無印良品がユニクロよりも世界で成功している理由

無印良品がフランスで人気らしいという話しを、以前テレビで見ました。

ところが、ユニクロが外国で成功しているという話しは、聞いたことがありあません。イギリスのロンドン店は大失敗したとか?(*)

無印良品とユニクロ、何が違うのでしょうか?個人的な見解をまとめてみました。

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ファーストフード

ユニクロは「衣料品のファーストフード」というイメージがあります。リーズナブルで、美味しくて、便利みたいな。デザインも原色系から、シックなものまで、幅広く揃っています。

私のように、服装に頓着がない人には、最高のお店です。あまり考えなくても、とりあえず無難な服を選んでひとまわりすれば、そこそこコーディネイトできます。

メニューがしっかりしていて、あまり悩まずにオーダーできる感じは、ファーストフードそのものだなと思いました。

でも、日本発のファーストフードが世界で成功した例って、ありましたっけ?


中央通りの娘たち / fukapon

地方の女子高生

一方、無印良品は「地方の公立高校の女子高生」というイメージがあります。

地方の公立高校の女子高生の制服って、何十年も前から同じデザインの紺のブレザーとか多いですよね。はっきり言って地味です。

でも、女子高生たちは、他のアイテムを取り入れたりして、可愛く着こなしているんですよね。元々がシンプルな分、色々工夫のしようがあるのでしょう。

無印良品の商品は、飾らないシンプルデザインと、過不足のない機能、適正な価格が魅力です。店内はシンプルで、商品自体もアピールしてくる感じではありません。商品というより、「素材」という感じです。

よって、お客さんが「これはどこで、どういうシチュエーションで使おうか?」と、想像力を働かせやすいのかなと。自分で工夫する余地が残されていて、自分で色々考えることが楽しいのだと思います。


vive la france / TheAlieness GiselaGiardino23

無印も女子高生も「日本的」

フランスは「芸術の都パリ」と呼ばれる首都を持つ国です。徹底的にシンプルで、使い道はお客さんにお任せ的なスタンスが、国民が持っているセンスに火をつけたのかもしれません。

フランスでは、日本文化ブームが起きています。人気の日本漫画を通して、制服を細かく着こなす日本の女子高生の様子も伝わっているはずです。そうした、こだわり文化のようなものがじわじわ浸透していて、フランス人を無意識のうちに、無印良品に足を向かわせているのかもしれません。

先日たまたま立ち寄った無印良品の、店内を見て周りながら、そんなことを考えました。無印良品は楽しいですね。

* 世界各国でのユニクロの状況を良く知らないので、誤解があるかもしれません。

今日のわかった

無印良品のショップの中に、カフェがありました。まさか、店内で売っている商品を調理して出しているわけじゃないよね^^

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