「ためしてガッテン」がダイエット食品会社を潰しにかかってる件

Riots not Diets
Riots not Diets / gaelx

先日1/5に放映された、「ためしてガッテン・決定版!こんな簡単にやせちゃいましたSP!」の内容が、秀逸でした。

ダイエットに必要なのは「正しい知識」です。ダイエット食品や、ダイエット専用の運動器具などは必要ないことがわかりました。

スポンサーリンク

食べる量を減らすと、お腹が減らなくなる

衝撃的な内容でした。お腹が減ることを恐れてたくさん食べると、逆にお腹が減りやすくなるとのことです。

食事をたくさん摂ると、血糖値が急上昇します。体はインシュリンを大量に分泌して血糖値を下げようとします。

この「血糖値の低下」に脳が反応して「空腹感」がうまれます。血糖値の下げ幅が大きいと、脳が強く反応して、強い空腹感を感じてしまうのです。

逆に、食事の量を減らしたほうが、血糖値の変化が小さいため、空腹感が弱くなり、耐えられるレベルになります。「胃が縮む」とはまさにこのことです。

私も夕食の白米を半分に減らす方法で、一月半で6kgやせました。食事の量を減らしても、お腹が減りぐあいは変わりませんでしたので、実感としてわかります。


ダッシュ / HIRAOKA,Yasunobu

お腹が減ったら、その場で足ふみダッシュ!

小腹が減ってきたら、少量の食べ物を口にして、血糖値を上げてあげれば、空腹感は収まります。理由は前述の通りです。

実は、食べものを口にすること以外にも、血糖値を上げる方法があります。運動すると、肝臓に蓄えられた糖分が血液中に排出されて、血糖値を上げることができます。

運動は何でもよいので、その場で足ふみダッシュでもOKです。血糖値があがって、空腹感を抑えられます。これなら「ちょっとだけ」といって食べ過ぎてしまう心配はありません。

運動は、食後よりも食前に行ったほうが、ダイエットには効果的なのだそうです。「せっかく運動したのに、たくさん食べてしまってはもったいない」という、心理的効果も期待できます。私も朝食前にジョギングしますが、言われてみると、ジョギング後は、確かに、そんなにお腹が減っていない気がします。


Healthy Delights! / williamcho

ダイエット食品なんて、必要ない

おからクッキーやこんにゃくゼリーなどのダイエット用の食品が、たくさん売られています。低カロリーでお腹を満たすものが多いです。

ダイエット食品には重大な欠点があります。それは、ダイエット食品に頼って体重をへらすと、その後もずっとダイエット食品を食べ続けないければならないということです。

せっかく痩せても、ダイエット食品の購入をやめたら、またもとの体重に戻ってしまいます。

上記の方法は、何か特別な準備が必要なわけではありません。食事の量を半分にして、お腹がすいたら、その場で足ふみダッシュをするだけです。

ダイエットとは、その後一生習慣化できることでないと、続きません。特別なことをするのではなくて、自分の生活の中でやりくりできることを考えることが、重要だと思います。


Food Journal / o5com

知っておいて損はないダイエット知識集

上記の他にも、ダイエットに役立つ情報がたくさん紹介されていたので、かいつまんで紹介します。

・基礎代謝は筋トレしても上昇しない

よく、筋肉をつけると基礎代謝が上昇して、痩せやすくなるといわれますが、ご飯お茶碗半分のカロリー(80Kcal)を基礎代謝で消費しようとすると、2.8kgの筋肉が必要なのだそうです。2.8kgの筋肉を増やすのは、なかなか大変です。そもそも、基礎代謝のうち筋肉が消費する割合は21.6%なのだそうです(脳が19.9% 内臓が58.5%)

