ビジネスの始め方

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新年を迎え、今年こそ新しいビジネスを始めて、独立起業をしたいと考えている人は多いでしょう。

しかし、どこにでもあるようなビジネスを始めてみても、競争に巻き込まれて利益が上がりません。

ビジネスを始める前に、何を考えれば良いのでしょうか?

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儲けは考えない

多くの人がまず考えることは「お金がたくさん儲かる商売はなにかな?」です。まあ、そうですよね。この発想には、致命的な問題点があります。

誰でもすぐに思いつきそうな「儲かる商売」は、ほとんどの場合、超激戦市場だからです。

例えば「本のせどり」を考えてみましょう。ブックオフで掘り出し本を探しだして、高値で売るのが必勝法です。しかし、そんなに上手くいくのでしょうか?

100円コーナーに希少本が常にたくさん置いてあるわけではありません。同じようにせどりをしているライバルも多いです。

そんなに儲かるのなら、ブックオフ自体が貴重本をチャッチして販売する仕組みを作ってしまうかもしれません。

競争は激しいです。

解決すべき問題を探す

お金儲けは考えず、日々の仕事や生活の中で直面した、困ったこと、不便なことに目を向けてみましょう。Googleで検索して、解決策が見つからなければ、自分で解決策を作り出すことで、ビジネスになります。

多くのビジネスが、日常のちょっとした気づきから生まれています。チャンスはもうないなんてことはありません。技術革新によって社会や生活は少しずつ進歩して変化しているからです。進歩する過程では色々不具合が出てくるものです。

いきなり突拍子もないアイデアが出てくるわけがありません。ビジネスのタネは、常に自分の身の回りにあるのです。

自分が解決すべき問題さえ見つかれば、成功は80%達成したようなものです。子供の頃から「問題を解く」訓練を続けてきた日本人の得意分野です。色々な可能性を試して、力ずくで解決してしまえばよいのです。

結局、一番難しいのは、問題を解くことではなく「解くべき問題を創りだす」ことなのです。

もし、革命的な技術革新が必要で、問題が100%解決しない場合は、一旦中断します。そして、技術革新が来るのを待てば良いのです。技術革新が起きれば、その瞬間にアガリです。

収益化は後から付いてくる

お金を稼ぐ以前に、人が利用してくれる商品やサービスを開発しないことには、話は始まりません。人々が使わない、売れない商品に利益は発生しないのです。まずは、革新的な問題解決をして、便利なものを生み出すことです。

問題解決が革新的なものであれば、収益化は後から付いてきます。Googleも収益化は後から付いてきました。革新的な検索技術を逆利用した広告システムは、今や新聞等のメディアを圧倒する程の規模を持っています。

競争の激しいレッドオーシャンの市場で、疲弊しながら利益を削り取るよりも、独自の問題解決でニッチ市場を独占して、収益化をするほうが、発展性があるのは明らかです。

DoよりBe しかし……

ビジネスでは、何をすべきかより「まず、どうあるべきか」が大切と言われています。

ミッションやビジョンといったものです。明確なミッションを持った企業やビジネスは確かに強いです。

しかし、ミッションが無ければ、何もできない、始められないというわけではありません。

「どうあるべきか」は、日々の業務の中で、紡ぎ上げていくものだからです。一日二日で出来上がるものではなく、数年以上かけて醸造されていくものです。

まずは、目の前の問題を全力で解決していく。その過程で、信念やミッションが出来上がっていけば良いのです。

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小さく始める

近年は、インターネットやインフラの普及によって、個人でも世界中に情報を発信したり、連絡したり、品物を届けることが可能です。

大規模な設備を購入しなくても、設備を貸してくれたり、代わりに作ってくれるところは見つかります。

いきなり会社をやめて、ビジネスを始めるのは止めましょう。お金が貯まるまで起業を待つのもやめましょう。アイデアがあるのなら、今すぐ始めましょう。

その代わり「小さく」はじめましょう。手持ちの資金で始める方法はあるはずです。小さく始めて、都度調整していくのが、最近の流行りです。スピード勝負です。

インターネットを活用しましょう。ホームページやブログで自分のサービスをアピールしましょう。あなたのアイデアを求めている人は、世界中に必ずいるはずです。

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当記事は、ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるかを読んで、インスパイアされたことを書いてみました。良い本です。

今日のわかった

今年こそ、新しいサービスを立ち上げたいと考えているので、原理原則的なものをまとめてみました。

頑張るぞ!

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