Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング


これからは「個人」の時代になっていくのは間違いないでしょう。アジア新興国の人材との競争が始まっています。自分の専門性とスキルの高さをうまくアピールしていくために、セルフブランディングは不可欠です。

Facebook×Twitterで実践するセルフブランディング

スキルを持っているだけなく、スキルをアピールする能力も必要です。自分ができること、得意なことを整理して、自己ポテンシャルを最大限に発揮できる環境を手に入れましょう。


Man In The Mirror / kozumel

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なぜセルフブランディング?

セルフブランディングの技術というのは、別の視点からみれば「個人が自分らしさを発揮するための技術」とも言えます。

そして、その「自分らしさ」に価値を生み出すための技術でもあります。

その技術の先には、「自分らしい」生き方が待っているでしょう。

リストラが日常的に行われるようになると、収入を得る先が一つの企業であることは、リスクが高いといわざるを得ません。仕事がなくなっても新しい仕事に就ける、あるいは自分で仕事を生み出せる力、それが「セルフブランディング」です。

セルフブランディングで重要なことは、「なりたい理想の姿」を明確にしておくことです。人間はすべてを一人でこなすことはできません。選択と集中で専門性を際立たせて、自分の力を最大限に発揮させることが重要になります。

「なりたい理想の姿」は、自分が本当に好きなこと、やりたいことである必要があります。人間は好きなことをやっているときは、疲れを知りません。寝る時間も惜しんで、没頭できます。やる気、目指す姿、環境のすべてのベクトルを束ねて方向を揃えることで、無駄なく、効果的にブランドを蓄積していくことができるのです。

Controlling IT Costs; Enterprise Architecture (EA) strategy, a shared lexicon, and enforced change / Wonderlane

ソーシャルメディア×ブログ

FacebookとTwitterなどのソーシャルメディアは、セルフブランディングにおいて有効なツールです。しかし、ソーシャルメディア上では情報はどんどん流れていってしまうため、ブランドの拡散には力を発揮しますが、ブランドストック(蓄積)には不向きです。

ブログのエントリーが自分の価値観の履歴書になります。情報発信全般に言えることですが、こうしたネット上に蓄積されるものは、他の人が自分のことを判断する材料になりえます。

そこで登場するのが「ブログ」です。カテゴリーやタグによって過去記事を整理できるため、過去の活動を蓄積できます。検索によって、特定のテーマについての記事を探すことができます。長い間更新を続けているブログはごまかしが効きません。書き手の人間性もにじみ出てくるため、いわば「ネットの履歴書」になります。

ソーシャルメディアと違って、ブログはデザインのカスタマイズの自由度が大きいため、より効果的に自分をアピールすることができます。まさに自分の家のような感覚です。

自分の価値をネット上に蓄積していくのを当たり前に考え、実際にそれを実行していくように変化させていくことです。また単に蓄積するだけではなく、それをソーシャルメディアに流していくことも必要です。

ソーシャルメディアは、記事をネット上に広げていく「拡声器」のようなものと考えたほうがしっくりきます。ソーシャルメディアでセルフブランディングをしようと思うのであれば、情報の生成、蓄積ができる「ブログ」の存在は不可欠です。


365 Days (3) / 30 Years Old: Day 1 / go ask alice . . .

ソーシャルメディアによるブランディングの注意点

セルフブランディングは「自分を良く見せる」技術ではありません。あくまで「自分を伝える技術」です

ソーシャルメディアをこれからずっと活用していこうと思うのであれば、「真摯」な姿勢を貫き通すことが重要です。ソーシャル時代において、不誠実な行動を取った人間は、必ず駆逐されます。なぜなら、他人の悪行は、ソーシャルメディアの格好の話題となるからです。あっという間に噂は広がります。

セルフブランディングは自分のポテンシャルを最大限に発揮する環境を作ることが目的です。嘘や無理な背伸びで、自由に動けなくなってしまっては、元も子もありません。過去の履歴は検索できるため、一度の失敗でも、一生付いて回ることになります。慎重な行動が必要です。


Love Thyself / lazlozian

情報から「人」へ

これは、ネットの利用法が情報を探す場所から人を探す場所へと変化してきているということです。

これだけ情報量が増えてくると、情報の取捨選択をしなければなりません。我々は、情報を調べつつ、「信用できる情報発信者」を探しています。ソーシャルメディアは、まさに「人」を探して繋がるシステムです。これからは、情報ではなくて、情報の発信元の信用がより重要になってきます。これからは、情報発信者の身元もよりオープンにならざるを得ないでしょう。

自分のやりたいことを追求することはできても、それを応援してくれる人を見つけるのは難しかったはずです。そんな環境でなにかを続けていくのは精神的にも辛いものがあります。

そういう意味で個人が「自分らしく」生きていくにはあまり適さない社会でした。これから先には今までとは違った風景が広がっているはずです。

個人を晒すリスクは大きくなりますが、その分メリットもあります。これまでは物理的な距離が短い範囲でしかできなかったビジネスやクリエイティブ活動が、ソーシャルメディア上で拡大することができます。近所に支援者が居ない人でも、活動の内容が正しいものであれば、全国・全世界で活動すれば、共感してくれる人の数は、かなりのマスになるはずです。個人で好きなことを仕事にしても、食べていける土壌ができつつあるのです。

ソーシャルメディアにおいてもある程度の「先行者利益」は存在します。本当に好きなことを始めるときのために、今のうちからツイッターやフェイスブック、ブログを開始して、ホームベースを作っておくことをお勧めします。


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激動の2011年が半年経って

セルフブランディングにおいて伝えていくものは三つあります。その三つは「歴史・技術・価値観」です。これをもう少し噛み砕くと、

「何をしてきたのか」
「今何をしているのか・何ができるのか」
「これからどうしたいのか・何がしたいのか」

ちょうど2011年も半年が終わろうとしています。本書にある「自分のブランドの見つけ方」の作業を、実践してみました。自分の興味ポイントを探る「人生の貴重な瞬間100選リスト」の作成と、「自分の強みの確認」、そして、「将来の姿を思い描く」作業です。人生のたな卸しです

特に、「人生の貴重な瞬間100選リスト」の作成は、難航しました。30個くらいまでは、スイスイ書き出せたのですが、そこからがきつかったです。ブレストと同じように、悩み始めてからが本当の勝負です。本当の自分が炙り出されていくと考えて、なんとかやり遂げました。

私の場合は、ウェブサービスやブログ運営に関する項目が多く上がりました。ウェブは本業なので当たり前です。他には、ライフハック系やスポーツの項目が多かったです。

当ブログのDsecriptionを一部変更しました。これからは、「全国のブロガーを応援する」をミッションとして、今後は活動していきます。当ブログ「わかったブログ」と、ヨメレバカエレバのブログパーツ運営を核にして、様々な活動をしていきたいです。

今日のわかった

2011年は折り返しです。3月に震災があって、世の中が変わってしまいました。年初に立てた目標を見直しするにはちょうど良いタイミングだと思います。

読書2011
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