私が自分で「本の自炊」をしたくない理由

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最近、自炊代行業者に対して、作家や出版社が抗議しているという話を耳にしました。

作家・東野圭吾らスキャン業者を訴え 「裁断された本を見るのはツラい」

私は蔵書本が増えて保存スペースが不足してしまい、昨年から自炊代行業社に依頼して、電子化してもらう道を選びました。自炊代行が利用できなくなってしまうと、困ってしまいます。

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私が自分で自炊をしたくない理由

手持ちの蔵書を、自前のスキャナー・カッターを用意して自炊するとなると、5万円くらいの設備コストが発生します。現時点での自炊代行業者の料金は100円/冊くらいです。だったら、500冊以上自炊するのであれば、自前の設備を揃えたほうが得になるのでしょうか?

私が一年に読む本は100-150冊程度です。それらを自前で自炊すれば、3-5年で元が取れます。しかし、技術革新は目覚しいものがあります。ちょっと待てば、自炊に特化した高性能スキャナが登場しているかもしれません。そもそも、書籍をカットしてスキャンして、書籍を処分する作業自体がすごく面倒です。

私は自前で機器を購入する気にはなりません。現時点では、多少お金はかかっても、プロの自炊代行業者にお願いするのが、一番リーズナブルだと私は考えています。

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良い自炊と悪い自炊

「『自炊』は著作権法上の『私的複製』として認められていますが、専門業者による(まして大規模な)その代行は私的複製では到底ゆるされない」

として、訴えを起こした。訴えはスキャン行為の差し止めを求めるもので、損害賠償の請求は行っていない。

via: 作家・東野圭吾らスキャン業者を訴え 「裁断された本を見るのはツラい」

最近、出版社と有名著者が自炊代行業に警告して、自炊代行業者が業務を停止するケースが増えてきているそうです。

アマゾン等で購入した新品の書籍を直接自炊代行するサービスは、確かに問題があると思います。なぜなら、この方法だと、二冊目の注文からは、代行業者は新品の本を注文する必要がないからです。自炊代行料*書籍代がまるまる儲けとなります。代行業者の本当の狙いはここにあるのです。

ちなみにYoutubeも同じようなことを狙っています。アップロードされた動画は、クレームがあっても非表示にするだけで消去はしないそうです。近い将来に著作権法が改正された時に大きな利益を生む源泉になるからです。

手持ちの蔵書を自炊代行してもらう場合は、私は問題ないと思います。一度人の手に渡った書籍は、折り目があったり、マーカーがあったりして、完全な新品である保証がありません。第三者に売り出すためには、品質が確保できないからです。蔵書の自炊をお願いした人からも「自分の書き込みがある本のスキャンが出回っているのはどういうことだ」といったクレームが来る可能性があります。リスクが大きいのです。

よって私は、

  • 新品の本を自炊代行してもらうことはNG
  • 手持ちの蔵書の本を自炊代行してもらうことはOK

と、分けて考えたほうが良いと思います。

電子書籍市場を早く整備して欲しい

もちろん、上記の考え方も法律的にはグレーで、色々な意見があることはわかっています。そもそも著者から送られた電子データを紙に印刷して、それを再びスキャンして電子化するという「自炊」の作業は、ハッキリ言って無駄な行為です。長く続くはずがありません。数年後には間違いなく電子書籍の市場ができて、自炊をする必要はなくなっているはずです。それまでの間の場つなぎの話ですので、自炊について細かい議論をすることは時間の無駄です。

それにしても、大きなニーズが確実に存在することは分かっているのに、何で日本で電子書籍のマーケットが普及しないのでしょう? 音楽業界がiTuneにごっそり食われてしまったように、日本の出版社がグズグズしている間に、外国のサービスに電子書籍業界も食われてしまうかもしれないですね。

今日のわかった

私はGoodReaderというアプリを利用して、iPadで、スキャンした書籍を読んでいます。書き込みや付箋を自由にできるので、紙の書籍を読むのと同じような読み方が出来るので重宝しています。データは無料ストレージ「SugarSync」に保存してあります。

電子書籍が普及するには、強力なリーダーの整備も必要です。

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