「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」から学ぶ7つの仕事術リスト

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新入社員として企業へ入社した1997年当時は、ビジネスシーンでの立振舞い方は、周りを見よう見まねで覚えていくしかありませんでした。

現在ではビジネスの基本は、ビジネス書でコンパクトに学ぶことができます。

99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ

何を学ぶにも、まずは全体の概要を把握してから、各論にあたっていくと効率的です。若かりし頃に、本書を読めれば、もっと早い段階で、効率的に仕事をハンドリングできるようになったのにと思います。

当時の経験も交えて、会社で生き抜くために有効だと思う処世術を7つピックアップして紹介します。

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1.聞かれたことに答える

ビジネスの基本は、義理人情ではありません。誰もが納得する論理的で明快な道筋です。関わるメンバー全員が納得して進んでいけないと、組織として機能しません。

ビジネスの会話では、ノイズは必要ありません。「●●の件は問題なく進んでいるか?」と聞かれたら、まず答えるべきことは「進んでいる」「進んでいない」のどちらかです。聞かれたことに、明快に答えましょう。

顕在化していない不安があるのであれば、「今のところ順調に進んでいます。しかし、来週の●●の結果によっては、計画の変更が必要です」というような報告をします。

ビジネスでは「仕事をやり遂げる」ことが大前提です。出来ない理由を並べた報告に意味はありません。どんな状況になっても、やり遂げる道筋を考え続けましょう。

2.流れるように説明する

ビジネスシーンでは、「結論」から述べると、物事がスムーズに伝わります。樹木に例えると、まず幹の部分、つまり一番重要なことを述べて、その後に枝葉の部分となる、各論を述べていきます。

日本人は、結論の前に背景や理由の説明から入りやすいと言われています。日本語の構造が、主語・修飾語・述語だからです。ビジネスでは、主語・述語・修飾語の英語の構造で話すことを心がけましょう.

3.早め早めにチェックを受ける

7割ルールという言葉は覚えておくと良いでしょう。とにかく7割できた段階で、しかるべき人にチェックしてもらうのです。

ビジネスの状況は刻々と変化しています。早め早めに周りにチェックしてもらうことで、仕事の精度は格段に上がります。

4.ホワイトボードを使う

ただ漠然と会議をしていると、話が発散してしまいがちです。ホワイトボードに会議の目的と議題を記入して、話し合いのエッセンスと結論を書き込みながら進めましょう。必要があれば、表やグラフで話をまとめていくことも有効です。

ホワイトボードの書記をすることで、会議の進行を制御することができます。うまく話し合いの内容をまとめることができれば、周りからの信頼も上がるでしょう。

ちなみに、書いた内容はデジカメで写真に撮っておけば楽ちんです。

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5.他人の時間を奪わない

ビジネスで最も大罪は、他人の時間を奪うことです。時間は有限です。自分が失敗をしたために、関係者の家族との時間が減って、家庭不和が起きてしまうかもしれないのです。時間泥棒は大きな罪なのです。

ビジネスにおいて、無駄な仕事は絶対にしてはいけません。意味が無いと思えば、思い切って撤退する決断は重要です。

自分が一杯一杯で、周りの仕事の進行に迷惑をかけてしまいそうなときは、勇気を持って周りに助けてもらいましょう。

ビジネス上の判断基準として「他人の時間を奪わない」は、最優先です。

6.任せきる勇気を持つ

仕事は作業ごとにお願いするのではなく、丸ごと委譲します。でないと、部下は育ちません。責任も合わせて委譲することで、部下は本気になります。

上司がすべきことは、部下に仕事を丸投げしているようにみせかけて、進度状況をポイントを押さえてチェックすることです。気がついたことがあれば、逐一助言をして、部下が自分で気がついて修正していくようにコントロールします。成功体験を積み重ねることで、部下は大きな自信と実力を得ます。

7.ワークライフバランス

ワーライフバランスといっても、仕事がうまく行っていないのに、就業時間減らしてプライベートを充実させても、仕事が気になってしまって楽しめないのでは、本末転倒です。

本来のライフワークバランスは、時間で仕事とプライベートを分けるのではなくて、一日の中でオンオフの切り替えを繰り返すことだと思います。

旅行の移動中にノートパソコンで仕事のレポートを書いても良いでしょうし、仕事の途中で抜け出して、子供の授業参観に参加しても良いと思います。早朝の方が能率が上がるのであれば、早出をして仕事をして、午後は早めに切り上げても良いでしょう。

もちろん、すべての仕事で可能な訳ではありません。安全を管理するような仕事では、目の前の業務に集中する必要があります。可能な限り、仕事とプライベートを近接させて、いつも自然体で行動していくことが、これからの時代のワークライフバランスになると思います。

本書は出版社から献本いただきました。ありがとうございました!2ヶ月で15万部売れた、大ベストセラー本だそうです。

今日のわかった

本書にもありましたが、ホワイトボードを使いこなせる人は、確かに優秀な人が多かったですね。

逆にホワイトボードに積極的に書き込むことで、物事をまとめる力が養われることはあると思います。ホワイトボードの書記は、積極的に経験していきましょう。

読書2012
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