古河はなももマラソン2016 満身創痍でプライベートベスト達成

去年に引き続き、古河はなももマラソンに出場してきました。タイムは3:08’10と先週の静岡マラソンより、2’27自己ベストを更新できました。

2週連続のレースで体調は風邪気味。右太ももに肉離れの痛みも残り、史上最低のコンディションでした。でも、終わってみたらプライベートベスト。

マラソンも人生は、何がどう転ぶかわかりません。

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中一週間のメニュー

静岡マラソン後、2日間は5kmほど軽くジョグ。その後2日休足して、金曜日は3kmジョグ再開。前日は2km走った後に100m流しを4本走って、新幹線で大宮へ。当日は大宮発の始発で、古河入りしました。

2日目のジョグ中に足裏が張り裂けそうな感覚を覚えました。やっちゃったかな?と思いましたが、レース当日は問題なかったです。前日の流しは体のあちこちが痛くて体が重く、本当に明日走れるのだろうか?と思いました。

レース展望

体が重く、右太ももの肉離れの痛みもあったので、入りは4’15/km以上は上げずじっくり。10km以降、体の重さが取れて、覚醒してきたらサブスリーペースへビルドアップと考えていました。今回のコンディションではこれが精一杯です。

最高気温が9℃との予報で、足が攣ることはないかなと。できるだけ粘って、失速を遅らせれば、プライベートベスト更新できそう。そんな思いを持っていました。

レースレポート

去年と同じようにスタート一時間前にロッカーに荷物を預けて、そのままトイレの列に。9:20頃に用を済ませた後は、スタート地点近くのセブンイレブンへ。靴紐を調整しながら、店の前を軽く走った後は店内で待ちました。

スタート15分前に、Cゾーンへ到着。風は弱くて寒さはあまり感じない。静岡市指定のゴミ袋を被ってました。寒い日のレースはこれが一番。オープニングセレモニーでは松野明美さんが登場。なんとフルマラソンをキロ4分で走るつもりだとか! ついて行けば、サブスリーできるかな?

スタートロスは15秒。走り始めるも周りが明らかに遅い! いきなり5分/kmくらいで入ってるオジサンがいる。みなさん申告タイムを盛りすぎだよーと思いつつ、無理してもしょうがないので流れに身を任せる。案の定スタート1kmは4’36。大通りに出てから道幅が広がってペースアップ。

古河はなももマラソンは折り返しが多い。合計5つあります。スライド部が多く、ランナー同士でエールを送りあえます。スタートとゴールが同じ地点なので、風の影響もキャンセルされやすく、フラットなコースなので、タイムを出すにはうってつけのレースです。

5kmでひとつ目の折り返し。6kmくらいでようやく給水。かぶっていたゴミ袋もここで捨てました。ひんやり体が冷える。どれどれ、少しペースを上げてみようと試みるも、4’15/km以上に上がらない。右太ももに痛みがあり、体全体にキレがなかったです。前半は弱い向かい風だったこともあって、今日はサブスリーは無理だなと。目標をサブ190(3時間10分切り)の自己ベスト更新に切り替える。

4’20/km前後であればキープできたので、そのままハーフ地点まで。途中16kmくらいで前方に女性ランナーが。しかもスライドするランナーに手を振り続けてる!松野明美さんでした。げー!マジで走っている!しばらく追走して、フォームを観させてもらいました。無駄のない軽やかな走り。トップランナーとは、こういうことなんだなと思いました。抜き際にしばらく並走して、挨拶させていただきました。

ハーフ地点ぐらいから、両足が重くなり始める。静岡マラソンより早い。先週の二の舞いか?と不安がよぎる。ここで去年も摂取したコムレケアを投入。塩熱サプリも摂取。メダリストも10km毎に飲んできた。給水も毎回とった。やれることはすべてやって、とにかくもう半分を粘っていこうと覚悟しました。

静岡Mと同じなら25km付近でふくらはぎがピクピクしてくるはずです。恐る恐る25km地点を通過しても、脚は重いけど攣ってはきていない。サプリが効いたのと、この日は気温が低く、発汗が少なかったのも大きいと感じました。静岡マラソン後の超回復で筋力に耐性が増したこともありそうです。

しかし、まだ余談は許しません。去年は35kmでガクッとペースダウンしました。ペースを緩めるとガクッと落ちそうだったので、自分よりちょっと早いランナーを追走して、ペースダウンしないよう意識しました。

30km過ぎの最後の折り返しを通過して一区切り。あとはゴールまで走るだけです。マラソンは30kmからが本番です。このコースレイアウトは良いと思いました。

ペースは確実に落ちていきました。30kmまでは4’20/km台のキープがやっと。30-35kmは4’30/km台に突入。35-40kmは4’40/kmまで落ちました。35kmでカフェインショッツを投入。口に含んだ瞬間に少し脚が軽くなりましたが、ペースダウンは止まらず。サブ190もギリギリになってきました。

ところが、39kmくらいから急に脚が軽くなりました。マラソンの神様がくれたチャンスだと思いました。実際には、脳がゴールを意識し始めたのでしょう。元気になってペースアップ。4’30/km台までラップが回復しました

41km地点に到着。頑張れば3時間7分台行けるかな? ラストのトラック400mを必死に追い込みましたが、ちょっと遅かったです。3:08’10でガッツポーズでフィニッシュ!

今回はゴール後も給水しながらトラック内でしばらく脚を動かして、足攣りを防止しました。この日は寒かった。体育館に戻ると、去年よりランナーが多い気がしました。実力ランナーがタイムを狙いに全国から集まってきている感がありました。

ガタガタ震えながら着替えを済ませてようやく暖かくなって落ち着きました。

反省

静岡マラソンの後に去来したのは「サブスリーじゃなくて、3時間5分くらいを目指していれば、もっと良いタイムが出たのではないか?」という思いでした。12月から3カ月、私なりに時間と体力をかけて、厳しいトレーニングをしてきました。その結果がたった21秒プライベートベスト更新?! 悔しさが残るレースでした。

しかし、今回古河はなももマラソンで、コンディションはイマイチながらも、プライベートベストを2分27秒更新。昨シーズンから比較すると、2分48秒の更新です。もっとできたのかもしれませんが、満足しています。

マラソン連戦は体調管理が難しいです。今回のようにいつもうまくハマるとは思いません。2レースを一つのレースとして考えたほうが良いでしょう。1レース目をステップレースとして、2レース目を本命にしたり、1レース目は突っ込んで、2レース目は抑えに走る。私のようにダメージを2レース目に残さないことが大切だと感じました。

古河はなももマラソンは、タイムを出すにはうってつけのレースです。コースはフラット。沿道の応援も多く、力になります。スライドが多いことも魅力です。カレンダーを見ると来年も静岡Mと古河ははももマラソンは連戦の見込み。また挑戦するかもしれません。

大会関係者みなさん、ボランティアの方々、沿道で応援してくれた人たち、そして、一緒にゴールを目指したすべてのランナーに感謝します。

【ラップ】

0-5km 4’36-15-18-24-18 21’57
5-10km 4’18-16-18-16-18 21’31
10-15km 4’20-16-20-20-18 21’41
15-20km 4’20-18-16-20-24 21’50
20-25km 4’24-28-28-20-24 22’12
25-30km 4’28-26-24-24-26 22’22
30-35km 4’34-26-28-32-34 22’48
35-40km 4’48-43-36-43-40 23’41
40-Goal 4’34-39-11 10’07

中間点 1:31’51
後半 1:36’18

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