スポーツの上達は、練習量で決まる

スイミングスクールで、毎日スイミングを習っている子がいました。連続して練習するので、週1よりも上達が早いです。その様子を見て、わが家の子供たちも毎日コースにしたら、一気に上達しました。

実はこの話、非常に理にかなっているのです。その理由とは?

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たくさん練習すれば成功する

優れたバイオリニストと、普通のバイオリニストの違いが、何に起因するかを調査した研究結果があります。それによれば、生まれついた才能というものは存在せず、練習に費やした時間だけが違いを生むとのことです。

女子トップテニスプレーヤーの、セリーナ・ウィリアムズさんは、テニスの経験のない父親の熱心な指導のもと、テニスの練習にすべてをささげ、世界トップまで上り詰めました。姉のビーナスさんも有数のプロプレーヤーです。

バイオリンの弾き方は昔も今も、そして未来も変わらないでしょう。テニスのルールも、大きく変わることは無いはずです。このように、楽器の演奏やスポーツのような、将来的にルールが大きく変わらない分野では、たくさん練習すればするほど上達するのです。

子供に習い事をさせるのであれば、週一回ではなく、週二回、三回と増やした方が上達が早く、月謝も安く効率的なのです。週5日通っても、月謝は週1回の5倍ではなく、せいぜい2-3倍。

習い事をさせるのは、子供に上達して欲しいからです。中途半端だと、成長力の大きい貴重な子供時代が、無駄になってしまいます。

継続する情熱が必要

スポーツなどでは、練習量を増やすことが必勝法であることは間違いないです。では、練習量を増やしましょうということになるのですが、そう簡単ではありません。習う本人に情熱がないと、続かないからです。

情熱は何から生まれるのかというと、「好きだから」というところが大きいと感じてます。

そして、なぜ好きかというと、「得意だから」という人が多いでしょう。なぜ得意なのかというと、「たくさん練習したから」

そして、なぜたくさん練習したからというと、「好きだから」と……。情熱の形成は、サイクルから生まれると考えています。

きっかけはどこでも良いですが、単純に練習量を増やしてみることは、効果的です。練習よって、ちょっとでも上手くなれば、もっと上手くなりたいという欲望が生まれます。情熱を傾けられる種目に出会えれば、実力は一気に高まります。

好きなものに出会うには

しかし、練習量を増やしても、なかなか上達しない場合もあるでしょう。情熱を傾けられるものに、どうやったら出会えるか? これはもう、下手な鉄砲の話ではありませんが、とにかく多くの種目を体験してみるしかないです。

学校の授業だけでなく、公園で遊んだり、地域のイベントに参加したりして、できるだけチャンスを広げることが大切です。特に親の無知は、子供の可能性を狭めてしまいます。

子供が自発的にやりたいと言うものは、積極的にチャレンジさせましょう。なるべく間口を広げておきましょう。

当記事は、成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方を読みながら、考えたことを元に書きました。

【参考】

今日のわかった

我が子にもっと向いているものが、世の中にあるのではないか?という不安はありますが、全部網羅することはできません。巡り合わせは大切にしていきたいです。

読書2016教育論
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