「有名になろう」と思わなければ、有名人にはなれない

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歌手や俳優、お笑い芸人といった「有名人」は、テレビ番組一本収録するだけで、高額なギャラを手にしている話は、誰もが耳にしたことがあるでしょう。

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書)

ゴールデンタイムのテレビ番組に出演するようなトップレベルの芸能人ではなく、自分の強い分野で、そこそこのポジションでメディアなどで紹介されるような「有名人ビジネス」に興味を持っている人は多いと思います。

やみくもにスタンドプレーに走るのではなく、本書の有名人になるための方法論を学んだ上で、チャレンジし続ければ、有名人になれる確率は上がるはずです。

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有名になることは怖いことではない

何事にもリスクとリターンは存在します。有名人になることで得られるメリットは大きなものでしょう。しかし、その代わりデメリットも必ず発生します。これは有名人だけに言えることでなく、ビジネスや投資、趣味、何にでも言えることです。成功の裏側には、必ずダークサイドが生まれます。

成功のスピードが速すぎると、自分の内面の成長が追いつかず、周りとの軋轢が生じる可能性があります。自己の成長に合わせて成功していくことが理想です。

しかし、成功とは一瞬のチャンスを掴むことでもあります。成功のチャンスは逃さず掴み取り、憂鬱になる部分は自分が成長しなければならない部分として受け止める。実力以上のチャンスを掴み、現状の自分とのギャップを埋めようと努力することで人は最も効果的に成長できるのかなと思います。

スルー力について

怒りのほぼ全ては、他人ではなく「自分」に原因があります。受け止め方次第で、人は自分の感情をコントロールできます。スルー力です。

スルー力を身につけるには、「箱の法則」が一番だと思います。自分が怒りを感じるということは、自己欺瞞の箱を被っている可能性が高い。つまり、自分にも多少の落ち度はあったということです。ネガティブコメントは、自分の悪い面を指摘してくれていると素直に認めて、自分の成長の糧にすればよいのです。

有名になろうと思わなければ有名にはなれない

バラエティなどのお仕事で、お笑い系の方といっしょになることがあります。

ロケ中の待ち時間、ロケバスの中などでいろいろな方に、「なぜブレークする芸人さんと、そうでない人がいるのか」という質問をすることにしています。

すると、答えはいつも同じです。

「どれくらい、芸人になりたいと思っているか」

via: P71

「思考は具現化する」という言葉があるように、人は「自分がなりたい姿」にしかなれないのです。人生はレストランと同じで、具体的にメニューを注文しないと、何も出てきません。具体的にイメージできる姿でないと、目指しようがないですよね。

野球を頑張って練習しないと、イチローのようにはなれません。ブログで有名になりたかったら、毎日面白い記事をポストし続けないと誰も目にも止まりません。知らない偉い人が、何も行動を起こさない人を引っ張り上げて、大スターにしてくれるような夢のような話は絶対に起きません

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消費されない生き方

一気にブレイクして多くのメディアに露出すると、飽きられてしまって、「終コン」となってしまう有名人は多いです。いわゆる一発屋といわれる人たちです。一度突き抜けて有名になってしまうと、ブームが過ぎても顔が知られているため「普通の人」に戻れず、不自由が残るそうです。一時の利益に対する代償としては大きいです。

バブルにならないためには、ブレイクしている時に、次の自分への投資を惜しまないことです。現行のポジションの周辺に関する経験や知識を身につけて、幅を広げ活躍の場を増やしていきながら、ソフトランディングを模索していきます。

沈まないけど、大きく浮上することもない、水面スレスレを航行するようなイメージ。自分にしかない強みを生かした「消費されない」ポジションにつくことが最終ゴールだと思います。

勝間さんは現在、メディアの露出を控えて、第二ステージを目指しているとのこと。目指すべき最終の着陸地点を探している時期なのかなと思いました。

ブログで有名になる

当ブログは、SEO偏重の水物ネットマーケティングに嫌気がして、もっと意味のあるネット集客手法はないだろうか?という思いから、ブログをマーケティングしたのがきっかけです。「ネットで有名になる」という明確な目標がありました。

マーケティングは、自分のためではなく、他人のため。「相手に何をしてあげられるか?」に意識を切り替えられるかにかかっています。自分の書いた記事が人の役に立つことに心から喜びを感じたとき、私の中に本当の意味での「サービス精神」が生まれました。

今では狙って更新するというよりは、純粋にブログを楽しんでいます。共感してくれる人が居てくれることに、喜びと感謝を感じながら、日々更新しています。

そこそこのアクセスがあるおかげで、記事に対する反響をもらえますし、良い情報を集めやすくなっています。人脈はかなり広がりました。ネガティブなコメントやツイートも目に入ってきますが、スルーする力も身につきました。地方で細々とブログを更新しているだけでも、かなりの恩恵を受けていると感じます。東京の有名人ビジネスは、想像を絶する世界なのかもしれません。

ブログのアクセスアップにも、一定の法則があります。一記事でもよいので、ソーシャルメディアを利用してアクセスを爆発させて、一気に読者を得ることが必勝法です。毎日更新することで確率を上げていきます。本書に紹介されている勝間さんのメディア戦略とも、本質は変わらないはずです。

これからも、読者さんが共感してくれる記事を静岡からポストし続けて、自分の語るべきことを探し続けていきたいです。そして、結果的に「有名人ビジネス」の一番端っこでも経験できたら良いかなと思います。

今日のわかった

失敗しないように着実に一歩一歩階段上がる、というより、分不相応でも背伸びをしたポジションに一気に上がってしまって、失敗しながらも足りない部分を学んでいく、泥臭い方法の方が面白いと思っています。

成功の反対は失敗ではありません。「何もしない」です。成功と失敗は紙一重。同じ種類のことです。

開発でも「チャンピオンデータ」を出すことが大切ですからね。理屈は後からつければよいのです。まずは事実を掴むことが大事。

読書2012
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