日常の中から面白いコトを見つけ出す技術

秋元康さんといえば、とんねるずやおニャン子クラブ、AKB48のプロデュースを手がける超トップクリエイターです。

秋元康の仕事学

面白い企画を作るために、特別なことは必要ありません。日々の生活の中の気づきを、記憶の「リュックサック」にドンドン入れて組み合わせていくだけだけです。ブログ更新にも通じる素晴らしい内容でした。


Tomatos / Hyougushi

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面白いことは日々の生活の中にある

企画のネタというのは、実は日常の中にあるのです。

つまり、特別なことをしてしまうと逆に見えなくなってしまうんですね。

面白いことは、いつもと違うことをしないと得られないわけではありません。景勝地を旅行しなくても、近所の道端に咲く花に美しさを見つけることはできます。私は、日々の生活の中から面白いことを発見して、面白おかしく話せる人に憧れます。

僕はこういった話は「幸せ」にも置き換えられることだと思います。

幸せに暮らせるかどうかは、日常の中に幸せだと思えるネタを多く見つけられるか、何も面白いことがないと思うかの差なんですね。

そう考えると、食材に気づく力というのは、決してクリエイターだけに必要なものではないのです。

日々の生活の中から、面白いことを見つけられるかどうかは、「幸せに暮らせるかどうか」と同じ意味だと思います。個人的には、年に一度海外旅行で楽しんで、それ以外は楽しみが無い人生よりも、毎日家庭菜園に水をやりながら、野菜の生長を毎日楽しむ人生の方が幸せに感じます。


If life seems like an uphill climb, just shake those spider webs and come out of your shell! / biggertree

嫌われる勇気を持つ

嫌われる勇気を持たないと優れた企画は生まれないのです。

「こんなのはだめだ」「こんなの当たるわけがない」といわれて当然なんですよ。

むしろ、みんなが「いいんじゃないの?」という平均点の企画ほどつまらないものはないんですよ。

秋元さんに限らず、いわゆる「成功者」の人たちは必ず「嫌われるぐらいの方がよい」と言います。これはもう真理と言っても良いかもしれません。つまり、成功する人は、裏で辛い思いをしてきているということです。

誰にも好かれる企画を作ろうとすると、エッジが効いていない、つまらないものになってしまいます。エッジを効かせると、熱狂的なファンが生まれるけど、逆に良く思わない人も出てきます。

「嫌いも好きのうち」と言われるように、最悪な反応は「無関心」です。無視されて相手にされないくらいであれば、徹底的に嫌われるくらいのほうが、熱狂的なファンは増えます。アンチの存在が、ファンへの感謝の気持ちをより高めてくれるのです。

楽観主義

だって、この犬のウンコを踏む確率、すごくないですか。僕がニューヨークにいようと思えば、このフンは風化していったわけですよ。

僕が友達に電話をしていたら友達が迎えに来て、いつものホテルに連れて行ってくれたんですよ。

それに、ちょっと時間がずれていて、犬がここを通る手前だったら、踏んでいないわけですから。

すべてが重なって、もう、たった一通りしかない、このウンコを踏む確率に、僕はしばらく感動して本当に動けなかったですよ。

楽観主義の本質とは、日々の生活の中から面白いことをひねり出すことです。実は、「失敗談」は、人に話す面白ネタとして、最高の材料です。

なにか失敗しても「こうすれば失敗することがわかった!」と切り替えて、人に面白おかしく話せるようになれば、良い人生になると思います。ロスで犬のフンを踏んだ秋元さんの話は、最高すぎますがw


台東森林公園 / Master 心道

ブログ更新で、日々の楽しみを探す

秋元さんの場合、色々な企画のアイデアを、日々見た景色や会話から得るように意識されています。我々一般人でも、定期的にブログを更新したり、ツイッターなどでつぶやいている人は、「なにかネタはないか」と、意識するようになります。ブログやソーシャルメディアで、情報を発信することで、面白いことを発見する能力を高めていけるのです。

本書にも「会議に参加している人達の水の減り方の違いが、個々の人生を映し出しているかも」みたいな話がありましたが、目に入った、ちょっとしたネタから、面白い部分をひねり出せるようになると、話題の幅が広がって、人生楽しくなります。直接自分の仕事に繋がらなくても、話題をたくさん持っておくと、周囲とのコミュニケーションに役立つと思います。

今日のわかった

当ブログ「わかったブログ」は、日々の生活から得た気づきを記録するブログです。秋元さんの「面白いことは日々の生活の中にある」という考え方に共感しました!

読書2011
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