攣りにくくなります。

連戦のすすめ

番組的には、サブ3.5達成は来年の長野マラソンで!ということにしたいのでしょうけど。サブ3.5達成まであと30秒です。すぐに次のレースに出場すれば、ほぼ確実にサブ3.5できるはずです。

長野マラソンでかなり追い込んだので、良いトレーニングになっています。ハブ君の実力ならば、1か月後くらいのレースなら十分出場可能です。

私も3:30’10だった東京マラソンの2ヶ月後のかすみがうらマラソンで、サブ3.5を達成することができました。

サブ3.5は難しい!けど、誰にでもチャンスはある

藤森くんがレース後に吐き捨てた「サブ3.5って、ふざけんなよ! もうマジ!」のコメントがすべてを語ってくれています。サブ3.5は本当に難しいです。

42.195kmを5分/km以内(正確には4’58/km)のペースを維持し続ける走力をつけるには、毎日の生活を多少犠牲にするくらいのトレーニングが必要です。

しかし、チャンスは誰にでもあります。実際にハブ君は目の前まで来ているのです。これからも、ハブ君と藤森君を応援します!

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ハブ君はゴール後悔し泣き。42.195kmも走ってきて、たった27秒ですからね。同情します。

35kmすぎで藤森くんが両足を攣って、いわゆる「生まれたての子鹿」のように走る姿が印象的でした。厳しい状況の中で、自分の限界に挑戦し、前に進もうとする姿は、多くのランナーの心を打ったのではないでしょうか。

【参考】

ハブ君ラップ

藤森君ラップ

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