スキー検定2級を受験する前に知っておきたい知識

SAJスキー検定(バッジテスト)2級受験についてのまとめ。

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スキー検定2級のレベル

スピードを制御して、安定して確実に滑ってこれるレベル。必要なスピードはかなり遅い。

誰でも合格できそうな感じがするかもしれない。しかし、ぱっと見で「綺麗に滑っているな」と感じられるくらいの技量は、実際には必要だ。

日本スキー協会では、2級は「ゲレンデでの上級者」と位置づけている。

ちなみに、1級だと「メチャクチャ上手い」と唸られるぐらいのレベルになる。

スキー検定2級の種目と合格ライン

大回り、中回り、小回り、総合滑走の4種目
各種目の平均が100点中65点以上、合計260点以上で合格となる。※1級は平均70点で合格

ちなみに私は262点で合格だった。ギリギリの合格の様に見える。

しかし、実際の採点は、65点を基準にして、演技の内容によって得点がプラスマイナスされているようだ。

よって、1点とはいえ、10〜20点くらいの重みがある。

スキー検定2級の流れ

検定は午後からとなる。指定の時間までに受付を済ませておく。

2級でも午前中に事前講習を受講できる。初めて受験される方は参加することを強くお奨めする。実際の検定バーンを利用して、各種目の滑りを練習でき、アドバイスをもらえるからだ。※1級は必須

昼食をすませ、13時から検定開始。

私が受験した、ブランシュたかやまの場合、バーン上部の急斜面で大回り、バーン下部の緩斜面で中回り。

そして、もう一度リフトで上がって、急斜面で小回り、その下の中斜面〜緩斜面で総合滑走の順番だった。

各種目とも1級、2級の順に滑る。

1級受験者は上手い。滑りに見とれて、自分のペースを忘れないよう注意する。

検定に受かる滑り

2級はスピードは要らない。本当にゆっくりスピードを殺して滑ってくれば良い。

しかし、スピードを落とすといっても、実力が未熟なスキーヤーにありがちな、スキー板を斜面真下方向に横ずれさせまくった滑りではダメ。

テールを滑らかに押し出しながら、スキーを若干前に走らすような感じで、きれいな円弧を描く滑りが必要。

それでは減速が足りずに、どんどん暴走してしまう方は、ターン前半から積極的にスキーをスライドさせて、スキーを雪面に常にグリップさせていく意識を持つと良いだろう。

あわててターンを切り替えず、ニュートラル部を意識するとスムーズなターンになる。

検定に向けての意識

検定本番は、どうしても緊張して体が硬くなる。

色々意識しながら滑ろうとしても、忘れてしまう事が多い。

いつもの自分の滑りしかできないと思った方が良い。よそ行きの滑りは本番では通用しない。

普段から検定を意識した滑りをして、体に滑りを覚えこませておくことが重要だ。

頭の中に入れておく意識ポイントは、1個まで。多くて2個までにしておこう。

検定2級のためのスキー道具

・スキー板
特にこれという決まりは無い。デモ用やオールラウンドと称されているものであれば何でも良いと思う。
スピードは必要ないため、板の長さは短めで良い。身長から10〜15cm引いたくらい。

・ブーツ
ある程度スキーに慣れ親しんでいるのであれば、スキー靴はなるべくフレックスの硬いものを選んだほうが良いと思う。ターンで強い遠心力がかかっても、靴が踏ん張ってくれる。楽だし、安定する。

その代わり、足先でのごまかしが効かないため、良いフォームで滑らないと、エッジが引っかかって板が持っていかれたりするので注意。

私もかなり柔らかい靴を履いていたため、足元の踏ん張りが利かず、体が開いていた。

硬い靴に変えたら、フォームが強制された。ブーツは本当に重要だと思う。

さらに、上級者用のブーツは、自分の足の形に合わせて、靴の中を整形できるようになっている。

足が痛くならないので、初心者にも絶対にお奨め。

・ストック
何でも構わない。

長さは、ストックを突いて、ひじが90度になる長さがmax。最近はカービングターンが主流で、体勢を低くする傾向にあるので、それより50mmくらい短めが良いかも。

スキー靴&板を履くと、身長通常より高くなる。買う際は、その差を加味して選ぶこと。

SAJ 検定・資格

※私が参考にした教本
新・スキー検定1・2級合格マニュアル (DVD BOOKシリーズ)
検定の滑りの基本がみっちり書いてある。

今日のわかった

何ごとも、事前の準備で、8割がた勝負が決まる

スキー検定1級
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