むしろ、歩いたり、掃除をしたりといった「行動代謝」の方が、カロリー消費が大きいので、日ごろからマメに行動できるかどうかの方が大きいのです。

・バナナダイエットは存在しない

バナナやりんごなどを朝食に食べるダイエットは、いつの時代もある有名なダイエット方法ですが、科学的な根拠があるわけではないそうです。それでも、「ダイエットするぞ!」という気になることで、日ごろの食生活に気を使うようになって、結果的にダイエットの結びつくことは少なくないとか。

つまり、ダイエットを意識できるものであれば、何でもよいそうです。特に、毎日体重を記録することは、ダイエットの意識アップに直結するので、オススメです。私も毎朝起きたらすぐに体重を計って「ああ、昨日は食べ過ぎたかな?」とか反省しています。

・部分痩せはできるけど、順番が決まっている

体の脂肪は、落ちる順番が決まっているそうです

  1. 肝臓
  2. 内臓脂肪(おなか)
  3. 皮下脂肪(二の腕・太もも)

よって、二の腕の脂肪は、肝臓と内臓の脂肪が落ちてからでないと落ちません。ちょっと運動をやって、全然変化がないとあきらめずに、ダイエットを続けることが必要です。私も5kg太って、5kg痩せましたが、一番変化があった部分は「お腹」でした。

【参考】

ためしてガッテン・決定版!こんな簡単にやせちゃいましたSP!

今日のわかった

自分が行っているダイエット方法は、そんなに間違っていないということがわかって安心しました。

ダイエット食品を購入する必要性はなさそうです。

炭水化物・糖質制限ダイエット
スポンサーリンク
当ブログの記事に共感していただけたら、また読みに来ていただけると嬉しいです。読んでくれる方の数が多くなると、更新するヤル気に繋がります(^^)
フォロー、ブックマークしていただけると、ブログ更新を見逃しません
わかったブログ

コメント

  1. 糖尿病に決定打!糖尿病の食事とサプリメント より:

    ダイエットの本当の姿・・・
    なんか、ダイエットにお金かけてたのがばからしくなりました(笑)
    でもビジネスとしては大きいんですよねぇ。
    ためしてガッテンって見たことないんですが、インスリンと血糖値となぜお腹が減るのかって関係を冷静にみれば、ダイエットってお金使わなくてもできるんですね。
    勉強になります。

  2. 手のひら先生 より:

    私も見ました。同感です。
    昔よくダイエット本が出てましたが、あれも出版社から話を持ち込まれた芸能人が、別の方法で痩せて効果を見せていました。一通り売れると、元の体型に戻っていましたね。タレントの・・・さん達。

  3. 宮短の日々 より:

    [日記][余談]講義がないので…ダイエット話
     今日は講義がなく、会議が夕方あるだけなので研究室で論文を書いたり事務仕事をしたりしています。  合間にネットでいろいろと情報を仕入れていたら、「「ため…

  4. まっくろくろすけ より:

    こんばんは~

    ツイッターでつぶやかれていたリンクをたどってここにきました。

    読んでいくにしたがって
    「なるほどオイラにもよく当てはまるなと感じました」

    ということでこの記事をリンクさせてもらってよろしいでしょうか??
    なにとぞよろしくお願いします。

  5. 774 より:

    全体的に派手さはないがすごくまともなことを言ってましたよね
    すごく納得出来た特集でした

  6. CNneta より:

    同感です!そして、ダイエットをするときはやはりダイエットを目的としてはダメだと思う!例えば、ランニングと野菜食べは体健康と思って、

  7. Demence/Cup より:

    気になったダイエットの話題
    「ためしてガッテン」がダイエット食品会社を潰しにかかってる件
    https://www.wakatta-blog.com/post_545.html


  8. キャリア・コンシャスネス より:

    結局最後はダイエットの思想に行き着いた
    短期的な努力では、ただ直後の目先の事象しか変わらない。
    いわば、一夜漬けでテストの勉強をするみたいなものだ。
    高校の定期試験ではある程度の点数はとれる…

タイトルとURLをコピーしました